
仲人の舘です。
仲人と言うこともありますが、ここではあえて媒酌人と表現します。
媒酌人をたてて行う結婚式の媒酌人の挨拶は非常に重要で、格式の高いものです。
媒酌人が口上を述べる結婚式の媒酌人の挨拶は、決まった言い回しがありますが、無理に決まり通りに言う必要はなく、メモを見ながらでも問題ありません。
基本は、結婚式で媒酌人が挨拶する時は、まず一礼し、そのあと両家の両親と新郎新婦が一同礼するのがマナーです。
挨拶の内容は、「本日はお日柄も良く」で始まり、「良縁が相ととのったことの報告」をし、「誠におめでたく心よりお祝い申し上げます」と述べます。
そして最後は、「未熟ではございますが、私がご両家のご良縁の仲立ちをさせていただきます」という言葉で締めくくります。
結婚式で媒酌人が挨拶するのは、出席者に、挙式が無事に終わったことの報告と、新郎新婦の人柄や馴れ初めを紹介する意味合いがあります。
そのため、事前に媒酌人は、新郎新婦についてよく理解しておく必要があります。
結婚式で媒酌人が挨拶をするためには、事前に新郎新婦とゆっくり時間を設け、生い立ちや、子供の頃のエピソード、結婚までのプロセスなどの話をよく聞いておく必要があります。
結婚式当日の媒酌人だけを頼まれた場合でも、下準備なしでは、披露宴の成功を収めることはできません。