はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
結婚相談所で活動していると、「なぜ交際が終わってしまったのか分からない」という声を多く聞きます。
- お互いに大きなトラブルがあったわけでもない
- 会話も普通にできていた
それでも、突然交際終了になる。
今回は、心理学的な理論よりも、仲人として数多くの現場を見てきた経験から、交際終了が起きる本当の理由をお話しします。
交際終了は「事件」ではなく「調整不足」で起きる
多くの方は、交際終了をネガティブな出来事として捉えます。
しかし実際には、重大な問題が原因で終わるケースは少数です。
ほとんどは、小さな違和感が積み重なり、修正されないまま時間が過ぎた結果です。
結婚相談所の交際は、恋愛感情よりも「現実のすり合わせ」が重要になります。
この調整ができないと、自然と終了に向かいます。
理由① 結婚の話題を避け続けてしまう
交際が始まると、楽しい時間を優先したくなるものです。
しかし、結婚相談所の交際では、結婚の話題を避けること自体がリスクになります。
- 将来の住まい
- 仕事の続け方
- 家族との関係
こうした話題を先延ばしにすると、「結婚のイメージが持てない」という理由で終了になります。
結婚相談所では、盛り上がっているかどうかより、具体性が重要です。
理由② 相手に合わせすぎて本音が見えない
特に30代~40代の女性に多いのが、「嫌われたくない」という気持ちから、相手に合わせすぎてしまうケースです。
一見すると、優しくて気遣いのできる人に見えます。
しかし、相手からすると「何を考えているのか分からない」と感じます。
結婚は、価値観の一致よりも、価値観の違いをどう扱うかが重要です。
本音が見えない相手とは、将来を描きにくくなります。
理由③ 判断基準が自分でも曖昧になっている
交際終了の理由を聞くと、「何か違う」という表現がよく出てきます。
これは、感覚的な問題ではありません。
本人の中で、結婚相手に求める軸が整理されていない状態です。
- 条件
- 感情
- 世間体
これらが混ざり合い、判断ができなくなっています。
結果として、「決め手がない」という理由で終了になります。
理由④ 交際のスピード感が合っていない
結婚相談所では、一定の期間で判断することが前提です。
しかし、気持ちの進み方には個人差があります。
- 一方は早く結論を出したい
- もう一方は、もう少し時間が欲しい
このズレを言葉にせず放置すると、交際終了につながります。
スピード感の違いは、相性の問題ではなく、調整の問題です。
理由⑤ 仲人をうまく使えていない
結婚相談所での交際は、当事者だけで完結しません。
仲人が間に入れることが、大きな特徴です。
しかし、「自分で何とかしなければ」と抱え込む方が少なくありません。
- 不安
- 迷い
- 違和感
これらを共有しないまま進めると、軌道修正ができません。
仲人を使わない交際は、結婚相談所の強みを活かしていない状態です。
理由⑥ 恋愛の延長で考えてしまう
結婚相談所の交際を、恋愛の延長として考えると失敗しやすくなります。
- ドキドキするか
- 盛り上がるか
- 頻繁に連絡が来るか
これらは結婚生活の安定とは必ずしも一致しません。
- 一緒に生活できるか
- 問題が起きたときに話し合えるか
この視点が欠けると、交際終了になります。
理由⑦ 過去の経験を基準にしてしまう
過去の恋愛や結婚経験は、無意識に判断基準になります。
- 「あの人よりは良い」
- 「前よりはマシ」
こうした比較は、現在の相手を正しく見ることを妨げます。
結婚相談所の交際では、「過去」より「これから」を基準に考える必要があります。
ここが切り替えられないと、終了に向かいます。
交際終了は失敗ではない
交際終了は、活動がうまくいっていない証拠ではありません。
むしろ、早い段階で違いに気づけた結果です。
問題は、同じ理由で何度も終了を繰り返すことです。
そこには、必ず見直すべきポイントがあります。
仲人の役割は、その傾向を一緒に整理することです。
交際を続ける人がやっている共通点
結果を出す方には、共通点があります。
- 自分の考えを言葉にする
- 違和感を早めに共有する
- 仲人に相談する
- 完璧を求めすぎない
これらを意識しているだけで、交際の質は大きく変わります。
まとめ
結婚相談所で交際終了が起きる本当の理由は、致命的な欠点ではありません。
多くは、気持ちや考えの整理不足、そして調整不足です。
交際終了を恐れる必要はありません。
大切なのは、理由を正しく理解し、次に活かすことです。
結婚相談所は、ただ相手を探す場所ではなく、自分の結婚観を明確にする場でもあります。
その視点を持つことで、交際は確実に前に進みやすくなります。










恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








