
仲人の舘です。
お見合いの際に準備しなければならない身上書、いざ作成するとなると、何をどう書いていいのか分からないとおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
結婚相談所では通常フォーマットが用意されていますので、仲人と相談しながら書いていけば簡単です。
しかし、昔ながらのお見合いの場合はそうはいきません。
そこで今日は、ここだけは身上書にはっきり正しく書いた方が良いという事柄をご紹介しましょう。
まずは、住所・氏名・生年月日、この3つは、まず間違う事はないだろうとは思いますが、一語一句間違わずに記入していただきたいと思います。
ただし、年齢については、生年月日から容易に判明しますから、わざわざ書く必要などありません。
また、名前や住所のふりがなについても、特別難しい漢字や変わった読み方をする固有名詞が含まれていなければ、ない方がスマートです。
次に、学歴と職歴についてですが、別段身上書は履歴書ではありませんので、現状に繋がる経緯が簡単に分かる程度で十分。
最終学歴と今の職業だけでも構わないだろうと、私は思っている位です。
ただ、留学経験をお持ちの方は、一つのアピールポイントになりますので、記載されておかれる事をお勧めします。
そしてもう一つ、特技について頭を悩まされる方も多いようですが、これも、特別ないというのであれば、無理に書く必要などないのです。
今は何でもかんでも資格の時代で、皆さんいろいろなユニークな免許をお持ちですが、それらはむしろ、趣味の欄に記入される方が、嫌みがなく、興味を持ってもらえるでしょう。
こうした事を踏まえ、身上書を作成していただけば、比較的容易に、好印象を与えられるものに仕上がるのではないかと思います。