「縁結び」と「良縁祈願」、どちらも婚活をしている人には気になる言葉ですが、何か違いがあるのでしょうか。
神頼みと言ってしまえばそれまでですが、決意表明とも取れます。
神に頼み事をするという事は、半端な覚悟でない事を表しているのです。
しかし頼み方にはルールのようなものがあり、縁結びも良縁祈願もそれに沿った頼み方をする事で高い効果も期待できます。
意外に思われるかもしれませんが、縁結びとは既に出会った男女や人同士の繋がりをより強固なものとするために行うものです。
交際から結婚へと向かうにあたり、縁結びは利用されます。
対して良縁祈願は、まだ出会っていない誰かとの出会いを求める時に行うものです。
比べてみると違いは一目瞭然で、自分がどちらを行えば良いかがわかりますね。
結局のところ願掛けなので間違っても致命的な問題にはならないかも知れませんが、正しく行った方が気分的には良いのは間違いないです。
もちろん、縁結びと良縁祈願を正しく行ったとして自分の努力が一番重要なのは言うまでもありません。
今や様々な縁結びグッズが展開しており、眺めるだけでも楽しいですがそこで満足してしまわないようにしましょう。
目的はあくまで自身の縁に関する事であり、神社を巡る事ではありません。
仲人の舘です。
結婚する事までを考えてしまいがちですが、婚活する時に結婚の先を見据えてみましょう。
やはり、喧嘩はしても互いに尊重し合えるような夫婦関係が理想的ですね。
夫婦間のすれ違いが大きくなれば関係は悪化し、最悪離婚という事も可能性に入ってきます。
離婚率を見てみると、どうやって出会ったかによって違いが出てくる事がわかります。
たとえば、お見合い結婚と恋愛結婚では離婚率に大きな違いが出てくるのです。
お互いに、初めから結婚を意識して出会う二人は当然意識を高く持っています。
恋愛のようにお相手の良い面ばかりを見る事はなく、悪い部分も見るでしょう。
もちろん自分の情報も細かくお相手に伝え、それで意思が固まらなければお見合いそのものが流れていくのです。
惰性で結婚へと向かう事がないため、結婚はお互いに十分検討して納得した結果と言えます。
離婚率が低いと言われるのも、納得できるのではないでしょうか。
結婚に対する準備期間を意図的に用意できるのが、お見合いの利点と言えます。
お見合いから結論を出すまでの期間に、お互いに結婚へ向けて用意したチェック項目を一つずつ埋めていくのです。
印象をよくしようと嘘をついても、その嘘は将来的に自分を苦しめるだけなので情報は正確に得られるでしょう。
お見合いの離婚率が低いのは、当然とも言える結果でした。
仲人の舘です。
結婚が成立するためには、まず男女が出会わなければなりません。
最近では同性婚が騒がれていますが、これはまた別の機会に話をしましょう。
さて、学生時代にはほぼ等分されていた男女比は、社会に出ると偏るのが一般的です。
部活や集団生活の中で容易にアピールできていた事を、意図的に実践しなければ結婚は見えてきません。
手っ取り早く合理的な方法といえば、お見合いや合コンといった婚活でしょうか。
お見合いは、お互いがそれなりに結婚を意識したお相手と行うものです。
知り合いの勧めや結婚相談所のものもありますが、少なからず先に結婚を見据えた行動と言えるでしょう。
交際期間はあっても、結論を出すまでの期間が短いのが特徴です。
お相手の事は情報として事前に把握する機会があり、短期間での交際で結婚への意思を固めていきます。
合コンの場合、一般的なもので結婚を意識する事はそうないと思います。
ただ婚活に関連した場合は結婚を意識するのが通常で、合コンといえど一様には語れません。
お見合いほど形式的ではないので参加しやすい反面、その自由度の高さが結婚までの工程を多くしてしまいます。
また、合コンそのものを楽しむという事態に陥りやすいのも特徴と言えるでしょう。
仲人の舘です。
若い頃には、恋に恋した事のある方も少なくないでしょう。
いつまでも純粋に恋愛だけを楽しんでいる訳にもいかず、最終的に結婚を目指した交際が前提になってくるのではないでしょうか。
結婚を前提に付き合うためには、それなりの心構えが必要になります。
自分とお相手との間に壁を作らない事が、まず求められるでしょう。
良い所を見せよう、恥をかきたくないというのは恋愛において重要なポイントです。
しかし結婚を前提に付き合う場合は、どこかで素の自分が出せないと後々辛くなります。
単純に意識だけ結婚を前提としていても、実が伴っていなければ意味はありません。
結婚は婚活におけるゴールですが、結婚生活のスタート地点でもあるため、そこがピークでは困ります。
婚活にしても、ただ結婚という実績を得るためだけでしたら何とかなるのかも知れません。
自分のマイナス面をさらけ出せる事は、お相手のマイナス面を受け入れられる事にリンクします。
長い結婚生活でお相手のマイナス面を無視し続ける事は難しいですから、結婚を前提に付き合う場合は意識したいポイントです。
生まれ育った環境も性格も違う男女が夫婦になるためには、お相手のすべてを知るところから始まるでしょう。
仲人の舘です。
婚活の目的地はお見合いではなく結婚ですから、関連する行事の様々を知っておいても良いでしょう。
優先順位が高い訳ではありませんが、情報を整理する事でモチベーションが上がる事もあります。
実際に結婚した実感が出てくるのは、結婚式を開いた時よりも婚姻届を提出した時かも知れません。
法的に認められる瞬間となり、決意も新たなものとなるでしょう。
提出に際して時間制限や祝休日といった不都合はないので、二人の好きなタイミングで提出するのが近頃では一般化しています。
結婚式は二人の都合だけでなく、ゲストの都合も考えて日程を調整しなければなりません。
しかし婚姻届には二人以外の都合を考慮する必要がないため、かなり自由に選ぶ事ができます。
カレンダー的に良い日を選んだり二人の出会った日を選んだり、好きな日に持っていくと良いでしょう。
ちなみに、届出書自体はテレビドラマでもお馴染みの、茶色い枠の紙を想像されるかも知れませんが、実のところ色に決まりはありません。
婚姻届は二人のためのものですが、提出するにあたって証人となる人物の署名と捺印が求められます。
証人は成人していれば誰でも良いので、二人の結婚を見届けてくれる人を選びたいところです。
考える人も実行する人もいないとは思いますが、通りすがりの誰かに頼むような事はやめておきましょう(笑)