仲人の舘です。
ふんわり柔らかい綿か、はたまた、細くても丈夫な藁か…。
これは、何の話かと言いますと、日本ではほとんど知られていないであろう、結婚2周年を祝う式典の事なんです。
英国では、結婚してから10年目までは、毎年きちんと記念日にプレゼント交換やパーティーなどをするという事で、それなりの名前が付けられています。
結婚2年目は「綿婚式」or「藁婚式」なんです。
まあ綿婚式の方は、何となくイメージ出来そうな気はします。
まだまだ綿のように柔らかい関係、即ち、ぎこちなさが残る夫婦関係という意味なのでしょう。
けれど、藁婚式の方は、中々イメージが浮かびにくいのではと思われます。
これにもちゃんとした理由があって、そろそろ子供も誕生しておられるご家庭も多い時期です。
そうなると、何かと物入りなのにも関わらず、奥様は育児に追われ、家計は段々大変になり始める事が予測されます。
ご主人のお小遣いが削減され出すのも、この頃からではないかと思われますが、ならば質素な生活を心がけ、節約に励みましょう。
そんなある意味、戒めという事から、命名されたのだと言われています。
しかし、藁は様々な編み方が出来、丈夫で長持ちするものがたくさん作れると思います。
つまり、結婚して2年たって、ようやくお互いが夫らしく、妻らしくなって来たところで、これからは上手にその力を絡み合わせ、強い過程を作って行きましょう。
そんな風に考えるのはいかがなものかと思うのであります。
そうなると、綿のほうがやっぱり素敵には感じますが、藁だって捨てたものではありません。
流石に草鞋を贈るというのはどうかとは思いますが、麦わら帽子をプレゼントし合うっていうのも楽しそうです。
そして、それを被って、お弁当を持って、海や山にピクニックにでも出掛ければ、きっと素晴らしい記念日になる事でしょう。
仲人の舘です。
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仲人の舘です。
金婚式は結婚50年目、銀婚式は結婚25年目、では、銅婚式は結婚何年目?
こんな問題を出すと、多くの人が10年目だったかな?と、少々、いや、かなり不安げに答えます。
中には、単純計算で、50の半分が25、で、25の半分が12だから、12年目じゃないの?っと、いささか凝った回答を出される方もおられますが、いずれもハズレです。
それでは、20年、それとも15年かと、最終的にはいろいろな答えが出るものの、中々当たる確率が低いのが面白いです。
というのも、銅婚式というのは、思いのほか早く、結婚7年目にやって来るからです。
昔は7年目の浮気などと言われ、この頃が最も危ないとされていたところから、ここいらで一つ派手にお祝いをして、気合いを入れ直そうという意味もあったのかも知れません。
けれど、実際には、そろそろ家庭も安定し、それなりの資産も出来て来た事の価値を銅に例えて銘々されたのだと言われています。
そこで、欧米では、銅製の鍋やフライパンと言った調理器具を記念に購入されるおたくが沢山あります。
何故なら、銅は熱伝導が非常に良く、均一に温まるため、煮物にしても、焼き物にしても、実に美味しく仕上がるからです。
即ち、ぼちぼち冷めて来た我が家に、均一に熱を通し、温め直そうという意味も込められているという訳のようです。
また、銅はとても殺菌力の高い金属なので、もし夫や妻に、悪い虫が付きそうになっていれば、一気に除菌という考え方も出来そうです。
という事で、モテ男やモテ女と結婚された方はぜひ、7年目の記念日に、銅製のアクセサリーなどを贈り、肌身離さず付けさせる事で、雑菌対策をしておきましょう。
仲人の舘です。
去年はうちも、結婚10周年でした!
結婚9年目は、何もなければ驚くほどあっという間に過ぎ去ります。
というのも、夫は働き盛りで仕事が忙しく、妻は次第に大きくなって、生意気になる子供を相手に悪戦苦闘の毎日だからです。
しかし、ふとした拍子に少しでもひびが入れば、たちまちもろくなり、ほどなくバラバラになってしまうことがある頃と言えるでしょう。
なぜなら、そこには知らず知らずの間に、お互いのあきらめと忍耐で成り立っている部分が往々にしてあるからです。
そこで、いっその事、そういう事態が発生する前に、新しい夫婦茶碗を買って、無事に乗り切り、見事結婚10周年を迎えようじゃないか。
と、これはあくまでも日本での捉え方ですが、この最も危ない年を陶器婚式と称し、何らかのお祝いをするのは、欧米ではかなりポピュラーな事なのだそうです。
確かに陶器は、土を固めて形を作り、それを焼き上げて食器や花器などに仕上げます。
そういう意味では、ちょうど形が出来て、釜に入れたばかり、それが結婚9年目頃と言えるのではないでしょうか。
後は10年目に向けて、綺麗に焼き上げれば完成で、そこから先は、それを使い込んで銀婚式から金婚式へと風格を醸し出して行く。
個人的には、もろく割れたりヒビが入りやすい時というよりは、そんな風に陶器婚式を解釈したいと思います。
という事で、結婚10周年の前にぜひ、陶器婚式を祝いましょう。
仲人の舘です。
全国仲人連合会・総本部のホームページで、日暮里駅前ラウンジがエキテンから取材を受けたことが紹介されました。
ぜひ、ご覧ください。
【全国仲人連合会からのお知らせ】
http://www.zenchuren.co.jp/archives/9994/