はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活パーティーに何度も参加しているのに、なかなか結婚に結びつかない。
30代~40代の女性から、こうしたご相談を受けることは非常に多いです。
本人の魅力や努力が足りないわけではありません。
実は、婚活パーティーには「結婚に進みにくい構造」が内在しています。
今回は心理学的な理論ではなく、結婚相談所の仲人として多くの事例を見てきた経験から、その構造を専門的に解説します。
婚活パーティーは「出会い重視」の設計になっている
婚活パーティーの最大の特徴は、短時間で多くの異性と出会える点です。
しかし、この設計自体が結婚とは相性が良いとは言えません。
数分から十数分の会話で判断するため、どうしても第一印象や会話の盛り上がりが重視されます。
結婚に必要な価値観や生活観まで確認する時間はありません。
結果として「楽しかった人」が選ばれ、「一緒に生活できる人」は後回しになります。
参加者の目的が統一されていない
婚活パーティーでは、参加者の温度差が非常に大きいです。
すぐに結婚したい人。
恋人探しの延長の人。
なんとなく参加している人。
この目的のばらつきが、結婚に進みにくい大きな要因になります。
真剣な女性ほど、相手の本気度を見極めるのに時間がかかり、結果として疲弊してしまいます。
選ぶ側と選ばれる側が頻繁に入れ替わる
婚活パーティーでは、毎回新しい出会いがあります。
そのため「今回は選ばれなかったけれど、次がある」という意識が生まれやすいです。
この環境は決断を先延ばしにしやすくします。
結婚は決断の積み重ねです。
選択を保留できる仕組みが、結婚へのスピードを鈍らせます。
条件確認が後回しになりやすい
- 年収
- 仕事の安定性
- 結婚後の生活イメージ
婚活パーティーでは、こうした話題は避けられがちです。
初対面で現実的な話をすると、場の空気が壊れると感じる人が多いからです。
結果として、交際が始まってから「合わない」と気づくケースが増えます。
コミュニケーション能力が過大評価されやすい
婚活パーティーでは、話が上手な人が有利です。
しかし、結婚生活に必要なのは「話の上手さ」より「話し合える姿勢」です。
その違いは短時間では見抜けません。
盛り上げ上手な相手ほど、交際後に違和感が出ることも少なくありません。
女性側が受け身になりやすい構造
多くの婚活パーティーでは、男性が積極的に動く流れができています。
その結果、女性は「選ばれる側」に回りやすくなります。
自分で選ぶ意識が弱くなると、結婚に必要な主体性が育ちにくくなります。
これは長期的に見ると大きなデメリットです。
関係が深まる前に自然消滅しやすい
連絡先を交換しても、明確な交際ルールがありません。
そのため、少し間が空くだけで関係が途切れやすくなります。
- 忙しさ
- 気まずさ
- 次の予定が立てにくい
こうした理由で、何となく終わるケースが非常に多いです。
比較対象が常に存在する環境
婚活パーティーに参加し続けると、常に他の異性と比較する状態になります。
「あの人より条件が良い人がいるかもしれない」という意識が強まります。
この比較癖は、結婚を遠ざける大きな要因です。
選択肢が多いほど、決断は難しくなります。
結婚を前提としたサポートが存在しない
婚活パーティーには、第三者の継続的なサポートがありません。
問題が起きても、当事者同士で解決するしかないのが現実です。
結婚相談所との大きな違いはここにあります。
方向性がズレたまま進み、時間だけが過ぎていくケースが目立ちます。
まとめ
婚活パーティーで出会っても結婚に進みにくいのは、個人の問題ではありません。
構造そのものが「出会い止まり」になりやすいのです。
出会いの数を増やすことと、結婚に近づくことは別物です。
自分が今、何を求めているのか。
出会いなのか、結婚なのか。
その視点を持つことが、婚活を前に進める第一歩になります。










恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








