
仲人の舘です。
お見合いをされる際に必要な書類は全部で3つ、「身上書」と「写真」、そして「家族書」です。
ただし、近年は、あえて細かな家族書を作成せずとも、身上書の最後尾に続柄と簡単なプロフィールを書き添えておくだけでも十分だとされる事が増えています。
特に、結婚相談所を介したお見合いとなると尚更の事、家系図などは必要としません。
そもそもこの家族書というのは、かつて結婚が家同士を結ぶものだと考えられていた武家社会においては非常に大きな意味を持つものでした。
その名残で、今でも家柄を重んじる縁談については、我々一般人が想像する以上に重要視される事もあります。
そのため、すでに兄弟が既婚である場合には、その連れ合いの氏名や職業、さらにプロフィールなども明記しなければならない事もありますが、通常は名前程度で十分。
むしろ今は、細かく書き過ぎると個人情報の漏洩だと言われかねませんから、要注意です。
とは言え、やはり身内にそれなりの地位や名誉を持つ人がいる場合には、それが一つのアピールポイントにはなります。
ですので、嫌みにならない程度に書き添えられておかれるといいでしょう。
特に、公務員や医師、弁護士などがいると、相手の家族が大きな関心と安心を抱かれる事が多いようです。
また、自分の家族の氏名と年齢、最終学歴、そして職業については、正しくはっきりと記載されておかれる事をお勧めします。