
仲人の舘です。
恋活という言葉が巷で用いられていますが、基本的な考え方は婚活と同じようなものです。
学生時代ならばともかく、社会に出ると異性との出会いが少なくなってきますので、必然的に婚活や恋活が要求されます。
結婚相談所に携わる私どもにとって、本来恋活は縁遠い存在なのですが、近頃は懸念されるような話が見られます。
婚活をしていたはずなのに、気付けば恋活をしていた、という方が結構多いように思われます。
たとえば結婚相談所では、1対1でお見合いをしていく方式が通常です。
写真付きプロフィールから気に入ったお相手を選び、お見合いをしてみて良さそうかどうかを判断していきます。
これだけでは恋活と結びつかないのですが、いろいろな所で並行して婚活をしていくとしたらどうでしょう。
結婚相談所で行う活動だけが、婚活と呼ばれる訳ではありませんからね。
次々に異性と出会う中で、婚活に楽しみを見出してきた時は、ひょっとすると意識が恋活に変わっているかもしれません。
自分の立ち位置が分からなくなった時は、目的を思い出してみましょう。
場合によって恋活も必要とされるものですが、婚活をしていくにあたっては必ずしも有用とは言えません。
むしろ恋愛感情は、結婚という目的に対して余計なフィルターをかけてしまう事があります。
結婚相談所を利用している時は、特に意識しない限り恋活が優先されるような事はないでしょう。
恋活とは基本的なスタンスが異なるため、問題ありません。
それとは別の所で、ちょっと婚活をしてみようかと思った時にスタートラインを間違えないよう注意してみましょう。