
仲人の舘です。
結婚の流れをしっかり把握しておくことは、スムーズな結婚に向けてとても大切なことです。
お二人の間で結婚の意思が決まったら、まずすべきことは親に報告することで、お互いの実家に挨拶をします。
自分の親に結婚する意志を伝えたら、お互いの実家にそれぞれ二人で結婚の挨拶に伺い、結婚の許しを得ます。
次に婚約指輪を購入するのですが、既に婚約指輪を渡している場合はこの限りではありません。
ここまで来ると、いよいよ両家の顔合わせとなり、結婚式の半年くらい前までに行います。
両家の顔合わせは、食事をしながら親睦を深めるのですが、結納をする時は結納品を取り交わします。
顔合わせと、結納が終わったら、結婚式の日取りを決め、日取りが大体決まったら結婚式場探しへと移ります。
その際、いろいろなブライダルフェアなどに参加して、きちんと情報収集することが大事です。
結婚式場が決まったら、夫婦の証となる結婚指輪を選ぶのですが、お店で購入すると注文から2ヶ月くらいかかるので早めに選んでおきましょう。
そして結婚式に招待するゲストや衣裳を決めたら、招待状を発送して演出やプログラムを考えてスケジュールを立てます。
最後に、新婚生活に備えて新居探しと新婚旅行の手配をして、結婚式に備えることです。
結婚の報告を友達や会社にする場合、少なくとも結婚式の3ヶ月前にはしておきましょう。

仲人の舘です。
結婚を考える場合、気になるのが貯金はいくら必要なのかです。
貯金がないと現実的に結婚式は難しく、男性でも女性でも結婚に向けて貯金を蓄える必要があります。
結婚式場代や衣装代、食事代、引き出物など、結婚には色々なお金がかかります。
結婚前の貯金を調べてみると、平均は大体100万円くらいです。
中には貯金ゼロのカップルもいますが、結婚費用のための貯金総額は全国平均で100万円から200万円未満というデータが多いようです。
次いで200万円から300万円未満、300万円から400万円未満、そして400万円から500万円未満と続きます。
さすがに100万円未満という人は少ないみたいですね。
男性の平均貯金額は、30歳未満で190.8万円となっていて、30歳から39歳では616.3万円というデータがあります。
女性の平均貯金額は、30歳未満で138.6万円、30歳から39歳では397.0万円となっています。
男女で食い違いがあるのは、互いに求める貯金の金額です。
男性は100万円以上300万円未満であるのに対して、女性は500万円以上600万円未満となっていて開きがあります。
つまり、男性が結婚に貯金しておきたい平均額よりも、女性が求める貯金平均額の方が多いということです。
結婚に向けて貯金する場合、できればたくさんあるに越したことはありません。
コツコツ貯金するには、余計な出費を抑えて必要な物以外は絶対に買わないことですね。
ただ、預金がないと結婚できないということではありません。
結婚はやり方次第ということになるでしょう。

仲人の舘です。
デートは楽しいものですが、それが婚活を前提としたものであるならメリハリは付けましょう。
恋に恋する事が駄目な訳ではありませんが、その恋は次のステージに進めなければなりません。
恋愛の場合、時間をかけて攻略していくのが一つの答えになるでしょう。
告白のタイミングが早すぎてはいけませんし、遅すぎればチャンス自体を逃してしまいます。
ただ婚活の場合、それをお相手も踏まえた上では、一つ一つのデートに確かな意味が存在します。
早すぎても遅すぎても駄目なのは一緒ですが、恋愛下手でもわかるタイミングがあるので目安にしてみましょう。
3回目が重要だと、聞いたことがあるかもしれません。
とても短いように見えますが、婚活であれば短くて良いのです。
長引けば、答えがノーだった時に双方ダメージを受けます。
それは時間という取り返しのつかないものですから、どんどん次へと進みましょう。
早くて良い事に違いはありませんが、その分だけデート1回ごとにしっかり意味を持たせなければなりません。
ただ会って一緒の時間を過ごすだけ、というのは婚活とは別のところで楽しみましょう。
ちなみに、それが婚活のデートであるなら早い段階で告白して駄目なものが、時間をかけたからオッケーになるという事はありません。
婚活におけるデートは、突き詰めればマイナス面の査定ですからね。

仲人の舘です。
結婚に自由を求めた結果、結婚そのものから遠ざかってしまう人が増えたのは皮肉かもしれませんね。
出会いの場が限られているのが一つの原因ですから、結婚相談所を必要とする方がいるのは不思議な事ではありません。
もちろん結婚相談所を利用したからといって必ず結婚できる訳ではなく、そこでどう活動するかにかかってくるでしょう。
結婚相談所を介して出会い、そして結婚したという夫婦は割と多いのです。
ただ、実態として実際にそういう出会いをしたという意見はあまり聞かないかもしれません。
どこかで、真っ当な出会い方ではないという思いがあるかもしれませんね。
確かに運命的な出会いからの結婚には魅力的ですが、誰もがその道を歩ける保証はありません。
結婚という目標の優先度を上げた時に、出会い方はそれほど重要ではないと気付くでしょう。
必要なのは、どう出会ったかではなく、どう暮らしていくかです。
せっかく結婚しても、すぐに離婚したのでは意味がありません。
自分は何を求めているのか、何が必要なのかを考えてみましょう。
もっとも、どこで出会ったかと聞かれて正直に結婚相談所だと答える必要もありません。
立場上あまり大きな声では言えませんが、一般的には共通の知人を通して知り合ったと答えるのが多いようです。
そう考えると、結婚相談所からの結婚は意外と多いという事が見えてくるのではないでしょうか。

仲人の舘です。
離婚率の増加は、再婚というハードルを少なからず下げているでしょう。
一度失敗したら終わり、という事はありませんからね。
ただ、状況によっては反対される事も少なくありません。
たとえば子供がいる場合、その子供が小さい場合には慎重な対応を求められるでしょう。
すんなり受け入れられる可能性がある一方、急な環境の変化に適応できない可能性もあります。
再婚というと、初婚に比べて結婚をする事に対するハードルは低いように見えるかもしれません。
当人達にはそうでも、周囲もそうとは限らないようです。
特に両親は、再婚に対して反対という立場をとる事が多いかもしれません。
ただし、それは本心から反対しているというよりは心配するが故と言えるでしょう。
二度も離婚を経験して欲しくない、と考えるからこそ慎重な姿勢を取ります。
どういう思いから反対をしているのか、感情的になる前に考えてみる必要がありそうですね。
再婚とは言え、本来それはおめでたい出来事であるべきものです。
よく分からない部分があるからこそ反対という意見が出てくるという事を踏まえれば、時間をかけて話をしていけば理解を得る事は難しくないでしょう。
たとえば人生プランについて、大まかなものでも明示してみるだけで印象は随分違ってきます。