
仲人の舘です。
詐欺的な、というよりは身近にある縁結びにまつわるものから起きる話です。
婚活をしていくにあたり、お守りや縁起物を用意する事はそれほど珍しくないでしょう。
これらを、気合を入れるためのアイテムとして用いる分には問題ありません。
ただ、依存度が高くなってくると縁結びアイテムを集める事に執心する場合があります。
更にのめり込んでいくと、失敗をこれらに押し付けるようになります。
なぜ婚活がうまくいかないのかと考えた時に、縁結びアイテムの効果が弱いのだと考えていませんか。
そして更に縁結びアイテムを求め、というスパイラルが続きます。
しかし根本的な部分、自分の失敗について考える機会を失っています。
視野が狭くなっていると、簡単な失敗も気付かないものです。
そもそも商品に対して効果を実証し難いため、縁結び商法と言って詐欺を立件するのは難しいかもしれません。
気になる要素としては、歴史や由来を偽ったものでしょうか。
名のある神社のお守りだと言われたものが、全く別の神社で売られていたものでは興醒めです。
アイテムを利用して気分を盛り上げる事に意味はありますが、依存しすぎていないか振り返ってみたいですね。
可能なら、知人に頼むのではなく自分で手に入れて出処を確かにしておきましょう。