
仲人の舘です。
オジサン世代だと、結婚には3つの袋が必要というフレーズは馴染み深いものがあるかも知れません。
披露宴のスピーチにて、定番のフレーズとして扱われてきました。
近頃では披露宴そのものを開かないケースも増えているため、あまり耳にする事はないかも知れませんね。
まあ、そのまま素直に3つの袋について話をしても良いのですがあまりに紋切り型なのでアレンジを利かせてウケ狙いに用いられる事もあります。
近頃は3つの袋の一つである給料袋が用いられる事はなく、専ら給与明細なのでフレーズそのものが時代に合わなくなってきたと言えるでしょう。
ただし言わんとしているところだけを切り抜いてみれば、もちろん今でも通用する言葉です。
結婚する以上は小さな事で争ってばかりいられませんし、生活のための収入は必要ですし、両親を大切にするというのも基本的なものですね。
とかく最近は3つの袋のうち給料袋ばかりが注目を集めていますが、改めて他の袋について考えてみてはいかがでしょう。
堪忍袋は確かに重要ですが、我慢が良いというものでもありません。
我慢と捉えるのではなく、許容範囲と捉えられた方が良いのは言うまでもありませんね。
結婚生活に我慢が付き物となってしまうと、それだけで大きなプレッシャーです。