
仲人の舘です。
自分で縁結びをするということはとても大切なことで、受け身や人任せではなく、自分で赤い糸を結ぶぐらいの努力も必要です。
神様の大切な働きは、結びの作用にあり、異質なモノを結び合わせ、新しいモノを創造します。
これこそが創造神としての神格であり、神社の注連縄は、この結びの作用を視覚的に表現していると言います。
人は社会の中で生きている限り、知らず知らずのうちに何かを結ぶ働きをしているものです。
仕事を紹介したり、貰ったりするのも、そこには何か見えない結びと言う縁が働いているものです。
異性との出会いも結びの力が働いていて、結ばれるためには、待っているだけではダメです。
自分から積極的に結ぼうと努力をし、色々な場面で自分が結びの働きをするという気持ちが何より大切です。
受け身で待つ姿勢を常としていると、いつも他人の出方を注視することになります。
自分で楽しむ視点を育てるには、自分で縁結びするくらいの気持ちが必要で、何ごとも受身で待つ姿勢は注意しないといけません。
例えば子供の頃に作った、てるてる坊主を思い出してください。
天候を操ることはできないとわかっていながらも、晴天を望んで努力をしていると言えるのではないでしょうか。
人との縁を大切にしたいなら、自分からさり気ない気遣いを他人へと行動することが大切で、受け身や人任せではなく、自分で赤い糸を結ぶ努力をしましょう。