はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
マッチングアプリを使っていると、「なぜこの人が独身なのだろう」と感じる誠実そうな男性を見かけることがあります。
一方で、実際にやり取りが活発なのは、どこか不安定に見える男性ばかりという声も多く聞きます。
今回は心理テクニックではなく、結婚相談所の現場で見てきた事実をもとに、なぜマッチングアプリでは誠実な男性ほど埋もれてしまうのか、その構造を解説します。
マッチングアプリは「目立つ人」が有利な設計
マッチングアプリの基本構造は、一覧表示と瞬間的な選別です。
- 写真
- プロフィール文の第一印象
この数秒で判断されます。
この設計では、誠実さや人柄の深さは伝わりにくい。
結果として、刺激的で分かりやすい要素を持つ人が有利になります。
誠実な男性は自己主張が控えめ
結婚相談所で成婚する男性の多くは、控えめで堅実です。
- 自分を大きく見せない
- 過剰なアピールをしない
しかしアプリ上では、この姿勢が不利に働きます。
プロフィール文が無難になり、他の男性に埋もれてしまうからです。
プロフィールは「事実」より「演出」が評価される
マッチングアプリでは、事実の正確さよりも印象が優先されます。
- 仕事を真面目に続けている
- 家族を大切にしている
こうした情報は、文章にすると地味になりがちです。
一方で、誠実でない人ほど、表現を工夫して魅力的に見せる傾向があります。
誠実な男性ほど積極的に動かない
誠実な男性は、相手を尊重します。
- むやみに「いいね」を押さない
- 軽いメッセージを送らない
その結果、アクティブ度が低く見え、システム上も不利になります。
これは性格の問題ではなく、価値観の問題です。
女性側の判断基準も影響している
30代~40代の女性は、多くの選択肢を一度に見ます。
そのため、無意識に効率を求めます。
- 写真が印象的
- メッセージが軽快
この基準で選ぶと、誠実な男性は後回しになりやすい。
悪意がなくても、構造上そうなります。
アプリは「結婚向き」を測る場ではない
マッチングアプリは出会いの数を増やす仕組みです。
結婚への適性を測る設計ではありません。
- 生活の安定性
- 価値観の一致
- 将来設計
これらは、短いやり取りでは判断できません。
誠実な男性ほど、この部分に重きを置くため、評価されにくくなります。
結婚相談所で評価が逆転する理由
結婚相談所では、条件や背景が事前に整理されています。
そのため、誠実さや継続力が正しく評価されます。
アプリで埋もれていた男性が、相談所では早期に成婚する例は少なくありません。
評価軸が違うのです。
誠実な男性が少ないわけではない
「誠実な男性がいない」と感じる女性は多いです。
しかし実際には、見えにくい場所にいるだけです。
アプリの構造が、その存在を見えにくくしています。
この認識を持つことで、婚活の見方は変わります。
まとめ
マッチングアプリでは、目立つ要素が優先されます。
そのため、誠実で堅実な男性ほど埋もれやすくなります。
これは人の質の問題ではなく、仕組みの問題です。
- 自分が何を求めているのか
- どの場がそれに合っているのか
この視点を持つことが、遠回りしない婚活につながります。










恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








