
仲人の舘です。
結婚1周年は紙婚式と呼ばれ、その後毎年様々な呼称が付けられている結婚記念日ですが、2年目、3年目、4年目には、複数の呼び名があります。
例えば、2年目なら綿婚式か藁婚式、3年目は、革婚式や糖果婚式、もしくは草婚式。
4年目になれば、花婚式だの、絹婚式だの、皮婚式だの、書籍婚式だのと、年の数だけ名前も増えるような感じですが、それが再び一つになるのが結婚5周年です。
やはりそれだけ大事な節目である事を意味している訳で、実際、何かしらのお祝いをされるご夫婦は少なくありません。
ただ、その日が「木婚式」であるという事には、案外気付かれていないものでしょう。
この木婚式というのは、ここへ来て、ようやく夫婦2人が一体化し、1本の大木になった事を祝するもので、木製家具を記念に購入されるお宅も、欧米では沢山あるようです。
また、観葉植物を飾られるご夫婦もおられますし、木の写真立てやオルゴールボックスなどをプレゼントし合うという未だラブラブのカップルも見受けられます。
しかし、日本には、そんなに頭を悩ませなくても、誰もが必需品としている木製品があります。
それはズバリ、お箸で、食べる事は生きる事ですから、箸なくして、日本人の生活は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。
そこで、結婚5年目の記念に、お揃いの箸を新調したり、互いに新しいお箸をプレゼントするというのも素敵、我が国ならではの木婚式の祝い方です。
また、独特の木の温もりを持つログハウスなどで一家揃って記念日を過ごせれば最高ですね。