仲人の舘です。
ご当地の、というと安っぽく聞こえてしまうかも知れませんが、日本各地に縁結びに適した場所があります。
主に寺社仏閣なのですが、どの街にも必ずと言っていいほど神社はあるでしょう。
学問の神様こと菅原道真を祀っている事で知られる太宰府天満宮のある福岡県にも、縁結びと関わりの深い神社は存在します。
関東から見れば出雲大社まで近いですが、別に福岡の近所という訳ではありませんからね。
その出雲大社ですが、実は福岡県内に分院があります。
もちろん参拝方法は本社と同じ二拝四拍手一拝で、祀られている神様は大国主命です。
やや小ぢんまりしていますが九州に二社しかない分院なので、多くの参拝客でにぎわいます。
縁結びの祈願といえば出雲大社くらいの知名度がありますから、自然と足が向いてしまうのでしょう。
文字通り縁結び、恋愛に特化した神社が日本で唯一福岡県に存在しているのです。
その名も恋木神社と呼ばれる神社で、赤い社殿が目を引きます。
足を踏み入れただけで恋愛力がアップするとも言われ、境内の全体で恋を応援してくれているようです。
日本三大住吉の一つに数えられる住吉神社もまた、ご縁の神様を祭る縁結びに良い神社です。
いずれも名所中の名所なので絞り込むのは大変かも知れませんが、ハシゴし過ぎて本来の目的を忘れないようにしましょう。
仲人の舘です。
縁結びを結婚前の、出会うまでに行うものと勝手に決めつけていませんか。
確かに字面通り捉えてみれば、出会っていない誰かと誰かを結び付けるもののように見えます。
ただ、どちらかと言えばその意味を持つ言葉は良縁祈願でしょう。
縁結びは、実はゴールである結婚つまり夫婦を目指したもののようです。
出会っているお相手との夫婦関係を求める、というと出会いは結婚を意図していないものになるでしょう。
結婚を意図した出会いはもちろんお見合いで、この場合だと上の意味での縁結びは用いられませんね。
ただし、お見合いをしてから結婚まで、いくら早いとは言え数ヶ月という事はありません。
諸々の準備を進めていけば、1年近くかかるのではないでしょうか。
そのスタート地点で、自分的に好感だった時に縁結びのお願いをするという事はありそうです。
いくら自分が好感でも、お相手も同じように思ってくれなければ成立しません。
しかし、お見合いの席に出てきたのであれば、必要な物はあと少しです。
結婚へ向けた条件は最初の段階でクリアしていますから、残すところは夫婦としての未来像をイメージできるかどうかでしょう。
お見合いやデートを重ねてもなお、これがイメージ出来ないとゴールはまだ先なのかも知れません。
仲人の舘です。
出会ってから結婚まで、それほど時間がかからないのがお見合いの良いところでしょう。
結婚まで進展しない時も判断が早く、ドライに見えるかも知れませんが合理的です。
お見合いをしたら、結論を出すまでの期間がおよそ3ヶ月と言われています。
結論というのは入籍や結婚式ではなくお互いの間で結婚の合意、すなわちプロポーズです。
デートが5回続いているなら、結婚に向けて進んでいるという事でしょう。
判断に5回要するのは、時間がかかりすぎかも知れません。
世間一般でいうデートとお見合いからのそれとでは根本的な性質が異なりますから、思っている以上に進行は早いものです。
いたずらに時間をかければ良いというものではなく、一回ごとしっかりお相手を見る必要があります。
必然的に、会話の内容は結婚を見据えたものになっていくのではないでしょうか。
5回目以降になってからは断る事ができない、などという事はありません。
お見合いは、事前にお相手のことをある程度は知っているのがメリットです。
しかし、経歴や持病といった部分で嘘があった場合、この前提部分が崩れてしまうため5回目以降だろうとお断りを入れる事に問題はありません。
もちろん一方的な話ではなく、形式に則った段取りを取りましましょう。
仲人の舘です。
日常では、そう簡単にドラマのような出会いは起こりません。
出会えたとしたら、文字通り運命的なものでしょう。
言ってみれば一か八かのギャンブルで、リスクが高いため人生を大きく左右する結婚にはなかなか使えませんね。
友人の紹介というのも似たようなものですから、結婚が目的でしたら婚活を積極的に行いましょう。
婚活の一つに入るお見合いアプリとは、フェイスブックの利用者数を使ったマッチング手段です。
圧倒的な会員数をほこる場所ですから利用者数もかなり期待でき、実際に運営開始から早々に100万人突破した事で話題になりました。
参加人数が多ければ、それだけ出会いの数も多くなる可能性も
高くなりますから、選択肢としてありと言えるのではないでしょうか。
しかし、お見合いアプリがフェイスブックを利用しているとなると気懸かりなのは友人に活動している事がバレてしまうことでしょう。
その点については心配無用で、友達にばバレないよう配慮がされています。
また利用する際に使用する名前も実名ではないため、安心して利用できそうです。
本来なら出会いの場において実名を用いない事はご法度ですが、今回はフェイスブックという舞台上を利用しているため実現可能な手段のようです。
仲人の舘です。
人が人から無条件に祝福される機会というのは、そう多くありません。
誕生日といえばその代表的なもので、レストランでイベントに居合わせれば自然と拍手を贈っているのではないでしょうか。
それと似た、あるいはそれ以上に祝福されるものとしては結婚があります。
個人の特別な日ではなく、二人にとって特別な日は、たとえ年月を重ねても変わることはありません。
結婚35周年ともなれば、これはもうお見事な歴史です。
25周年といえば銀婚式、50年といえば金婚式は有名ですね。
35周年という、なんとも中途半端にも見えますが年齢的には還暦頃かも知れないという事でこの節目に相応しい記念年の事は珊瑚婚式と呼びます。
西洋の風習を日本に取り入れて始まったものですが、記念年にちなんだ物を互いに贈るのが一般的でしょうか。
珊瑚というと、若い頃にはあまり馴染みがないかも知れませんね。
しかし結婚してから35周年を迎える頃には、宝飾品にしても雑貨でも素敵なものを贈って良いでしょう。
これまでの円満な生活とこれからの平穏な日常を祈念して気持ちを込めると、単なる35周年がかけがえのない1年になりそうです。
ちなみにこの記念年、15周年までは毎年あって以降は5年毎に制定されています。