仲人の舘です。
二度結婚式を挙げると思っている方はいないでしょうが、そういう可能性が全くないとも言えません。
様々な事情により再婚するとして、結婚式を挙げるかどうかは一つの問題です。
双方ともにバツイチという状況なら、挙げずに済ませるという選択もありますが、片方特に新婦が初婚となると話が複雑になります。
式を挙げるお金の問題はもちろんですが、親戚や知人の負担が気になるところです。
そんな方のために、というと語弊がありそうですが、安価に結婚式を挙げる方法があります。
通常は結婚式と言うとご祝儀を回収して費用に充てるものですが、ご祝儀ではなく会費という形で回収して費用とする方法です。
バツイチだけどどうしても結婚式はやりたい、という時に重宝します。
3組に1組は離婚すると言われる現代では、バツイチで結婚式をどうするかと考える機会は珍しいものではないでしょう。
離婚した人の全てが再婚する訳ではありませんが、それでも結構な数になります。
再婚同士なら、思い切って海外挙式というのも良いかもしれません。
一度呼んだ人を呼びにくいなら、いっそ誰も呼ばず二人だけでという考え方です。
結婚式そのものは一度経験して大体の事を把握しているでしょうから、効率的に準備が進められるでしょう。
仲人の舘です。
バツイチに対してネガティブなイメージを一番持っているのは、ひょっとすると本人かもしれません。
再婚に向けて積極的に踏み出せない、という事があるようです。
気持ちはわかりますが、お相手はそれほどバツイチという事実に対して意識を向けていないかもしれません。
二十歳そこそこならともかく、20代後半の結婚適齢期と言える頃なら再婚に対するイメージはそこまで悪いものではないでしょう。
しかし、だからと言ってプロポーズを焦ってはいけません。
初婚だろうと再婚だろうと、結婚における最大の難敵はお相手の両親でしょう。
法律上は問題なくとも道義的に同意を得る事が重要であり、しかし初婚であるなら問題もそれほど大きなものではありません。
再婚の場合、とにかく気懸かりなのがイメージです。
一度結婚を失敗している、という評価が前提となってしまいます。
プロポーズは、この局面を乗り越えてからでも遅くはないでしょう。
少なくとも一度は結婚をしているのですから、男性なら特に再婚の側がリードしたいですね。
プロポーズが済んで、落ち着いている場合ではありません。
いよいよ再婚へと向かっていく訳ですが、結婚式をはじめとしたイベントは山のようにあります。
式の事はともかく、結納などリードできる場面では積極的に動いていきましょう。
仲人の舘です。
東京タラレバ娘の第四出勤は、一見すると楽しそうな会に見えます。
しかし、少しでも会話が聞こえてくればがっかりすること間違いないでしょう。
妄想と自虐、そして願望が入り混じったような女子会をしばしば開いているのが3人のタラレバ娘です。
30過ぎて女子だの娘だのはどうなの、という声も聞こえてきそうですが織り込み済みなのだから仕方ありません。
その飲み会における肴にはテーマがあって、第四出勤と言われたらそれは緊急に男性絡みの相談がある時で物語が大きく動く時です。
綺麗になっタラ結婚できる、あの時別れなけレバと、タラレバの話ばかりをするのでタラレバ娘です。
今はもっぱらドラマが話題ですが漫画作品ということで、いずれにしてもフィクションですから真剣に考える必要は本来ありません。
ただ、言ってる事が妙にリアルで同年代の似たような境遇にある女性からの反響が大きいです。
元々は消防用語の第四出勤ですが、ここからアラサー女子の本音が見えてきます。
フィクションであるタラレバの会話やKEYの発言は、現実には言う人がいないだけで、実際には向かい合わなければならない事ばかりです。
愚痴を吐くのは悪い事ではありませんが、そこで終わってしまうのではもったいないです。
現実に、第四出勤のように数人で集まって男性絡みの愚痴をこぼす事はあるでしょう。
気持ちを前向きに持っていく時のヒントなど、婚活中だからこそ気付く事があります。
仲人の舘です。
古くはお見合いからの流れが一般的でしたが、今は様々な入り口から結婚へと向かうカップルがいます。
交際期間0日という、お見合いよりも早いペースもあるようですが、早ければ良いものではありませんし、逆に多くの時間を掛ければ良いというものでもありません。
結婚相談所での出会いは、基本的にお見合いの形式となるでしょう。
結婚までのペースは、順調にいけば3ヶ月ほどでしょうか。
結婚相談所というのはあくまでシステムであり、二人の仲を取り持つ存在に過ぎません。
ビジネスではありますが、その本質は昔よく見たお節介焼きの親戚のおばちゃんなのです。
結婚相談所からの結婚だから、という理由で引け目を感じる必要はありません。
現代では恋愛結婚が正解ルートのように言われますが、結婚という目的を見据えると不安が大きく残ります。
どうしても出会いの段階では結婚を意識していないでしょうから、少なからず帳尻を合わせるという事になります。
結婚相談所の目指すところはお見合いですから、出会いは結婚ありきです。
条件が整わなければ出会いのステージに進みませんし、出会ったから必ず結婚という事もありません。
お見合いを経て前向きに考えている段階で、気持ちが冷めたり心変わりしたりする事もあるでしょう。
その気持ちを隠して結婚へと向かったところで、誰も得をしませんから、正直になる事が大切です。
仲人の舘です。
放送開始前には謎の設定変更など物議を醸した東京タラレバ娘ですが、蓋を開けてみれば視聴率は堅調です。
それにはやはり、原作同様の厳しい現実を目の当たりにする三人の姿があってこそでしょう。
傍から見れば仕事のできるキャリアウーマン、ですが30歳で結婚の兆し無しという現実です。
ちなみにこの30歳という年齢、漫画版では33歳だったので少し改変されています。
もっとも、大島優子さん他3人の女優の年齢は28歳なのですが。
30歳というのは、結婚における一つの区切りと言えるでしょう。
今でこそ晩婚化と言われていますが、それでも女性の平均初婚年齢は20代をキープしています。
ただ、このデータは6年前のものなので、現在は30歳を超えているかもしれません。
少しずつですが結婚、更には出産しても女性が働きやすい環境の整備がされてきています。
話を戻しますが、大島優子さん演じる鳥居小雪はタラレバ娘の一人であり不倫への道を進んでしまう役柄です。
その不倫も上手くいく話ではないのですが、実はこれ、あまり笑っていられるような話ではありません。
東京タラレバ娘はドラマであり漫画であり、つまりフィクションですが、実際の婚活の場に既婚者が混じっている事があります。
まぁ結婚相談所にはいないでしょうが、簡単な婚活パーティの場は要注意です。
大島優子さんの演じる鳥居小雪には、本音で何でも言ってくれる友達が二人いますが、誰か相談できる存在というのは非常に心強いです。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








