仲人の舘です。
結婚する場合、何はなくとも、お金がないと結婚準備ははかどりません。
結婚する時は、結婚資金が必ず必要になるので、用意できるお金をまず把握しておく必要があります。
婚約までに貯めたお互いの自己資金はとても大事で、結婚が決まってから貯めていく二人のそれぞれの資金を足すと、それなりの額にはなるでしょう。
独身時代にどれだけ計画的に貯金をしてきたかが問われるところで、新生活やハネムーンの費用を考えると、できるだけ貯金をしておきたいところです。
親からの援助は、結婚の費用に大きくプラスになりますが、親が用意してくれた支度金やお祝いの援助を受けずに、自分たちだけで結婚式をする人もいます。
しかし実際は、多くの人が親の援助を受けているのが実態であり、足りない分をカバーしてもらっています。
最初は自分たちの資金だけでと思っていても、結局、予算が足りなくなり、援助をお願いするというケースが多いのです。
結婚のために使えるお金は、貯蓄と入ってくるお金にわけることができますが、入ってくるお金は、ご祝儀と親からの援助、お祝い金になります。
親からの援助は約7割のカップルがもらっているという実態があり、職場や組合などからのお祝い金を当てにしている人もいます。
最終的には、入ってくるお金がどれくらいかを算出して、二人の貯蓄を合わせた額が結婚費用の目安になるのかもしれません。
仲人の舘です。
未婚であることに対する後ろめたさは、昔に比べるとすっかり薄まっているでしょうか。
結婚率の低下は、ひとえに女性の社会進出という宿願が実を結びつつあると言えるのかもしれません。
それでもやはり、結婚を一つの区切りと考える風潮は根強く、未婚者と既婚者で分類される事はしばしばです。
だからと言って、何も考えずに結婚して良いかといえば、今は後悔のほうが強く印象に残ってしまうでしょう。
どういったプロセスで出会っているかが、一つ大きな鍵を握っていそうです。
男性でも昇進に影響するなどという話は今でも耳にしますから、焦る気持ちはわかります。
しかし、その先に後悔が待っている事は想像に難くなく、またそうでない場合にも陥りやすい罠が潜んでいます。
現在の主流は恋愛結婚ですが、恋愛と結婚は近いようでいてかなり遠い場所にあるものです。
恋愛時にお相手の欠点を冷静に分析できる人は大したもので、普通は良いトコロしか見えません。
そのまま盛り上がって結婚となった場合に、良いのは最初だけで、次第に後悔が出てきます。
今まで見ようとしてこなかったお相手の欠点が、とにかく気になるようになってしまい、途端に息苦しくなるのです。
感情が高まったところでプロポーズという流れになるのではなく、一旦冷静になってからでも遅くはありません。
仲人の舘です。
かつては「25歳を過ぎると女性は行き遅れ」などと言われていましたが、現代ではまずあり得ません。
晩婚化の進みは、それだけ女性の選択肢が増えてきたと言えるのではないでしょうか。
それでも生物学的な事を言えば、やはり結婚に際して適齢期と呼ばれるものは存在するのでしょう。
とかく生殖機能は加齢とともに衰えていきますから、子供を希望するのであれば適齢期について考えてみたいです。
世間の評価とは少し異なって見えるかもしれませんが、結婚相談所という立場から適齢期を見てみます。
男性の場合は30歳前後が、女性だと27歳前後となるでしょうか。
男性はもう少し年上でも良いとする考えもありますが、概ね35歳頃までに収束する気がします。
どうしてもイメージの問題から男性は40歳、女性は35歳を過ぎると適齢期を過ぎたかなと思われてしまうようです。
純粋に、生き物として見れば男女ともに若い程条件としては良好です。
しかし男性には収入が期待されますから、社会人として責任のある立場に出てくるだろう30歳くらいが結婚の適齢期となる訳です。
女性が比較的高めなのは、若さを保ちつつ精神的な成熟に期待してといったところでしょうか。
仲人の舘です。
成人して異性と交際していれば、どこかで必ず結婚の事を意識するでしょう。
破局になる話は別として、付き合った長さが基準という訳ではありませんが、結婚の動機にはなります。
しかし、このタイミングが厄介で、時期の見極めを誤ると結婚が先延ばしになるどころか関係さえ破綻しかねません。
特に、男女では結婚に対する温度差が生じやすいですから、タイミングの見極めは重要です。
ズルするという訳ではありませんが、何の気なしに気持ちが結婚へと向かっていくタイミングを利用するのは一つの手です。
例えば、親しい誰かが結婚したという報せが届いた時、じゃあ私達もという流れに持っていきやすくなります。
とかく男性は、結婚に対して引き気味なところがありますから、ポンと背中を押してくれる何かが欲しいものです。
生活環境の変化も、結婚という生活環境の変化とタイミングを合わせる事で良い時期となるでしょう。
転勤が決まってこれからは遠距離恋愛、なら結婚しようかといった具合ですね。
学生時代における遠距離恋愛は破局のフラグと言えるかもしれませんが、大人のそれは結婚フラグだったのです。
彼氏彼女がいるからといって結婚するとは限らない、と考えている方はタイミングを求めているのかもしれません。
ここで結婚しろ、という時期を教えてくれる人はいませんが、何となく良いかもと感じさせてくれる頃合いを見極めましょう。
仲人の舘です。
婚活を始めるなら、できるだけ早いほうが有利であることは間違いありません。
男性の場合、30代や40代でも割と女性のパートナーは見つかりやすいのですが、男性は年の離れた美人好きが多いので、やっかいです。
しかし年上男性は、比較的引く手あまたの売り手市場で、ある程度の年収や安定した企業にお勤めであれば、いくらでも結婚相手の候補が現れます。
女性の場合、婚活を始めるには、時期が大事で、婚活をスタートさせるなら、仕事も一段落ついて落ち着いた、需要のある20代後半がベストです。
ただし、現実にこの年齢で婚活を始める人は少ないので、スタートラインは アラサー前後というのが正解と言えます。
30代での女性の婚活は、20代に比べるとオファーが激減したりなど、シビアになってくる現実もありますが、30代前半であれば、見通しは悪くありません。
子供を生み育てる要因もあるので、確率論で言うと、年を重ねるに連れて結婚相手探しが難しくなるので、婚活を始めるのはやはり早いに越したことはありません。
つまり、思い立ったが吉日、すぐにでも婚活を始めるのが良いということになります。
婚活を始めて1年以上お相手が見つからないと焦りますが、大事なことはその気持ちをお相手にぶつけてしまわないことです。
婚活を始めるのが一番多い年齢は、アラサー以降なので、肩の力を抜いて笑顔で婚活を始めることです。