
仲人の舘です。
物語にも終わりがあるように…なんて感覚では困りますが、悲しい事に離婚は無くなりません。
少なくとも現代は愛し合った二人が離婚を決意するのですから、それは大きな理由があるのでしょう。
そんな事を思いながらアンケートを取ってみると、意外にも性格の不一致が上位に来るようです。
ただ、現代でほいほい離婚をすると後が大変ですから、性格の不一致の裏には何か別の問題が隠されていると考えて良いでしょう。
特に最近何かと問題にされるのは、パワハラやモラハラと呼ばれるものでしょうか。
少し前だとDVつまり家庭内暴力が話題となりましたが、今は単純な暴力以外の部分にも注目されています。
暴力の場合は命の危険を感じる事があり、かなり危険な状態だと言えるでしょう。
モラハラは単純な暴力とは少し異なり、精神的な苦痛に注目しています。
特に気になるのは、モラハラの場合はDVと違って妻が加害側となっているケースが少なくありません。
「亭主元気で留守がいい」とは皮肉な笑い話に聞こえますが、これのエスカレートしたものが起きています。
無視や罵声を繰り返す事でご主人を家から閉め出してしまい、居付かないようにするのです。
逆の場合は、生活費を入れなかったり浪費したりとお金絡みの問題が目につくでしょうか。
暴力的な行為はひと目で分かりますが、モラハラの被害は外に出ません。
しばらく耐えていたけどもう限界…となった時に離婚となるようです。