
仲人の舘です。
仲人といえば親も同然とはよく言ったもので、なぜなら、今後の人生の指導を担う役が仲人だからです。
一生のおつきあいになるのが原則で、仲人が以前から親しいつきあいのある人なら、それまでと同様のおつきあいを続けることになります。
盆暮れのあいさつには、近況報告もかねて二人で仲人宅にお邪魔するのがマナーです。
親の上司などに仲人をお願いした場合は、結婚してから少なくとも三年は盆募れのあいさつをするがが礼儀と言われています。
転勤、昇進、出産などのおめでたいことは、すぐに仲人に知らせ、その際、先方にお祝いの負担をかけないよう気づかいも忘れてはいけません。
仲人は、このように夫婦に対して、後生、親も同然の関わりをもっているものですが、それは一昔前の話です。
最近では、仲人を世話する人も少なくなってきました。
全国仲人連合会は、仲人が全国に約1000人ほどいて、それぞれの仲人が統一料金で同じシステムで運営しています。
仲人さんと言うと、おせっかいやきの中年女性のイメージがありますが、全国仲人連合会には、男性の仲人もいて、夫婦でやっている人も沢山います。
昔いた仲人のように、親も同然の親身なお手伝いをしてくれるのが、全国仲人連合会の仲人で、長年続けてきた伝統と信頼があります。
私たちは親も同然という気持ちでおりますが、ご成婚が何よりの喜びでこの仕事をしておりますので、お知り合いの仲人さんにするような心遣いはもちろん無用です。