
仲人の舘です。
仲人を生業としている私どもは規定料金がきっちり決まっていますが、そうではない仲人へはお礼をしましょう。
お見合いをしたかどうかにかかわらず、結婚に携わる存在として仲人は今も縁を取り持っています。
仲人の功績は大きく、それに見合うだけの対価としてお礼をします。
気になる金額についてですが、どこまで世話をしてくれたかによって相場は違ってきます。
媒酌人、といっても最近は仲人と兼ねる事が多いのですが二人にとっては大事な方となります。
披露宴のみに関わった仲人へのお礼には、概ね10万円からが相場と言われています。
式の前から携わっている仲人へは結納金の一割から二割が一般的なお礼の金額で、結納の手間に応じて変化するようです。
仲人との関係は結婚したら終わり、という訳ではありません。
どちらの家にとっても大切な方にあたりますから、盆暮れの挨拶など礼節をもって接したいです。
お礼の表書きは両家の連名とし、金額も折半するのが通常です。
仲人は立場的に目上の存在となるので、贈り物のなかにもタブー視されているものがあります。
履物やカバン、それに筆記用具や商品券など無難に選びやすいものもありますが注意しましょう。
失敗がなく贈り物に適したものといえば、やはり菓子類でしょうか。