
仲人の舘です。
金婚式は結婚50年目、銀婚式は結婚25年目、では、銅婚式は結婚何年目?
こんな問題を出すと、多くの人が10年目だったかな?と、少々、いや、かなり不安げに答えます。
中には、単純計算で、50の半分が25、で、25の半分が12だから、12年目じゃないの?っと、いささか凝った回答を出される方もおられますが、いずれもハズレです。
それでは、20年、それとも15年かと、最終的にはいろいろな答えが出るものの、中々当たる確率が低いのが面白いです。
というのも、銅婚式というのは、思いのほか早く、結婚7年目にやって来るからです。
昔は7年目の浮気などと言われ、この頃が最も危ないとされていたところから、ここいらで一つ派手にお祝いをして、気合いを入れ直そうという意味もあったのかも知れません。
けれど、実際には、そろそろ家庭も安定し、それなりの資産も出来て来た事の価値を銅に例えて銘々されたのだと言われています。
そこで、欧米では、銅製の鍋やフライパンと言った調理器具を記念に購入されるおたくが沢山あります。
何故なら、銅は熱伝導が非常に良く、均一に温まるため、煮物にしても、焼き物にしても、実に美味しく仕上がるからです。
即ち、ぼちぼち冷めて来た我が家に、均一に熱を通し、温め直そうという意味も込められているという訳のようです。
また、銅はとても殺菌力の高い金属なので、もし夫や妻に、悪い虫が付きそうになっていれば、一気に除菌という考え方も出来そうです。
という事で、モテ男やモテ女と結婚された方はぜひ、7年目の記念日に、銅製のアクセサリーなどを贈り、肌身離さず付けさせる事で、雑菌対策をしておきましょう。