仲人の舘です。
お見合いという言葉の語源は、「妻を見合わす」というところから来ていると言われています。
つまり、男性に女性を紹介するものであったという事です。
そのため、男性側には断る権利が認められていましたが、女性側は、好まれれば、気に入っても気に入らなくても結婚しなければならなかったのです。
江戸時代頃までのお見合いは、男性が仲人に連れられ、見合い相手の女性の家を訪問するというのが定番でした。
そして、女性は、お茶とお菓子を運んで来て、そのまま着席します。
さぁ、ここからがお見合い本番だと思うでしょう。
けれど、男性がそのお茶を一口飲んだ瞬間、もう結婚が決まってしまうというものだったのです。
なぜなら、お茶を飲む事、それは男性が一目惚れしたという証拠だとされていたからです。
しかし、男性だって、自分と一生連れ添う事になる女性を決める訳です。
そう容易に判断出来るものではありませんから、少し話をしてからという気持ちもあるでしょう。
ですので、その場合には、お茶には手を付けず、最終的に出されたお菓子を袂にしまい、代わりに自分の扇子を置いて帰る事で、YESとなったと言われています。
つまり、いずれにせよ、男性はお見合い当日に、お相手の目の前で答えを出さなければならなかった事は確かなようです。
ですが、今は後で落ち着いて考えて返事する事が当たり前ですし、もちろん女性側から断る事も出来ます。
お見合いは断りにくいと躊躇される方も多いようですが、安心して、一つの貴重な出会いのチャンスだと思っていただいて良いのではないでしょうか。
仲人の舘です。
お見合いをしたからと言って、必ずしもそのお相手が気に入るとは限りません。
ですから、お断りする権利は双方にある訳で、どうしても気の進まない場合には、遠慮なくお断りするといいでしょう。
やはり男女の関係は、理屈ではない、生理的なものが大きく左右するものです。
ですから、生理的に受け付けないとか、気乗りがしないという事はいくらでもあります。
にも関わらず、無理に前向きに考える事は、逆に後々厄介な事になりかねませんから、そこは早めにはっきりさせる事もまた大切なのです。
お見合いから交際に入り注意が必要なことは、どちらか一方が優柔不断に付き合っていると、周囲の力も加わって、どんどんどんどん話が先に進んで行くということです。
もちろん、その進行の中で、生理的な抵抗が緩和されて行けば、それが最も望ましいと言えるでしょう。
しかし、悪化する可能性も高く、そうなった時が面倒だという事は、こういう仕事をしていると、嫌というほど見てきています。
それに、気が進まないのに、お相手に期待を持たせるような言動を見せるのは、とても失礼な事でもあります。
ですから、そういう場合には、お断りすることも正しい行動なのです。
別に、これと言った不満や、何が気に入らないのかがはっきりしなくても構いません。
そこは所詮、男性と女性の関係には、理屈だけでは片付けられないものがあるのだと割り切っていただければいいと思います。
仲人の舘です。
全国仲人連合会・日暮里駅前ラウンジ前のイベント広場では、今日と明日(6/21~6/22)の10:00~17:00「にっぽりマルシェ」が開催されています。
現在、曇り空で心地良い風も吹いていますので、屋外のイベントにはちょうどいいと思います。
夏至の昼間がもっとも長い一日、お近くの方はぜひ遊びにいらしてください。
仲人の舘です。
テレビや写真で一度は見かけたことがある、眼下に一面の緑の大地が広がる北海道美瑛の丘、あの江原啓之さんのパワーの源だそうです。
町の至るところに可愛い演出が溢れかえっていて、ハートマークが一杯、真心一杯なのだとか。
実に温かい気持ちになれると言いますか、女性なら誰しも、不思議な幸せに包まれるスピリチュアルな世界ではないかと思います。
そして、その極めつけとなるのが、今ではすっかり北海道を代表する縁結びスポットとして知られるようになった美瑛神社です。
赤い鳥居とハートマークがキュートにお出迎えしてくれます。
この鳥居は、美瑛の丘とともにお守りにデザインされ、良縁祈願に最適な「丘守り」として売られています。
これは、お友達へのお土産にも最適ですし、自分の分も含め、参拝後には、忘れず買って帰るといいと思います。
美瑛町というのは、ちょうど北海道の真ん中辺りの大雪山の裾野に広がる小さな町で、旭川と富良野の間位と言えば、大まか想像してもらえるでしょうか。
白金温泉という有名な温泉もありますし、おしゃれなホテルやペンションも沢山あります。
正に、婚活の気分転換に、そして傷心旅行にもピッタリの町だと思います。
様々なクラフト体験が出来る工房も点在していて、レンタサイクルを利用されれば、存分にお楽しみいただける事でしょう。
美瑛でスピリチュアルなパワーをもらって、新たな恋の到来を前向きに考えられてみられてはいかがでしょうか。
仲人の舘です。
婚活というのは、就職活動を略して就活という事に倣って、結婚活動を意味する単語として普及しました。
しかし、その事に対しての賛否は両論で、中には否定的な意見を持つ人も少なくありません。
そもそも就職活動というのは、昔からある程度世代も、時期も、流れも決まっていました。
特に大学生にとっては、説明会からエントリー、そして試験や面接を経て内定をもらうまで、一つのパッケージ化されたものが多いと言っても過言ではないでしょう。
そこで、同級生たちの多くは、似たようなスーツを着て、似たようなパターンの行動を取る訳です。
そして今、そうしたパッケージ商品が、結婚活動をしようという人たちのためにも多数出ているというのがいいのか悪いのかという問題なのですね。
確かに、恋愛は人それぞれ全く異なる感覚と目的で進行して行くものであって、結婚はその先に存在するものです。
最初からそれを目指して恋愛する人もいれば、ただ単にその時々を楽しむために恋愛する人も少なくありません。
また、その過程の中で、心の変化があれば、目的も変わって来るもので、別れもあれば、成婚も有り得る訳です。
多くの人達は恋愛と結婚を始めから結びつけて考えるものではないでしょう。
それを「婚活」だと考えると、焦ったり力が入ってしまったりするのかもしれません。
ですから、自然な気持ちでいたらいいと思います。
もしかしたら、それが婚活成功の秘訣かもしれません。