仲人の舘です。
物語にも終わりがあるように…なんて感覚では困りますが、悲しい事に離婚は無くなりません。
少なくとも現代は愛し合った二人が離婚を決意するのですから、それは大きな理由があるのでしょう。
そんな事を思いながらアンケートを取ってみると、意外にも性格の不一致が上位に来るようです。
ただ、現代でほいほい離婚をすると後が大変ですから、性格の不一致の裏には何か別の問題が隠されていると考えて良いでしょう。
特に最近何かと問題にされるのは、パワハラやモラハラと呼ばれるものでしょうか。
少し前だとDVつまり家庭内暴力が話題となりましたが、今は単純な暴力以外の部分にも注目されています。
暴力の場合は命の危険を感じる事があり、かなり危険な状態だと言えるでしょう。
モラハラは単純な暴力とは少し異なり、精神的な苦痛に注目しています。
特に気になるのは、モラハラの場合はDVと違って妻が加害側となっているケースが少なくありません。
「亭主元気で留守がいい」とは皮肉な笑い話に聞こえますが、これのエスカレートしたものが起きています。
無視や罵声を繰り返す事でご主人を家から閉め出してしまい、居付かないようにするのです。
逆の場合は、生活費を入れなかったり浪費したりとお金絡みの問題が目につくでしょうか。
暴力的な行為はひと目で分かりますが、モラハラの被害は外に出ません。
しばらく耐えていたけどもう限界…となった時に離婚となるようです。
仲人の舘です。
情報誌「ぱど」2015年4月号に全国仲人連合会・東京地区本部日暮里駅前の広告が掲載されています。
今回は、ぱど上野・日暮里・谷根千エリアへの掲載です。
「結婚・出会い」のコーナーは、私どもの結婚相談所だけです。
仲人の舘です。
なぜ結婚をするのか…哲学的なようにも見えますが、実際のところは現実的な問題が大きいのではないでしょうか。
近頃は共働きも増えてきましたが、前提として夫が働いて妻が家庭をという構図が見えています。
お互いにそれぞれメリットを感じる部分が大きいため、結婚に意味を見いだせるのです。
一昔前なら家系を継ぐという大義が掲げられましたが、今それを感じて結婚を目指している方は、それほど多くないのかも知れません。
老後の生活も辛うじて保証されるため、子を残して面倒を見てもらうという考えも多くはないでしょう。
近代的な感性で言うと、好いた者同士が同じ生活をするというところに目的が潜んでいそうです。
他の誰でもない自分と結ばれる事により、意識としてお相手を専有できます。
男性にしても女性にしても、既婚者という事で社会的な安定感を評価される事もありますし。
会社では役職が上にいくほど人物を見られる事が多くなり、結婚している事が強みとなる場合があります。
家庭に対する憧れも、結婚に対する動機としては十分でしょう。
自分が子供として育てられてきたように、自分の子供を大切に育てたいと思うのは、父性や母性が出てきている事を示唆します。
家に帰ると誰かが待っていてくれる、という何気ないものは何ものにも代えがたい財産です。
仲人の舘です。
結婚をする時に、まさか離婚する事を考えている人はいないでしょう。
しかし、婚姻関係を継続しがたい事由があれば人は離婚します。
もし再婚する意思があるのなら、同じ失敗を繰り返さないためによく考えましょう。
よく性格の不一致を離婚理由に挙げる方はいますが、それなら離婚したのは考えが甘かったという事になるのでしょうか。
失敗を繰り返さないためにも、今度はお相手をよく見て、と言いたいところですがなかなかそうはいきません。
もちろん性格が合うかどうかを見極める事は大切ですが、何しろ元々が縁もゆかりもない他人同士ですから違って当然なのです。
少し結婚に対する認識が甘いと言わざるを得ません。
何でもかんでも自分の思い通りになる訳がなく、二人の意思の混ざったものが一つの家庭を構築します。
もし、結婚してお相手のあらが見つかってくるようなら、じゃあ離婚と考えるのではなく自分が成長させてやろうくらいの気概が欲しいものです。
どういった経緯にしても結婚を意識して実現させたお相手なのですから、すぐに諦めてしまうのは惜しいです。
そういった異性に人生で二度巡り合う事は、思っているより遥かに難しいのです。
離婚を繰り返さないためには、元から離婚しないというのは真理です。
仲人の舘です。
一口に再婚と言っても、現在の年齢によって意味するところが大きく違ってきます。
20代や30代だと、まだまだ愛する人を求める事もあるでしょう。
前妻や前夫との間に子供がなかった場合は、再婚して子供をという期待もあります。
純粋に結婚をやり直す目的として、再婚に大きなメリットを見出せますね。
40代以降になると、再婚に対する考え方はまた少し違ってきそうです。
経済的に自立し生活が安定しているのなら、あえて再婚という道を選ぶ必要性がないのかも知れません。
子供を授かるには難しい年齢になってくると、より強い決意が求められるでしょう。
ただ、もう少し先の事を見据えた時にかなり大きなメリットが見えてくるため早めに手を打つという考え方もあります。
還暦を迎えてからの再婚は、かなりハードルの高いものに感じるかも知れません。
ところが注目度はかなり高く、その背景には離婚以外に死別が顔を覗かせるようになってきます。
既に家族の事を考える必要がなくなっており、多くのメリットを見出せるでしょう。
身近にそんなチャンスがないとしても、結婚相談所でなら中高年の再婚のお役に立てることがあります。
あまりに年下のお相手となると条件は厳しいですが、同年代では注目度の高さから少なくはないのですよ。