
仲人の舘です。
結婚6周年を祝う呼称の一つに、「糖婚式」というのがあります。
これは、この位たっても砂糖のように甘くラブラブでいられたらという意味なのでしょう。
そう言えば、そんなの半分以上願望だと言い、うちは闘魂式だと笑っていた友人がいました(笑)
実際、ここから後の結婚生活は、正に闘魂であるという気もしないでもありませんが、この糖婚式というのは、あくまでも隠れ結婚記念日の呼び名。
Wikipediaをはじめ、多くの百科事典に載っている6回目の結婚記念日は「鉄婚式」です。
これは、ここまで来れば、鉄のような強い絆が出来ているだろうという事で、それがこれからもずっと続きますようにという願いを込めて命名されたものであるとされています。
確かに、母は強しと言われる通り、どんなに可愛い女性でも、子を持つ母となり、一家を支える主婦ともなるとパワーアップするものではあります、
しかし、決して、妻が鉄の女になるという意味ではありませんので、そこはくれぐれも誤解のないようにしていただきたいものです。
という事で、鉄婚式には、どっしりとした大きめの鉄鍋を記念品として購入するのが欧米では一般的だそうです。
何故なら、鉄の鍋というのは、正しく丈夫で長持ちで、使えば使う程油がなじみ、どんどん美味しい料理を作れるようになります。
ただし、そのためには、こまめなお手入れは欠かす事が出来ません。
そう、何年たっても、お互いの心のメンテナンスは大切で、それさえ怠らなければ、年々味に深みを出しながら良縁を保てるという理想の夫婦像を表しているのです。
ちなみに、鉄鍋は洗った後、綺麗に水気を拭き取って、かつ、しっかり乾かさないと、あっという間に錆が付き、後々厄介な事になってしまいます。
ですので、夫婦の関係も水が差した際には、直ちに綺麗さっぱり拭い取り、お互い錆が出ないように十分に気を付けましょう。