仲人の舘です。
お見合い結婚は、出会いから結婚までの間隔が短いと、よく言われる事です。
厳密には、結婚までの間隔が短いというよりは、一つ一つのお見合いにかける時間が短いという事でしょう。
そもそも1度のお見合いで理想、もしくは十分なお相手と出会える可能性はそれほど高くありません。
どんなお相手か、情報を得てわかった上で出会う、としてもです。
3回目4回目とお見合いが続いたとしても、それは不思議な事ではありません。
お見合いの席で、即結婚を決めるような事はまずありません。
ほんの数時間程度の面会で人生の一大事を決められるものではありませんし、いくら時間が惜しいとはいえ、そこまで性急ではありませんからね。
一般的な目安としては、およそ3ヶ月といったところでしょうか。
婚姻届を提出するまでが3ヶ月ではなく、結婚を決意するまでの期間です。
デートの回数で言えば3回か4回目にあたりで、具体的な結婚に対する意識のすり合わせを始めていきます。
結婚を決意するのは、遅いと問題ですし、早いのも良くありません。
自分が良くても、お相手の反応がイマイチでは、せっかくお見合いから続いてきた関係が反古になってしまいます。
あまり冗長にならず、しかし気持ちを固めるための十分な時間を取ったとしてデート4回目までが、具体的な話を始めるおよその目安になるのです。
その時点で明確な恋愛感情がなかったとしても、関係を続けていて不快感がなければお見合いにおいてはゴーサインと取っても良いのではないでしょうか。
仲人の舘です。
現代は、様々な情報が手軽に、そして簡単に手に入る時代です。
一昔前なら、それこそ人伝に聞かなければ知りようのなかったお見合いの話なども、客観性は失われるかも知れませんが入手し放題でしょう。
お見合いでの体験談から、失敗の話まで、参考になるものや単純に読み物として人気を集めるものまであるようです。
読み物としては、やや自虐的に話題を展開するものが読みやすくて良いですね。
本人はただお見合いで起きた事をブログに書き綴っているだけでも、これから婚活をしていく人にとっては貴重な意見となります。
例えば、お見合いでの服装や話のテーマなど、実際に経験した人でしかわからないものを知る事には意味があるのです。
経験に学ぶなど悠長な事を言えるものではありませんから、歴史から積極的に学んでみましょう。
特に服装は、男性はスーツという定番があるので失敗しにくいのですが女性は選択肢が豊富です。
自分の魅力を遺憾なく発揮できる服装があっても、それがお見合いの場にマッチしていなければ評価には繋がりません。
成功例、失敗例をブログから学んでみると傾向も見えてくるでしょう。
ただし、ファッションに関しては年ごとの流行が反映されるためブログが書かれた日付にも注視する必要があります。
仲人の舘です。
平成27年4月24日(日)、全国仲人連合会・関東地区のお見合いパーティー「Here the chance!!」が都内で開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回は比較的若い年齢層にもかかわらず、紳士淑女の方が多かったように思えました。
身元がはっきりとした会員さまのみのお見合いパーティーは安心です。
仲人の舘です。
人生の終わりは死ぬ時ですが、結婚に終わりはありません。
離婚は一つの結末ですが、離婚して以降ずっと結婚できない訳ではありませんからね。
積み重ねていくと人生の大半を占めてくる結婚生活には、その中で様々な事が起こるでしょう。
25年続く夫婦は、特別な事をしていないようでいて実は凄い事をしているのかも知れません。
尊敬の念を込め、人々はその記念日の事を銀婚式と呼ぶのです。
この呼称、日本固有のものかと思いきやワールドスタンダードです。
西洋から輸入した文化、といった方が正しいでしょうか。
日本ではただお祝いをして終わりという感じかも知れませんが、本場流にいくなら銀製品を贈りましょう。
銀婚式なので銀製品を贈る、という事で金婚式ならもちろん金にちなんだ何かを贈りたいですね。
ただし銀婚式の25年からの倍、つまり結婚50年の記念です。
さすがに金婚式を目指すのは漠然としすぎていますから、ひとまずの目標として25年は良さそうです。
年齢にすると、早い方なら50代そこそこ平均しても60前後といったところでしょうか。
子供も既に自立しているか、ある程度の年齢に達している頃なので夫婦の時間を用意しましょう。
夫婦から父と母になり、そしてまた夫婦に戻る頃が25年かも知れませんね。
仲人の舘です。
その後の生活の事はともかく、結婚自体はたいへんおめでたい出来事です。
自分がする事になれば周りからお祝いされますし、周りの誰かがする事になればお祝いするでしょう。
お祝いの仕方は人それぞれであって然るべきですが、結婚を祝うとなればまずはお金です。
お祝い金はただ渡せば良いというものではなく、社会人としてわきまえるべき領域があります。
結婚のお祝い金は、その人との関係によって異なります。
たとえば身内と会社の同僚とでは、若干ですが違ってくるでしょう。
またご自身の社会的身分によっても金額は上下し、相場を知っていないと恥をかくこともあるかも知れません。
たとえば、元々偶数は割れる数ということで離婚を連想させるため禁忌とされていましたが、最近ではペアという意味で好意的に解釈されます。
言わずもがな、お祝い金には新札を用意するのがセオリーです。
アイロンで伸ばすのも良いですが、結婚のお祝い金なら準備期間があるので銀行へ行くのが良いでしょう。
基本的に2万円から3万円の間で問題ないのですが、兄弟やその子供には多めに用意したいですね。
お祝いの気持ちをストレートに表すものなので、無理のない範囲で奮発しましょう。
最後に、お祝い金を包む祝儀袋は結び切りを用いてふくさに包むとスマートです。