しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚を祝していただいた結婚祝いの返礼として、お祝い返しとして贈る品があります。
これを内祝いと言いますが、本来は身内を招いてお祝いの膳を囲んだり品物を贈ったりすることでした。
要するに、お祝いをいただかないにかかわらず行う慣例だったのですが、今ではその意味合いが変化し、お祝いをいただいた場合にお返しとして品物を贈るようになったのです。
結婚のお祝い返しの相場は、いただいた品物の半額から3分の1くらいの金額の品が妥当です。
目上の人から多額をもらった場合、半額を返すと失礼になるので、その場合は少なめにするのがマナーと言えます。
例えば5万円いただいたときは2万円程度、10万円なら3万円程度を目安に、お礼の言葉を添えてお祝い返しをすることです。
目上の人や親しい人の場合はお祝い返しなしでも大丈夫ですが、心苦しく思うときは、新婚旅行のお土産などに、ほんの気持ちですと手紙を添えて贈ると良いです。
気になるのがお祝い返しのタイミングですが、式まで1ヶ月くらいであれば、式後に贈るのが普通です。
相手が結婚式に出席しないことが分かっているなら、受け取ってから1ヶ月以内にお返しするようにしましょう。
とにかく受け取ったらすぐに電話でお礼を伝えることで、手渡しするのが一番ですが、難しいようであれば手紙を添えて宅配便で送っても大丈夫です。
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
突き詰めると、婚姻届さえ提出してしまえば夫婦として公的に認められます。
言い換えれば、たとえ子供がいようと何年同棲していようと、これの提出がないカップルは夫婦として認められていないことになるのです。
事実婚とも言ったりしますが、何にしろ手続きは簡単そうですね。
もっとも、これは夫婦として認められるかどうかという部分に過ぎません。
現在の日本では、結婚をした場合には夫婦どちらかの姓に統一する必要があります。
これにかかる手続きが問題で、とにかく多くて大変です。
たとえば印鑑登録は、苗字入りの印鑑を登録していた場合は、変更に伴い新しいものを用意して登録しなければなりません。
もちろん住民票や運転免許証、パスポートなど変更するものは多岐にわたります。
漏れがあるといろいろな場面で不都合が出るので、最初にチェックリストを作って一つずつ潰していくのが良いでしょう。
とくに書類の類は、何度も同じ場所に足を運ぶことがないようにしたいです。
そもそも、手続きに限らず結婚すると決めてからはやることが非常に多いですからね。
ぼやぼやしていると後の予定が詰まってしまい、グダグダな印象を与えてしまいます。
結婚前から、気分が盛り下がってっしまうことのないようにしたいです。
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
再婚も初婚も、歳を重ねるごとに難易度が上がっていくでしょう。
需要という点ももちろんですが、何より本人のモチベーションの問題です。
とくに、1人でいる期間が長くなると、気持ちの切り替えが難しくなってきます。
しかし話を聞いてみると、結婚願望自体はあることが多く、なんとももどかしい状態です。
その点で言えば、20代というのは結婚を意識するにはこれ以上ないタイミングと言えるでしょう。
とりわけ再婚において、20代というのは比較的ダメージも少ないため、気持ちも切り替えやすいのではないでしょうか。
もちろん個人差のある部分なので一概には言えませんが、婚活市場では経験値という点で優位に立っていると言えます。
離婚直後に気持ちを切り替えるのは無理でも、時間経過とともに結婚願望が出てきやすいものです。
20代で、子連れで再婚へ前向きとなると、やはり経済的な安定感を求めてとなるでしょうか。
必然的に子供は小さく、働くにしても満足のいく環境を用意するだけで一苦労です。
この場合、相手に求める条件というのも初婚時より大きく変わってきます。
経済的な安定感はもちろん、それ以上に子供との相性を重視しなければなりません。
自分とは血の繋がりのない子供を大事に思ってくれるか、これは永遠のテーマです。
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
20代も半ばを過ぎて交際期間も長くなると、その言葉を直接出したことがなくても脳裏に結婚の二文字が浮かぶものです。
30代になれば尚更で、余程のことがない限りそれは既定路線と考えるようになるでしょう。
しかし、これは危険な考え方で、ときとして別れを決断することも必要です。
ズルズルと今の関係を続けた結果、時間だけが経過していたということにもなりかねません。
最初から結婚を意識しての交際ではなかったとしても、大体1年から2年で意識するようになり決意は固まってくるものです。
今でもプロポーズは男性からという意識が根強く、それを待ち続ける女性もまた多いでしょう。
いつまでも男性側が切り出してこない場合、自分からというのも一つの手ではありますが、別れを考えるタイミングでもあります。
何年も交際していて結婚について考えない人はいませんから、あとは覚悟の問題です。
いろいろなことを不安に思うのは当然ですし、誰だって通る道ですが、それを乗り越えられないのは頼りなく感じてしまいます。
もちろん交際期間が長ければ絶対に既定路線というわけでもなく、どこか致命的な問題が見つかれば別れは積極的に考えるべきです。
実は大きな借金があった、酒癖がひどく悪いなど、生活に影響をおよぼすレベルのものは要検討です。
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
今でも出世のためには結婚が不可欠など言われることもありますが、それでも昔に比べると少し選択肢の幅は広がったように感じるでしょう。
親や親戚から心配する声はあっても、お世話をしようという動きはほとんど見られなくなったかもしれません。
人生における絶対の価値観ではなくなった一方、それでも希望する人は依然として多いです。
家族が欲しいという率直な願いから将来を考えての人生設計まで、理由はいろいろあります。
結婚願望を持った人は多いけどマッチングがうまく機能していない、というのが目下の課題です。
そのため、さまざまな場所で出会いに関するイベントが企画されています。
自治体主導のものは移住促進の意図もあり、結婚後のサポートなど独自色を出しています。
ただし、人生の期間で言えば、独身時代の方が短いのですから安易に飛び付くのではなく、影響について十分に吟味しなければなりません。
恋愛の面から言えばゴール地点に存在する結婚も、人生からすれば折り返しか、あるいはそれよりも前の段階と言えるでしょう。
単に好きだから、という理由だけで何十年もの時間を共に歩んでいくには少々心もとないです。
どういう家庭を築いていきたいか、明確なビジョンを共有できるようにしたいですね。
それを実践できていれば、後に一度は訪れるであろう離婚の危機も回避しやすくなります。