
仲人の舘です。
このところ、少し結婚相談所の開業をお考えの方に向けての私が思う事を書かせていただきました。
正直、かなり辛口の見解で、やはりライバルは極力増やしたくないんだろうと思われた方もいらっしゃるかも知れません。
けれど、それはとんでもない誤解で、むしろ、私はこの仕事に大きな誇りとやりがいを感じています。
だから、一人でも多くの方にチャレンジしていただきたいと願っているのです。
ただ、やるからには、やはり成功の一途を辿っていただきたいと願わずにはいられないという部分もあります。
そこで今回は、これからこの業界への参入をお考えの方に一つ、前向きのアドバイスをしたいと思います。
そのアドバイスというのは、加盟団体への加入に際するもので、恐らく今後、結婚相談所を新規開業しようと思われている方なら、最初にぶつかられる悩みの壁でしょう。
実際問題、一個人が男女10人ずつの会員を確保出来たとしても、それだけでは、1人の男性が会える女性の数はたったの10人。
しかも、実際問題、いきなり同世代の男女10人ずつの会員を集めるというのは大変な事ですから、とてもじゃないけどビジネスになどならないという現実が存在します。
そこで、どこかしらの加盟団体に加入し、そこに登録している何千人、あるいは何万人の会員を共有して持つ事によってビジネス展開しているのがこの業界なのです。
という事で、やはり同じ入るのであれば、上場しているような巨大な団体の方が安心だろうと思われるかも知れません。
しかし、そういう大きな団体には、元々そこそこの規模を持つ結婚相談所が多く加盟していて、一個人のオフィスでは中々スケールメリットを活かせないということも否めないのです。
ですから、やはり規模や名前だけに惑わされず、まずは自分の地元で強い団体、さらには、一個人としてのポジションがしっかり確保出来る団体を選ばれる事をお勧めします。