はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
結婚相談所の仲人として婚活中の女性と話していると、「マッチングアプリでは最初は返信が来るのに、いつの間にか途切れてしまいます」「何を送れば男性とのメッセージが続くのでしょうか」という相談を受けることがあります。
30代、40代の婚活では、マッチングすること以上に、その後のやり取りから実際に会える関係へ進めることが重要です。
ところが、返信をもらおうとするあまり、質問を増やしたり、毎回長い文章を送ったりして、かえって男性が返信しにくい状態を作っている女性もいます。
マッチングアプリで返信が続く女性は、特別に面白い文章を書いているわけではありません。
男性に追わせるための高度な恋愛テクニックを使っているわけでもありません。
共通しているのは、「返信しやすい」「自分のことも分かる」「実際に会ってみたい」と男性が感じられるやり取りができていることです。
今回は、マッチングアプリで返信が続く女性の特徴と、メッセージから実際の出会いにつなげるために大切なことを、仲人として多くの婚活を見てきた経験からお話しします。
返信が続く女性は「返信させよう」としすぎない
意外かもしれませんが、返信が続く女性ほど、メッセージを無理に続けようとしません。
反対に、返信が途切れることを恐れている女性ほど、毎回質問を入れようとします。
- お仕事は何をされていますか?
- 休日は何をしていますか?
- 趣味は何ですか?
- 旅行は好きですか?
質問を入れれば男性は答えやすいという考え方自体は間違っていません。
しかし、質問が毎回続くと、男性にとっては一つ答えるたびに次の質問が来る状態になります。
会話というより、プロフィール確認のようになってしまいます。
返信をもらうことだけを目的にせず、一つの話題を二人で楽しむことを意識してください。
質問だけではなく自分の情報も出している
マッチングアプリで返信が続く女性は、男性への質問と同時に自分のことも伝えています。
例えば、男性のプロフィールに旅行が趣味と書いてあったとします。
「旅行がお好きなんですね。どこへ行きましたか?」
これだけでも会話はできます。
しかし、「旅行がお好きなんですね。私も温泉旅行が好きで、最近は箱根へ行きました。○○さんは最近どこか行かれましたか?」とすれば、男性は女性についても一つ知ることができます。
マッチングアプリは男性を調査する場所ではありません。
お互いを知る場所です。
女性から質問ばかりされると、男性は自分だけが情報を提供している感覚になることがあります。
質問したら、自分についても少し伝える。
この往復が自然な会話を作ります。
一通のメッセージに話題を詰め込みすぎない
真面目な女性ほど、男性から届いた文章のすべてに丁寧に答えようとする傾向があります。
- 仕事について書いてあれば仕事に返す
- 趣味について書いてあれば趣味にも返す
- 休日の話にも返す
- 最後の質問にも答える
すると、一通のメッセージがどんどん長くなります。
丁寧なのは良いことですが、メッセージが長くなるほど、相手も同程度の文章を返さなければならないように感じることがあります。
特に仕事が忙しい男性の場合、「後でちゃんと返そう」と思ったまま返信が遅れ、そのまま途切れることもあります。
すべての話題を拾う必要はありません。
気になった話題を一つか二つ選び、そこから会話を広げれば十分です。
男性が答えた内容を一度受け取る
返信が続かない女性のやり取りを見ると、男性の回答を受け取らず、すぐ次の質問へ進んでいることがあります。
例えば、女性が「休日は何をしていますか?」と質問し、男性が「最近は料理をしています」と答えたとします。
そこで、「そうなんですね。旅行は好きですか?」と別の質問へ進んでしまえば、料理の話はそこで終わります。
「料理されるんですね。いいですね。どんなものを作るんですか?」と返せば、自然に話が深まります。
さらに自分も料理をするなら、「私は最近パスタを作ることが多いです」と加えることもできます。
返信が続く女性は質問が上手なのではなく、相手の答えを会話の材料として使うのが上手なのです。
「そうなんですね」だけで終わらせない
男性からメッセージが来たとき、「そうなんですね」「すごいですね」「楽しそうですね」と返すことがあります。
感じの悪い返信ではありません。
しかし、それだけでは男性が次に何を書けばよいのか分からないことがあります。
返信が続く女性は、一言だけ具体的な反応を加えます。
「キャンプがお好きなんですね。自然の中で過ごすのは気持ちよさそうですね。」
「営業のお仕事なんですね。いろいろな方とお話しする機会が多そうですね。」
相手の話のどこに興味を持ったのかが分かると、男性も続きを話しやすくなります。
大げさなリアクションは必要ありません。
「あなたの話をきちんと読んでいます」と伝わる反応が重要です。
返信の速さを駆け引きに使わない
マッチングアプリでは、「すぐ返信すると暇な女性だと思われる」「男性を追わせるなら少し時間を空けたほうがいい」と考える人もいます。
しかし、返信時間を細かく計算する必要はありません。
- 仕事中なら夜に返信する
- 忙しければ翌日になる
- 時間があり、返信したければそのとき返す
それで構いません。
大切なのは、返信速度を恋愛の駆け引きにしすぎないことです。
毎回わざと数時間空けたり、男性と同じ時間だけ待って返信したりすると、メッセージそのものより「どう見られるか」に意識が向いてしまいます。
30代、40代の婚活では、お互いに仕事や生活があります。
自然に続けられるペースを作れる相手かどうかを見るほうが大切です。
相手の文章量にある程度合わせる
返信しやすさという意味では、文章量のバランスも重要です。
男性が二、三行のメッセージを送っているのに、女性から毎回非常に長い文章が届けば、負担を感じる人もいます。
反対に、男性が丁寧に書いているのに、女性が毎回一言だけでは「興味がないのかな」と思われることがあります。
完全に同じ文字数にする必要はありません。
相手が短めなら自分も簡潔にする。
相手が少し詳しく話してくれるなら、自分も少し情報を増やす。
この程度で十分です。
相手に合わせるとは、自分を偽ることではありません。
二人が無理なく会話できるテンポを探すことです。
プロフィールを読んだことが伝わる女性は強い
マッチング後の最初のやり取りでは、プロフィールに書かれている内容を活用してください。
男性が書いていることを無視して、「よろしくお願いします。趣味は何ですか?」と聞くより、「プロフィールに映画がお好きとありましたが、最近何か観ましたか?」と聞くほうが自然です。
プロフィールを読んでいること自体が、「あなたに関心を持っています」というメッセージになります。
ただし、書かれていることを一つずつ質問する必要はありません。
自分が本当に興味を持った部分を選んでください。
興味のないことを無理に質問すると、男性が詳しく答えてくれた後に会話を広げられなくなります。
ネガティブな婚活話を早い段階で出しすぎない
30代、40代で婚活を続けていると、さまざまな経験をします。
- 失礼な男性に会った
- 突然連絡が途切れた
- 既婚者らしき男性がいた
- 何度会ってもうまくいかなかった
こうした経験について誰かに話したくなることもあるでしょう。
しかし、マッチング直後の男性に婚活への不満を多く話すことはおすすめしません。
- アプリって変な人が多いですよね
- 前に会った人が最悪だったんです
- 急に返信しなくなる男性って何なんでしょうね
このような話題が続くと、新しく知り合った男性も「自分も評価されているのだろう」と身構えることがあります。
過去の男性ではなく、今やり取りしている男性に意識を向けてください。
「返信が来る」こと自体を成功にしない
ここは非常に重要です。
マッチングアプリでは、返信が続いているだけで安心してしまう女性がいます。
- 毎日LINEのようにメッセージを交換している
- 一週間、二週間とやり取りが続いている
- しかし、男性から会う話が出ない
この状態なら、返信が続いていることだけを高く評価しないほうがよいでしょう。
婚活の目的が結婚につながる相手を見つけることであれば、メッセージは関係の入口です。
何十通やり取りしたかより、実際に会える関係へ進んでいるかを見る必要があります。
メッセージだけが長く続き、会う話になると曖昧になる男性には注意してください。
会うための会話になっている女性は進展しやすい
返信が続く女性の中でも、実際の出会いにつながりやすい女性は、会話の中に自然な接点を作っています。
例えば
- 二人ともコーヒーが好きだと分かった
- 好きな料理が似ていた
- 休日によく行く地域が近かった
そのような話題が出れば、「そのお店、私も気になります」と言うことができます。
そこから男性が「よかったら一緒に行きませんか」と誘いやすくなることがあります。
女性から「機会があれば行ってみたいですね」と伝えても構いません。
男性にすべて察してもらおうとする必要はありません。
会ってみたい相手なら、会うことに前向きだと分かる反応をすることも大人の婚活では大切です。
返信が途切れたら自分の文章だけを責めない
男性から返信が来なくなると、「何か変なことを書いたでしょうか」と自分を責める女性がいます。
もちろん、自分のメッセージを振り返ることには意味があります。
- 質問ばかりになっていなかったか
- 長文を送り続けていなかったか
- 相手が答えにくい内容ではなかったか
確認することはできます。
しかし、返信が途切れる理由は女性側だけにあるとは限りません。
- 男性が他の女性との交際を進めた
- 仕事が忙しくなった
- アプリ自体を使わなくなった
- 最初からそれほど積極的ではなかった
- 単純に相性が合わなかった
さまざまな可能性があります。
一人の男性から返信が来なくなっただけで、自分の価値まで否定しないことです。
返信の「量」より相互性を見る
返信が続くかどうかを考えるとき、最も見てほしいのが相互性です。
- いつも自分から質問していないか
- 男性からも質問が返ってくるか
- 男性から話題を出してくれるか
- 自分について知ろうとしてくれているか
- 会う方向へ関係を進めようとしているか
返信が来ていても、「聞かれたことに答えるだけ」という男性なら、女性が会話を維持しているだけかもしれません。
良い関係は、女性のメッセージ技術だけで作るものではありません。
男性側にも「この女性を知りたい」という意思が必要です。
返信を続けさせることより、二人で会話を続けられているかを見てください。
まとめ
マッチングアプリで返信が続く女性には、特別な文章力があるわけではありません。
共通しているのは、男性が返信しやすく、お互いを少しずつ知っていける会話を作っていることです。
- 質問だけを続けず、自分のことも伝える
- 男性が答えた内容に一度反応してから会話を広げる
- 一通に多くの話題を詰め込まない
- 相手の文章量やペースを見ながら、無理なくやり取りする
- プロフィールを読み、自分が本当に興味を持った部分から話題を作る
- 会ってみたい男性には、その気持ちが伝わる反応をする
こうした基本的なことが、結果として返信の続きやすさにつながります。
ただし、婚活で最も大切なのは、男性から返信をもらい続けることではありません。
どれだけ工夫しても、興味の薄い男性から返信を永遠にもらうことはできません。
また、女性だけが質問し、話題を作り、関係を維持しているのであれば、それは本当の意味で「会話が続いている」とは言いにくいでしょう。
30代、40代のマッチングアプリ婚活では、メッセージを恋愛の最終目的にしないことです。
- 返信が来る
- 男性からも質問される
- 話題が自然に広がる
- お互いに会ってみたいと思い、実際のデートへ進む
この流れがあるかを見てください。
マッチングアプリで返信が続く女性になるために、男性の気持ちを操作する文章を覚える必要はありません。
必要なのは、相手に関心を持ちながら、自分のことも自然に伝える力です。
そしてもう一つ、自分だけが頑張らなくても会話が成立する男性を選ぶ力です。
婚活では、「どう書けばこの男性から返信をもらえるか」だけを考えるのではなく、「この男性とは無理なくやり取りが続くか」という視点を持ってください。
返信が続くことは目的ではなく、相性を確認する過程です。
メッセージの段階からお互いが自然に関心を示せる男性こそ、その先の交際を考える価値のある相手なのです。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








