
仲人の舘です。
婚活というのは、就職活動を略して就活という事に倣って、結婚活動を意味する単語として普及しました。
しかし、その事に対しての賛否は両論で、中には否定的な意見を持つ人も少なくありません。
そもそも就職活動というのは、昔からある程度世代も、時期も、流れも決まっていました。
特に大学生にとっては、説明会からエントリー、そして試験や面接を経て内定をもらうまで、一つのパッケージ化されたものが多いと言っても過言ではないでしょう。
そこで、同級生たちの多くは、似たようなスーツを着て、似たようなパターンの行動を取る訳です。
そして今、そうしたパッケージ商品が、結婚活動をしようという人たちのためにも多数出ているというのがいいのか悪いのかという問題なのですね。
確かに、恋愛は人それぞれ全く異なる感覚と目的で進行して行くものであって、結婚はその先に存在するものです。
最初からそれを目指して恋愛する人もいれば、ただ単にその時々を楽しむために恋愛する人も少なくありません。
また、その過程の中で、心の変化があれば、目的も変わって来るもので、別れもあれば、成婚も有り得る訳です。
多くの人達は恋愛と結婚を始めから結びつけて考えるものではないでしょう。
それを「婚活」だと考えると、焦ったり力が入ってしまったりするのかもしれません。
ですから、自然な気持ちでいたらいいと思います。
もしかしたら、それが婚活成功の秘訣かもしれません。