
仲人の舘です。
「夫婦なんて、狐と狸の化かし合い、常に不透明な疑惑の中に成り立っているものだ」なんて思っておられる方、結構いらっしゃいませんか。
でも、それは大きな間違いで、本当に信頼し合っている夫婦には、疑いの欠片もないものです。
という事で、そうして仲睦まじく連れ添ってきたご夫婦の結婚15周年目の記念日は「水晶婚式」があります。
正に、曇りのない透明な水晶玉のような信頼関係と愛を祝すものです。
そこで、透明度の高いクリスタルのワイングラスやシャンパングラスに好みのお酒を注いで乾杯するのがヨーロッパでの習わしのようです。
実際、水晶というのは、パワーストーンとして用いられるほど強烈な浄化力を持つもので、古代から神聖なる石と言われてきました。
もちろん、その力は今も衰えを知りませんから、この機会に、そのパワーを借りて、何とか再生というカップルも少なくはない事でしょう。
妻は夫に水晶の時計を、夫は妻に水晶のアクセサリーを贈るといいと言われていて、他に、寝室に水晶玉そのものを置いて、毒素を洗浄というご家庭もあるようです。
正に水晶婚式は、草臥れ始めた夫婦関係を清算し、透明感を取り戻すための日でもあるのかも知れませんね。
ご結婚が決まったら新居に水晶を置いて、見る度に清らかな気持ちを思い出すのもいいかも知れません。