
仲人の舘です。
容易に出会えないからこそ「運命の相手」という表現があり、そのため結婚を逃してきた方も少なくないでしょう。
妥協というと聞こえが悪いですが、高すぎる理想は時として足かせとなります。
もっと良いお相手をと追いかけていく姿は様々なシーンで見られ、俗にお見合い問題と呼ばれています。
お見合い問題というのは主にビジネスシーンで使われる表現で、結婚と人事の類似性について触れたものです。
要するに確率の話で、多くのお見合い相手の中から最善と言えるお相手にプロポーズするためにはどうすれば良いかという事を表現しています。
もちろん確率なので絶対に正しいという事はなく、また導き出される数字も100パーセントを示していません。
企業が新入社員を採る時は多くの人数を相手にしますが、お見合いではそこまで多くのお相手を想定しないでしょう。
とは言え最初にお見合いしたお相手で決めてしまって良いのか、次にお見合いをする可能性のあるお相手はもっと相性が良いのではないかと考えてしまう事があります。
まさに、お見合い問題に陥った状態と言えるでしょう。
学術的に言えば最初にお見合いしたお相手は断る事がベターなのですが、一生を左右する事なので自分の直感も大事にしたいです。
ビビビっときた、というのはそう馬鹿にした表現でもありません。