はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
- 婚活パーティーに参加したものの、気になる男性とマッチングできなかった
- マッチングはしたけれど、その後の連絡が続かなかった
- 緊張して思うように話せず、「もっとこうすればよかった」と帰宅してから後悔した
婚活パーティーでは、このような経験をすることがあります。
しかし、一度うまくいかなかったからといって、婚活パーティーそのものが自分に向いていないと判断するのは早すぎます。
婚活パーティーは、一回ごとの結果以上に「参加後に何を振り返るか」が重要な出会い方です。
結婚相談所の仲人として多くの婚活を見ていると、出会いを次につなげられる女性は、失敗しない女性ではありません。
うまくいかなかった経験から、次回変えるべきことを見つけられる女性です。
ただし、何でも自分の反省点にしてしまう必要はありません。
改善できることと、自分では変えられないことを分けて考えることが大切です。
今回は、婚活パーティーで思うような結果が出なかったとき、失敗を次の成功へ変えるための具体的な振り返り方をお伝えします。
「マッチングしなかった=失敗」ではない
婚活パーティーが終わったとき、多くの女性が最初に確認するのは結果です。
- 気になる男性とマッチングできたなら成功
- 誰ともマッチングできなかったなら失敗
分かりやすい評価ですが、婚活を続けるうえでは、この考え方だけでは不十分です。
婚活パーティーでは、その日に参加している男性の中から相手を選ぶことになります。
当然ながら、毎回自分に合う男性が参加しているとは限りません。
自分が良いと思った男性が別の女性を選ぶこともあります。
また、男性から好意を持たれても、自分が交際したいと思えない場合もあるでしょう。
つまり、マッチングという結果には、自分の努力だけでは決められない要素が含まれています。
だからこそ、参加後に「マッチングできなかったから全部ダメだった」と評価してはいけません。
見るべきなのは、自分ができたことと、次回改善できることです。
結果と改善点を分けて考えられるようになると、一回の婚活パーティーに必要以上に振り回されなくなります。
記憶が新しいうちに振り返る
婚活パーティーの振り返りは、できるだけ記憶が新しいうちに行うことをおすすめします。
数日経つと、細かな会話や自分の反応を忘れてしまうからです。
帰宅途中でも翌朝でも構いません。
長い反省文を書く必要もありません。
「良かったこと」「うまくいかなかったこと」「次回変えること」の三つ程度に分けて簡単に残しておくと十分です。
例えば、「最初の男性とは自然に話せた」「後半は疲れて質問が少なくなった」「プロフィールカードを読むことに集中して相手の顔をあまり見ていなかった」などです。
ここで重要なのは、感想ではなく、できるだけ具体的な行動を書くことです。
「私は魅力がない」「男性に好かれない」といった評価を書いても、次回の改善にはつながりません。
それより、「緊張すると自分の話ばかりしてしまった」「相手への質問が仕事の話だけになっていた」と整理したほうが役に立ちます。
振り返りとは、自分を責める作業ではありません。
次回の行動を決めるための作業です。
会話は「盛り上がったか」だけで判断しない
婚活パーティーの後、「会話が盛り上がらなかった」と落ち込む女性がいます。
しかし、婚活で大切なのは、必ずしも短時間で大笑いできることではありません。
婚活パーティーでは一人と話せる時間が限られています。
短い時間で面白い話をしようとすると、かえって焦ってしまうこともあります。
振り返るときには、「盛り上がったか」よりも、「お互いについて何か分かったか」を考えてみてください。
- 相手の仕事について知ることができた
- 休日の過ごし方を聞けた
- 結婚後の生活につながりそうな話題が少し出た
- 自分の人柄が伝わる話ができた
こうした会話ができていれば、十分意味があります。
反対に、笑いは多かったものの、最後まで当たり障りのない雑談だけで終わってしまったのであれば、次回は一歩踏み込んだ質問をしてもよいでしょう。
婚活パーティーでの会話は、面接でもお笑いの場でもありません。
「この人ともう少し話してみたい」とお互いに思える入口を作ることが目的です。
自分が選ばれなかった理由を決めつけない
気になる男性から選ばれなかったとき、「年齢のせいだろう」「外見が好みではなかったのだろう」「会話がつまらなかったのだろう」と理由を考え続ける女性がいます。
しかし、本人に確認していない以上、本当の理由は分かりません。
婚活では、この「分からないこと」を無理に答えにしない姿勢が重要です。
相手には相手の希望条件があります。
- 年齢、居住地、仕事、結婚後の生活、趣味など、さまざまな事情で判断している可能性があります
- すでに第一印象で気になる女性がいたのかもしれません
- 自分では変えられない理由で選ばれなかった可能性もあります
そこで根拠のない推測をして、自分の価値まで低く評価してしまう必要はありません。
振り返るべきなのは、「自分で変えられる部分」です。
- 笑顔が少なかった
- 質問に対する返答が短すぎた
- 相手に質問を返せなかった
- プロフィールの書き方が分かりにくかった
こうした部分であれば、次回に生かすことができます。
分からない理由を追い続けるより、変えられる行動に目を向けるほうが婚活は前に進みます。
第一印象は外見だけを振り返らない
婚活パーティーで結果が出ないと、服装や髪型を変えなければならないと考える女性もいます。
もちろん、清潔感やその場に合った服装は大切です。
しかし、第一印象は外見だけで決まるものではありません。
- 会った瞬間の表情
- 挨拶の声
- 相手が話しているときの反応
- 姿勢
- 話しかけやすい雰囲気
こうした要素も含めて第一印象になります。
特に婚活パーティーでは、一人の男性と話せる時間が短いため、最初の数分で受ける印象は小さくありません。
- 緊張すると無表情になりやすい女性であれば、次回は最初の挨拶だけ意識して笑顔にする
- 声が小さくなりやすいのであれば、最初の一言を少しはっきり言う
それだけでも印象は変わります。
すべてを一度に直そうとする必要はありません。
自分が実行できる一つの改善点を決めることが大切です。
「誰を選んだか」も振り返る
婚活パーティーの振り返りというと、自分が男性からどう見られたかばかり考えがちです。
しかし、もう一つ重要なのが、自分自身の男性の選び方です。
- 毎回、人気が集中しそうな男性ばかり選んでいないでしょうか
- プロフィール条件だけで第一候補を決めていないでしょうか
- 短時間で会話が盛り上がったことだけを理由に選んでいないでしょうか
- 反対に、少し緊張している男性を「会話が苦手」と早く判断しすぎていないでしょうか
婚活パーティーでは時間が限られているため、どうしても分かりやすい魅力に目が向きます。
しかし、結婚相手として大切な部分が短時間ですべて見えるわけではありません。
例えば、派手な会話はしなくても、こちらの話を丁寧に聞いてくれた男性がいたかもしれません。
目立たなくても、質問に誠実に答えていた男性がいたかもしれません。
振り返る際には、「選ばれなかった理由」だけでなく、「私はなぜその男性を選んだのか」も考えてみてください。
この視点を持つと、自分の相手選びの癖が見えてきます。
一度に改善するのは一つか二つでよい
真面目な女性ほど、一度の失敗から多くを改善しようとします。
- 服装を変える
- 髪型を変える
- プロフィールを変える
- 話し方を変える
- 質問を増やす
- もっと笑顔になる
これでは次回の婚活パーティーが、さらに緊張する場になってしまいます。
改善点を十個見つけても、次回意識するのは一つか二つで十分です。
例えば、「相手の名前を呼んで挨拶する」「一人につき一つは休日について質問する」と決めます。
それができるようになったら、次の改善点へ進めばよいのです。
婚活は試験ではありません。
一回で完璧になる必要はありません。
少しずつ自分の良さが伝わりやすい方法を見つけていけばよいのです。
婚活パーティーへの参加回数を重ねても結果が変わらない人は、参加回数が足りないのではなく、同じ行動を繰り返している可能性があります。
参加するたびに一つだけ変える。
この意識が、経験を蓄積へ変えていきます。
パーティーそのものが自分に合っているかも確認する
- 何度か参加しても非常に疲れる
- 短時間で次々と男性と話すことが苦痛になる
- 本来はゆっくり話せると自分らしさを出せるのに、婚活パーティーではそれができない
このような場合は、自分を責める前に出会い方そのものを見直してみてもよいでしょう。
婚活パーティーには婚活パーティーの特徴があります。
短時間で多くの異性と会える反面、限られた時間で印象を判断する必要があります。
これが得意な人もいれば、少人数でゆっくり話したほうが魅力が伝わる人もいます。
婚活パーティーで結果が出ないことと、結婚相手として魅力がないことは全く別の話です。
- 結婚相談所のお見合いのほうが合う女性もいます
- 友人からの紹介や趣味を通じた出会いのほうが自然に話せる女性もいます
婚活で重要なのは、特定の方法にこだわることではなく、自分が相手を冷静に見られ、自分の良さも伝えられる環境を選ぶことです。
良かった点も必ず残しておく
振り返りという言葉を使うと、悪かった点ばかり探してしまいがちです。
しかし、良かった点を確認することも同じくらい重要です。
- 以前より緊張せず話せた
- 自分から質問できた
- 興味のない男性にも丁寧に接することができた
- プロフィールだけでは選ばなかったタイプの男性と楽しく話せた
こうした変化も記録しておきましょう。
なぜなら、改善点だけを見続ける婚活は疲れるからです。
毎回「ここがダメだった」と考えていると、婚活パーティーに参加すること自体が自分の欠点を確認する作業になってしまいます。
婚活では、うまくいかなかった経験だけでなく、以前よりできるようになったことも積み重なっています。
その両方を見ることによって、冷静な振り返りができます。
振り返ったら次回の行動まで決める
婚活パーティーで失敗を成功へ変えるために最も大切なのは、反省して終わらないことです。
振り返った後には、次回何をするのかまで決めてください。
「もっと会話を頑張る」では曖昧です。
- 相手のプロフィールから一つ質問する
- 気になる男性には自分から笑顔で挨拶する
- 条件だけでなく、話したときの安心感も選択基準にする
このように具体的な行動へ変えます。
次回参加した後、その行動ができたかを確認します。
結果が出なくても、実行できたのであれば一つ前進しています。
婚活では、結果を完全にコントロールすることはできません。
相手が誰を選ぶかまでは決められないからです。
しかし、自分の行動は変えることができます。
婚活パーティーで成果を出しやすくするためには、コントロールできない結果より、コントロールできる行動に意識を向けることです。
まとめ
婚活パーティーで思うような結果が出なかったとき、それを単なる失敗で終わらせる必要はありません。
重要なのは、マッチングしたかどうかだけで活動を評価しないことです。
会話の仕方、第一印象、自分の男性の選び方、パーティーとの相性など、振り返れるポイントはいくつもあります。
ただし、選ばれなかった理由を勝手に想像して、自分を否定する必要はありません。
自分では変えられないことと、次回変えられることを分けて考えてください。
そして改善点を一度に増やしすぎず、次回試すことを一つか二つ決めます。
婚活パーティーで結果を出す女性は、最初から婚活が上手な女性とは限りません。
経験を経験のまま終わらせず、自分に必要な情報へ変えられる女性です。
一回の婚活パーティーで理想の男性と出会えなかったとしても、「今回は何が分かったのか」という視点を持てば、その参加は無駄にはなりません。
失敗から学ぶとは、自分の欠点を探すことではなく、次に変えられる行動を見つけることです。
婚活では、その小さな修正の積み重ねが、自分に合う男性を見極める力と、自分の魅力を適切に伝える力につながっていきます。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








