
仲人の舘です。
「婚活」というのは、正しくは「結婚活動」を略したもので、就職活動を略していう「就活」に倣ったものです。
そもそもの発信は、朝日新聞社から出ているニュース週刊誌「AERA」の2007年11月5日号で、提唱したのは、家族社会学者でコピーライターでもある中央大学の山田昌弘教授。
それに、少子化問題や夫婦別姓を女性ジャーナリストとして大きく取り上げている白河桃子さんでした。
このAERAという週刊誌は、時代という意味を持つラテン語を雑誌名にしただけあって、様々なキャッチコピーが話題を集めている事でも知られていますよね。
でも、何と言っても、この「婚活」はナンバーワンヒットだと言っても過言ではないでしょう。
そこで、その後2008年に山田氏と白川氏の共作という形で「婚活時代」という本が出版されるといなや、ベストセラーとなり、2年連続で新語流行語大賞にノミネート。
今のような立派な日本語としての地位を確立したというものです。
あの国営放送局までもが、この婚活時代という本を題材にドラマを作った事には正直驚きました。
まぁ確かに、就活と同じノリで婚活をするというのはどうかという批判もあるにはありますが、お陰様で、私どものような仕事は一気に脚光を浴びる事となり、多くのご縁を結ぶことができて嬉しく思っています。