
仲人の舘です。
今は女性でも家事手伝いという人がめっきり減り、仕事に自らのライフスタイルを確立しておられる方がほとんどです。
そのせいか、社会人になると、例え生まれ故郷で就職したとしても、一人暮らしをされる方が増えました。
そういう意味では、しっかりと自立されておられる方が多いように思います。
ただ、そうなると、どうしても実家暮らしの男性は、何かにつけて甘えん坊で、自活出来ないように思われがちでしょう。
しかも、結婚後も親と同居となると、やはり敬遠される傾向は否めません。
まあ確かに、結婚してやっと自立というのでは、安心して付いては行けないという気持ちはよくわかります。
しかし、中には親御様の面倒をみている、責任感のある男性も多くいらっしゃいます。
そもそも結婚するという事は、二人で生きる事ですから、むしろ、自立している人からみると、柔なライフスタイルに切り替えるようにみえるかも知れません。
とは言え、家庭という一つの世界においては、二人は一心同体ですから、その範囲内で支え合ってやって行くのは誰かに頼って生きる事ではありません。
結婚と自立は相反した言葉のように思われがちですが、実は各々が精神的に自立をしている事が大切なのです。
精神的に自立している、要するに「大人」であれば親御様との同居もさして苦にはならないと思います。