
仲人の舘です。
いかなる場合も、きめ細やかな愛がなければ、男と女の関係は保てません。
特に昨今、熟年離婚というのが騒がれていますが、あれはやはり、きめ細やかな愛を欠いてしまったからに他ならないでしょう。
という事で、取りわけ男性陣はご用心、ちょうど働き盛りの頃に迎える結婚記念日は、ついつい忘れがちですが、それが将来悲劇を呼ぶ要因になるかも知れません。
男性はとかく、10年目を過ぎると、結婚記念日を粗末にしがちです。
けれど、昔の人は本当に世の中をよく知っていたもので、結婚12年目の記念日を「絹婚式」と命名し、お互いがきめ細やかな愛を確かめ合う日としていました。
しかも、シルク地という素材は、単にきめが細かいだけでなく、夏は涼しく、冬は暖かくというように、身に付ける人を常に快適にしてくれます。
これは、元々三角形の構造になっている絹糸が何本も重なりあっているからに他ならず、その隙間がうまく汗を発散させたり、体温を蓄熱したりしているのです。
そう、夫婦の関係も同じで、時にストレスを上手に発散しながら、愛を蓄熱して行く事が大事だという事ですね。
結婚は、するよりも続かせることの方が大変だと言う人も少なくありません。
晴れて結婚されたなら、その時の幸福な気持ちをいつまでも忘れずに、きめ細やかにお相手の気持ちを大切にして欲しいと思います。