はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活を始めると、「結婚相談所とマッチングアプリはどちらがいいですか」「婚活パーティーにも参加したほうがいいですか」と聞かれることがあります。
確かに、現在は出会いの方法が非常に多くなりました。
結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティー、婚活イベント、友人や知人からの紹介、趣味を通じた出会いなど、それぞれに特徴があります。
そこで30代、40代の女性に知っておいてほしいのは、婚活では必ずしも一つの方法に絞る必要はないということです。
実際、婚活がうまく進む人ほど、それぞれの出会い方の特徴を理解し、自分に合った形で組み合わせています。
ただし、何でも同時に始めればよいわけではありません。
出会いを増やしすぎれば、一人ひとりを見る余裕がなくなり、かえって判断しにくくなることもあります。
大切なのは「出会いの数」ではなく、「出会い方の組み合わせ」です。
今回は結婚相談所の仲人として、婚活成功者がどのように出会いの方法を使い分けているのかをお話しします。
一つの出会い方に固執しない
婚活が長引いている女性の中には、何年も同じ方法だけを続けている人がいます。
- マッチングアプリだけを続けている
- 婚活パーティーだけに参加している
- 知人からの紹介だけを待っている
もちろん、その方法で良い出会いがあるなら問題ありません。
しかし、半年、一年と続けても結果が変わらないのであれば、一度やり方を見直したほうがいいでしょう。
出会い方によって、出会える男性の層や結婚に対する温度感、出会ってから交際までの進み方が異なるからです。
一つの方法でうまくいかないことが、そのまま「自分は婚活に向いていない」という意味にはなりません。
単に、その出会い方と自分の性格や希望が合っていない場合もあります。
婚活成功者は、結果が出ない方法に必要以上に執着しません。
一定期間取り組んで結果を確認し、必要なら別の方法を加えたり、比重を変えたりします。
この柔軟性は、婚活において非常に重要です。
結婚相談所を婚活の「軸」にする
結婚を明確な目的として婚活するのであれば、結婚相談所を活動の軸にする方法があります。
結婚相談所の大きな特徴は、結婚を希望している男女が活動していることです。
恋人ができれば十分という人を探す場所ではなく、その先の結婚を見据えて相手を探す場所です。
特に30代、40代の女性にとって、「相手に結婚する意思があるのか分からない」という時間を長く過ごすことは大きな負担になります。
一般的な恋愛では、数か月付き合ってから結婚の話をしたところ、男性から「まだ結婚は考えていない」と言われることもあります。
結婚相談所であれば、少なくとも結婚を希望して活動を始めているという前提があります。
もちろん、入会しているだけで相性の良い男性と出会えるわけではありません。
それでも、婚活の目的を一致させた状態から始められることには大きな意味があります。
マッチングアプリは出会いの幅を広げやすい
結婚相談所を利用しながら、マッチングアプリを併用する女性もいます。
マッチングアプリの魅力は、出会える範囲の広さです。
普段の生活では接点のない職業や地域の男性とも知り合える可能性があります。
仕事が忙しくても、空いた時間を利用して相手を探せる点も便利です。
一方で、利用目的には個人差があります。
結婚を強く希望している男性もいれば、まずは恋人を探している男性もいます。
そのため、結婚相談所とまったく同じ感覚で利用しないことが重要です。
プロフィールだけで結婚への本気度を決めつけず、実際のやり取りや会話から確認していきます。
「将来的には結婚したいと思っていますか」など、必要なことは関係が進む中で確認して構いません。
婚活成功者は、出会い方によって相手を見るポイントを変えています。
婚活パーティーは対面力を生かせる
文章でのやり取りより、実際に会ったほうが自分の良さが伝わりやすい女性には、婚活パーティーや婚活イベントが向いている場合があります。
プロフィール写真や短い自己紹介文だけでは伝わらない魅力があります。
- 表情
- 声
- 話し方
- 相手の話を聞く姿勢
- 一緒にいるときの雰囲気
こうしたものは、実際に会わなければ分かりません。
また、自分自身も男性を判断しやすくなります。
プロフィールではそれほど気にならなかった男性が、会ってみたら非常に話しやすいということもあります。
逆に、条件は理想的でも、実際に話してみると合わないこともあります。
婚活パーティーを「そこで結婚相手を必ず見つける場所」と考える必要はありません。
自分がどのような男性と話しやすいのかを知る場所として利用することにも意味があります。
紹介という出会いも残しておく
婚活を始めると、婚活サービスだけに意識が向きがちです。
しかし、友人や知人からの紹介も立派な出会い方です。
紹介の利点は、第三者が双方をある程度知っていることです。
もちろん、「友人の紹介だから安心」とまでは言えません。
恋愛や結婚の相性は本人同士でなければ分からないからです。
それでも、まったく接点のない相手と一から出会う方法とは違った特徴があります。
そこでおすすめしたいのは、信頼できる人には婚活中であることを伝えておくことです。
「良い人がいたら紹介して」と軽く伝えておくだけでも構いません。
紹介を待つだけの婚活はおすすめしませんが、可能性を自分から閉じる必要もありません。
出会いの入口は複数持っておくほうが、思わぬ縁につながることがあります。
組み合わせるなら役割を決める
複数の婚活方法を使うときに重要なのが、それぞれの役割を決めることです。
例えば
- 結婚相談所を中心にして、結婚への意思が明確な男性との出会いを作る
- マッチングアプリでは、相談所とは違う層の男性との接点を増やす
- 月に一度程度は婚活イベントへ参加し、実際に男性と会話する機会を持つ
- 知人から紹介の話があれば、条件だけで断らず一度検討する
このように役割を分けると、活動が整理しやすくなります。
反対に、相談所でもアプリでもパーティーでも毎日のように相手を探し続けると、婚活そのものに疲れてしまいます。
婚活は出会った人数を競うものではありません。
最終的に一人の相手と良い関係を築くことが目的です。
同時進行を増やしすぎない
出会いの方法を組み合わせるときに注意したいのが、男性との同時進行を増やしすぎることです。
婚活では、交際が確定する前に複数の男性と話したり会ったりすること自体は珍しくありません。
問題は人数が多くなりすぎることです。
- 誰と何を話したのか分からなくなる
- 一人ひとりへの興味が薄くなる
- もっと良い男性がいるのではないかと考え続ける
- 少し気になる部分があるだけで次の男性へ移ってしまう
こうなると、出会いは増えているのに関係は深まりません。
婚活成功者は、入口を広く持っていても、関係が進み始めたら人数を整理していきます。
「広く出会い、狭く深める」という感覚が必要です。
出会い方ごとに同じ基準で判断しない
複数の婚活方法を利用する場合、すべての男性を同じ条件で比較しないことも重要です。
- 結婚相談所ではプロフィールに多くの情報が掲載されているため、会う前から条件を比較できます
- 一方、自然な紹介では、最初から詳細な条件を知るとは限りません
- マッチングアプリでは写真やメッセージの印象が大きくなります
- 婚活パーティーでは短時間の会話が判断材料になります
つまり、入口で得られる情報が違うのです。
それなのに、すべてを同じ基準で比較すると判断が偏ります。
- アプリでは写真が良い男性ばかり選ぶ
- 相談所では条件が良い男性ばかり申し込む
- パーティーでは会話が上手な男性だけに注目する
こうなると、それぞれの出会い方の長所を生かせません。
出会った後に「実際の人物を見る」という段階を必ず入れることが大切です。
婚活成功者は定期的に活動を見直す
婚活は始めたら同じ方法を続ければよいものではありません。
一定期間ごとに振り返ることが必要です。
例えば
- 三か月活動したのであれば、その期間に何人と出会ったかを確認します
- そのうち、もう一度会いたいと思った男性は何人いたか
- 二回目、三回目につながった男性はいたか
- 自分から断ることが多かったのか
- 男性から断られることが多かったのか
- どの出会い方から良い関係が生まれやすかったのか
ここまで確認すると、自分に合う婚活方法が見えてきます。
例えば、アプリではたくさんマッチングするのに会うところまで進まない一方、婚活パーティーでは二回目につながることが多いのであれば、対面型の活動に比重を置く選択があります。
婚活成功者は、「みんなが使っているから」という理由だけで婚活方法を選び続けません。
自分の結果を見ながら調整しています。
疲れたら方法を増やすのではなく減らす
婚活がうまくいかなくなると、「もっと頑張らなければ」と考えてしまう女性がいます。
- アプリを増やす
- パーティーへの参加回数を増やす
- 休日をすべて婚活に使う
しかし、疲れている状態で出会いを増やしても、良い判断ができるとは限りません。
男性に会うこと自体が面倒になったり、初対面の会話が雑になったりすることもあります。
そうなったら、方法を増やすより減らしてください。
- 自分に合わないものを一つ休む
- 会う人数を少し減らす
- 結婚相談所など中心となる活動だけは続ける
婚活では、活動量だけでなく継続できることが重要です。
短期間に全力を出して疲れ切るより、適切なペースで続けられる仕組みを作ったほうが結果につながりやすくなります。
仲人を活用して婚活全体を整理する
結婚相談所を利用するメリットの一つは、第三者に相談できることです。
自分一人で婚活していると、判断が偏ることがあります。
- いつも同じタイプの男性を選んでいる
- 条件を厳しくしすぎている
- 反対に、妥協してはいけない部分まで我慢している
- 良い関係になりそうなのに、早すぎる段階で断っている
本人には見えにくい傾向もあります。
仲人は、無理に相手を勧めるためだけにいるのではありません。
活動全体を客観的に見る役割もあります。
アプリや紹介など別の方法を併用する場合でも、「自分はどのような男性を選びやすいのか」という視点を持っておくと、婚活全体の判断に役立ちます。
出会いを増やすだけでなく、自分の選び方を知ることも婚活成功には欠かせません。
まとめ
婚活成功者が実践している出会いの組み合わせ方で大切なのは、単純に出会いの数を増やすことではありません。
- 結婚相談所には、結婚を希望する人同士で出会いやすいという特徴があります
- マッチングアプリには、出会いの幅を広げやすいという特徴があります
- 婚活パーティーや婚活イベントには、実際に会った印象から判断できるという特徴があります
- 友人や知人からの紹介にも、既存の人間関係を通じた出会いという特徴があります
それぞれに長所と注意点があります。
だからこそ、「どれが一番優れているか」ではなく、「自分にはどう組み合わせるのが合っているか」と考えることが重要です。
特に30代、40代の婚活では、時間を有効に使う必要があります。
一つの方法だけで結果が出ない状態を何年も続ける必要はありません。
一方で、焦ってあらゆる方法に手を出し、疲れてしまう必要もありません。
結婚を明確に希望するのであれば結婚相談所を軸にする。
そこに、自分の状況に応じてアプリや婚活イベント、紹介などを加える。
そして、良い相手との関係が始まったら出会いを増やすことより、その一人を知ることに時間を使う。
この切り替えが大切です。
婚活は、多くの男性から一番良い人を選ぶゲームではありません。
自分に合う一人と出会い、お互いを知り、二人で関係を作っていく活動です。
出会いの入口は複数あって構いません。
しかし、ゴールは一人です。
だからこそ、自分に合った出会い方を組み合わせながら、出会うことと関係を深めることのバランスを取ってください。
出会いの方法を上手に組み合わせることができれば、婚活の可能性を広げながら、限られた時間をより有効に使えるようになります。
それが、婚活を長期戦にしないための現実的な考え方なのです。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








