仲人の舘です。
ドラマが好調のまま最終話を迎えた東京タラレバ娘ですが、原作は少女漫画です。
少女とは名ばかりのアラサーおばさんが主人公で、過去にしがみついてああだったら、こうしていればと詮無い会話を繰り広げています。
さて、せっかくなので漫画1巻のネタバレを少々してみましょう。
後でじっくり読みたい、という勇気のある方は読み飛ばす事をお勧めします。
1巻での注目要素は、まずはタラレバ娘の一人である倫子と早坂のシーンでしょう。
シナリオライターとして独立するもヒット作には恵まれていない、という微妙な立場の倫子は10年前にフッた早坂に呼び出されて舞い上がっています。
10年越しのプロポーズだろうと、そんな期待を胸にしているのですが、彼が選んだのは後輩の女の子でしたという軽いネタバレです。
まあ、ネタバレといっても、ドラマでも既に消化している話です。
タラレバ娘と言っているように3人を中心に話は展開しますが、一応の主人公は倫子という事になるでしょう。
KEYとの絡みも、1巻から既に倫子が中心ですからね。
少女漫画と言われると敬遠する方がいるかもしれませんが、男女を問わず歳を重ねているほどに1巻2巻と読み進めてしまう魅力があります。
若い頃には、あまりピンとこない話も、25歳を超えたあたりから気になるようになって、30歳前後でグサグサ刺さってくるでしょう。
仲人の舘です。
東京タラレバ娘のドラマは1月からの放送ですが、漫画は2014年からの連載なので知名度は高いです。
連載時期の問題ではなく、東京タラレバ娘においてはその内容が話題を集めています。
自立して仕事でそれなりの成果を上げて、といえば聞こえは良いですが、30歳を過ぎた独身女性の心の闇は思った以上に深いようです。
東京タラレバ娘の感想は、人による感じ方の違いはあるでしょうけど、単語だけ並べるとネガティブな気分になるかもしれません。
独身のアラサー女性を狙い撃ちにしたような展開を軸に、と言っても楽しいものではありません。
運命的な出会いは、確かに出会いは運命めいたものですが、謎の青年KEYとの出会いはタラレバ話に花を咲かせる独身アラサー女性に絶望を与えます。
顔は良いのですが手厳しく毒舌で、しかし彼の言葉はいちいち正論で核心を突いてきます。
タラレバと、過去の栄光と未来の妄想を織り交ぜていただけの崖っぷち3人は少しずつ現実を見つめ歩き出すのです。
読んでいて辛いという感想を多く見ますが、それでも読者は増え続け遂にはドラマ化ですので。
ただ、ネガティブな感想が聞こえてくるだけでは、こういう事にはならないでしょう。
確かに読んでいると胃が痛くなるような展開ばかりですが、救いが全くない訳ではありません。
3人にしても、いきなりタラレバがなくなる事はありませんが少しずつ、本当に少しずつですが前を向いていく姿が描かれています。
仲人の舘です。
リアルな会話がえぐいと評判の東京タラレバ娘は、漫画が原作の作品です。
放送開始前には、そのキャスティングや設定変更で物議を醸しましたが、いざ始まってしまえば好調と言える数字でしょう。
人気を支えているのは、原作ファンはもちろんとして倫子をはじめとした3人のタラレバ娘に共感できる世代かもしれません。
3人にとってえぐい会話という事で視聴すればダメージを受ける事は必至ですが、それでも見たくなるようです。
漫画のレビューからして、東京タラレバ娘はひどい作品だけど読んじゃうといったものが多く見られました。
ひどいというのは、字面通りの意味ではなく特定の人間とって耳が痛い展開を指してのものでしょう。
3人のグダグダしたタラレバ話はもちろん、事あるごとに現れるKEYの言葉がまたえぐいのです。
恐怖を覚えるのは3人と同世代の女性だけでなく、20代の男女の心にも響いているようですね。
「あんたらの歳だとチャンスがピンチなんだよ」というのはKEYが倫子に対して言った言葉ですが誰にでも当てはまるものでしょう。
倫子のピンチをチャンスに変える、という発言に対するKEYの返しでしたが、これに反応する方は多いでしょう。
現実社会でもピンチをチャンスにできるのは若い時くらいで、キャリアを積めば出来て当然なのです。
まあ、一見するとえぐい話のオンパレードですがタラレバ娘はタラレバを通して核心を突いてくるので今の自分を見つめ直すキッカケにもなりそうですね。
仲人の舘です。
タラレバ話とは、あの時こうだったら、ああしていれば、という生産性のない話です。
ドラマの東京タラレバ娘は、何かにつけて飲み会を開き、不毛な会話を繰り広げるアラサー3人を中心に展開していくコメディ調のドラマです。
コメディ調ではありますが、発言の一つ一つが3人と同じような立場の人間には何とも耳障りの悪い事でしょう。
未婚でアラサー、そんな何とも言い難い状況を、タラレバ話と独特のノリとテンポで描いています。
タラレバ話をしているだけでは作品として面白くありませんから、そこに必ずといっていいほど登場するのが謎のイケメンモデルKEYです。
KEYの役割は、誰もが思っていても口に出す事をはばかっているような、そんなアラサー女性に対する本音をぶちまける事です。
たとえば、酔って転んで男に抱えてもらうのは25歳まで、30代は自分で立ち上がれといったかなりの辛口発言をします。
KEYの発言は、ただの悪口ではなく的確に彼女達の心に刺さるところが重要です。
彼女達とはタラレバ話に盛り上がる3人だけでなく、それを見ている同じような立場の人間も含まれます。
心に刺さる発言はKEYだけがするのではなく、この3人の口から出る言葉にも共感ポイントがあり、それが人気に繋がっているのでしょう。
見ている最中は心が痛いのだけれど、見終わると何となく元気になれるような不思議な作品です。
仲人の舘です。
2017年(平成29年)3月21日発行の「あらかわ区報」に、全国仲人連合会・東京地区本部(南千住&千駄木)の広告が掲載されました。
あらかわ区報は毎月3回(1日、11日、21日)7万2000部発行されています。
その内、広告が掲載されるのは21日号のみです。
当たり前のことですが、区の広報誌は審査が厳しいので、悪徳業者の広告は掲載できません。
私どもの結婚相談所は、地元である荒川区の広報活動にも協力させていただいております。
今月号の主な記事
・3月26日(日曜)午前10時オープン ゆいの森あらかわ
・あらかわ情報の森
・(土曜)・(日曜)・(祝日)に限りコミュニティバスの運行ルートを一部変更
・4月から産後ケア事業を開始
・第3回荒川区新製品・新技術大賞が決定
・臨時福祉給付金(経済対策分)の受け付けを始めます
・春らんまん 桜を観にいきませんか
・にっぽり春まつり
・頭と身体のアンチエイジング 65歳から始める脳トレ
・あらかわ園芸名人養成講座
・平成29年度特別区職員1類採用試験
・休日診療当番医
・平成29年度「清里高原ロッジ・少年自然の家」 開設期間は4月29日(祝日)から11月5日(日曜)
・ふれあい館の催し
・荒川区教育委員会褒賞









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








