
仲人の舘です。
家は妻が守るもの、という考え方は現在ではもう古いかも知れませんね。
共働きは当たり前のようになっており、家事や育児で夫婦が分担している姿も珍しくありません。
ところが些細な事から夫婦喧嘩へと発展した時に感じるものは、それでも昔からあまり変わっていないような気がします。
どういった場合でも、多くの妻は夫よりも家の事を考える機会が多いのではないでしょうか。
さて、実質的に家の事や子供の事を多く考える妻が外から帰ってきた夫に難癖をつけられたのでは面白くありません。
特に問題が起きていないのであれば現在の状況は合理化されていると言え、自己評価はそれなりでしょう。
妻の側からすれば「あなたは何もやっていないのに」という事です。
たとえば食事が手抜きと言われても、妻として素直にこれを認めることは出来ないでしょう。
夫に手抜きを証す手段はありませんし、妻は実際に手抜きをしたにしても他の何かに時間を割いていたかも知れません。
これを上手く説明できれば喧嘩は回避できるかも知れませんが、頭ごなしに手抜きと言われては感情的に反論してしまうのが人間です。
夫婦喧嘩の多くはどちらが良いとも悪いとも言えない理由に起因しているので、するのは大いに結構ですが長引かせずに手打ちとしたいところです。