仲人の舘です。
結婚はしたいし、出会いは欲しいけど、お見合いには常に悩みが一杯。
私が思うに、これが多くの婚活初心者の本音でしょう。
なぜなら、まずはお見合いするかどうかで悩み、する事が決まれば、今度は当日の事であれこれ悩む。
そして、お付き合いするかどうかで悩んで、最終的にはその人と結婚するかどうかで悩む訳です。
しかも、婚活というのは、多くの場合、お見合いしては断ったり断られたりの繰り返しですから、それが更に悩みを巨大化します。
私の経験からいくと、最初はそれこそ何事も経験の体験お見合い。
2回目が初心者クラスで、3回目が初級クラスと言ったところでしょうか。
ですから、この辺りまでは、好奇心や期待感というのもかなり手伝っていて、悩んでいるとは言っても、まだまだ大した事ないのが実際なんですね。
ところが、4回目位になってくると、中級者に格上げされた状態です。
そこで結果が出ないと、どうしても真剣に悩み、マイナス思考で自分自身を振り返ってしまわれる方が一気に増えるのです。
はっきり申し上げて、大抵の方が、4回目から5回目のお見合いで壁にぶち当たられます。
ですが、良質な結婚を望むのであれば、上級クラスまでは頑張るべきでしょう。
そして、私は、その上級クラスを8回目から10回目と設定しています。
つまりは、そこまではお見合いをしては、断ったり断られたりを繰り返していても、必要以上に悩む必要などないという事です。
もっとも、真剣に婚活されておられるからこそ、あれこれ悩まれる訳で、私はそういう会員さんには必ず結果が出ると信じてますし、これまでずっと結果が出てきました。
この言葉を信じて、どうせ悩むのなら、次はどこのどんな人とお見合いしようかという事で悩んでいただければと思います。
仲人の舘です。
皆さんは“人事を尽くして天命を待つ”という言葉をご存じでしょうか。
これは、大昔の中国のお坊さんが唱えた故事ことわざで、正に読んで字のごとくですね。
人事とは、人が出来る事、天命とは天が授ける運命です。
即ち、自分の出来る事は全て一生懸命やってみなければなりません。
しかし、一通りやり尽くしたら、後は焦らず、神様にその後の展開を任せればいいのだという事です。
恐らく、本当に人事をやり尽くしたのであれば、それなりの天命を下してもらえる事でしょう。
ただし、まだまだ実際にはやり残した事があったり、全体的に手抜きしてクリアしたのであれば、いつまでたっても天命は見えません。
例えば、恋人が欲しい、結婚したいと思い、取りあえず縁結びの御利益があると言われるような神社仏閣を片っ端から訪ねる。
そして、一生懸命祈願するには、それなりのお金も時間も掛かるでしょう。
自分では、正に人事を尽くしている、人事を尽くしたと思われるかと思いますが、神様や仏様から見れば、他にまだまだ出来る事は沢山あるだろうと言ったところなのです。
言われてみれば、その通りで、やっぱり本当に出会いが欲しければ、それを提供してくれる場所や人の元を訪ねなければなりません。
また、人の誘いはどんどん受け、いろいろなところに顔を出す事も大切になって来ます。
自分を人として成長させることも然りでしょう。
そこまでしないうちに、開き直って人事を尽くして天命を待つというのではいけません。
さぁ、今一度自分の婚活を見直し、やり残した事や手抜きした事があったら、まずはしっかりやり直してみましょう。
そうすればきっと、人事を尽くしたので天命を待つとなるのではないかと私は思います。
仲人の舘です。
私が長年この仕事をしていて面白いなぁと思う事があります。
それは、正しくお見合いは美男美女コンテストではないのだという事を実感出来る事です。
例えば、お相手の目が垂れていても、それが妙に可愛らしいとか、ほのぼのするとか、すんなり受け入れられる事もあれば、無理とむげに却下という事もあります。
また、どんなに目鼻立ちがパッチリしていても、それが冷たく見えたり、堅く見えたりして敬遠されてしまう事もあるのです。
しかも、その受け入れられる受け入れられないは、全く同じ人でも、見る人によって違って来るのですから面白いです。
正にこれが相性というものなんだろうと私は考えます。
相性というのはそもそも、戦国時代の中国で誕生した陰陽五行思想で、人々の持つ属性が、どれだけ自分に影響するかというものだそうです。
五行というのは5つの要素、即ち、外観で言えば、目鼻立ちだったり、背の高さだったり、スタイルだったりするもの。
お見合いの場合は、そこに会話の内容なども加わって来るでしょう。
ですから、それらが自分に良いふうに作用し、その場が楽しいとか、安らぐと感じられれば、それは相性がいいという事で、その後、本格的な交際に発展する事が一般的です。
中には、それが悪いふうに作用し、退屈だ、面白くないというふうになり、一応付き合ってはみたものの、やっぱり駄目ですというパターンも少なくありません。
しかし、その場合は仕方がありませんし、むしろ個人的には、長い人生を共にするのにやっぱり相性は肝心だと思います。
ですので、それはそれで断っても断られても気にされる事なく、前進あるのみで行っていただきたいものです。
仲人の舘です。
私、仲人の舘は、零細企業の社長なんて謳っていますが、実際には、全国仲人連合会の東京地区本部長なんです。
こういう仕事はとにかく人脈が命ですが、人一人が持てる人脈など、どんなに顔の広い人でもたかが知れています。
日本中の人々の様子を知るためには、仲間との連携が必要不可欠で、自分だけの力では絶対にやっては行けないのがこのビジネスです。
そこで、全国仲人連合会の看板を掲げ、その事に強い責任感と頼りがいを持って頑張るのがベターだと私は考えました。
今、私と同じ姿勢でこの看板を掲げ、日々仲人業に奮闘している仲間は約1,000人。
日本全国津々浦々に散らばっていて、時には良きライバルになりながら頑張っているのであります。
そして、この輪をもって皆さん成功しているという事なんですね。
実は結婚相談所と言うと、今流行のビジネスで、21世紀に入ってから急増したように思えるかも知れませんが、古い所は驚くほど古いんです。
特に私どもの全国仲人連合会は1970年からあって、ほどなく半世紀になろうかという結婚相談所です。
1970年と言えば、まだ昭和の半ばで、私は小学校の低学年でした。
その頃からずっと受け継がれてきた仲人業の老舗の技と人脈というのは、やはり侮れないのです。
恐らく、この看板が掛かっているからこそ、安心や期待を胸に訪ねて来てくださる方が多いのでしょう。
何と言っても自分の人生を賭ける結婚相手を探してもらうのに、信頼のおけないようなところは誰も選びません。
そういう意味でも、決しておしゃれな名称とは言えませんが、ストレートに誠実さが伝わるとてもいい名前でもあると私は思っています。
仲人の舘です。
縁結びによって得られる効果は、なかなかどうして侮れません。
まず精神的支えになってくれるため、これからの婚活を乗り切るパワーの源となり得ます。
実際に良縁へと漕ぎ着けるのは、縁結びのパワーよりも自分の頑張りによるところが大きいです。
運や確率でなく、現実的な方法で良縁をゲットしていく方法として結婚相談所の利用はお勧めです。
結婚したいと思っている男女が登録している場なので、条件が合えば結婚までトントン拍子という事もあるのです。
それなら縁結びは必要ないのでは、と思われるかもしれませんが、登録してすぐ良縁に恵まれる場合だけではありません。
数多くの人がいても、自分の求める条件とピッタリ一致するお相手というのは、そう簡単には見つかりません。
条件が合っても、その人とうまく関係が進むという保証はないのです。
人と人との関係ですから、相性というものは当然あります。
もしかすると、縁結びのパワーによってこの相性の部分を合わせてくれるのかもしれません。
かと言って縁結びにばかり頼っていたのでは駄目で、自分を磨き上げる事も大事です。
すごくお洒落である必要はありませんが、身だしなみに気を遣えるかどうかは大きなポイントです。
気が利くかどうかは天性に左右される部分もありますが、気を遣えるのは人としての頑張りから生まれます。