仲人の舘です。
結婚6周年を祝う呼称の一つに、「糖婚式」というのがあります。
これは、この位たっても砂糖のように甘くラブラブでいられたらという意味なのでしょう。
そう言えば、そんなの半分以上願望だと言い、うちは闘魂式だと笑っていた友人がいました(笑)
実際、ここから後の結婚生活は、正に闘魂であるという気もしないでもありませんが、この糖婚式というのは、あくまでも隠れ結婚記念日の呼び名。
Wikipediaをはじめ、多くの百科事典に載っている6回目の結婚記念日は「鉄婚式」です。
これは、ここまで来れば、鉄のような強い絆が出来ているだろうという事で、それがこれからもずっと続きますようにという願いを込めて命名されたものであるとされています。
確かに、母は強しと言われる通り、どんなに可愛い女性でも、子を持つ母となり、一家を支える主婦ともなるとパワーアップするものではあります、
しかし、決して、妻が鉄の女になるという意味ではありませんので、そこはくれぐれも誤解のないようにしていただきたいものです。
という事で、鉄婚式には、どっしりとした大きめの鉄鍋を記念品として購入するのが欧米では一般的だそうです。
何故なら、鉄の鍋というのは、正しく丈夫で長持ちで、使えば使う程油がなじみ、どんどん美味しい料理を作れるようになります。
ただし、そのためには、こまめなお手入れは欠かす事が出来ません。
そう、何年たっても、お互いの心のメンテナンスは大切で、それさえ怠らなければ、年々味に深みを出しながら良縁を保てるという理想の夫婦像を表しているのです。
ちなみに、鉄鍋は洗った後、綺麗に水気を拭き取って、かつ、しっかり乾かさないと、あっという間に錆が付き、後々厄介な事になってしまいます。
ですので、夫婦の関係も水が差した際には、直ちに綺麗さっぱり拭い取り、お互い錆が出ないように十分に気を付けましょう。
仲人の舘です。
10年目の結婚記念日にダイヤモンドを!っというテレビCMがヒットしたせいでしょうか。
なんでも、結婚10周年イコール、ダイヤモンド婚式と思っておられる方も案外多いとお聞きしました。
でも、考えてもみてください、銅婚式こそ7年目で訪れますが、その後は、25年で銀婚式、50年目でやっと金婚式ですよ。
某会員システムでも、シルバーの上がプラチナで、そのもういっちょ上がダイヤモンドですからね、銅と銀の間がダイヤな訳がないでしょう。
という事で、ダイヤモンド婚式は正しく金婚式の上、結婚60周年を祝う式典なのです。
では、結婚10周年はと言うと、昔から「錫婚式」という事になっています。
錫というのは、見た目も綺麗で、柔軟性にも優れた実に加工が容易な金属です。
そこで、結婚して10年もたてば、夫婦ともに年を重ね、様々な経験から得た知識や要領が極められて来ますからね。
何があっても適当に上手に対応して、取りあえず円満な環境を作れるようになるだろうという事なんですよ。
でも、これって、とっても大事な事だけに、それができているのは素晴らしい事。
ならば、ちょうど節目に当たる年でもありますから、まあそこそこ盛大にお祝いしようというものなんですよね。
実際、錫という金属は非常に粒子があらく、注ぎ込んだ液体の不純物を吸収してくれる性質を持ち合わせています。
加えて、熱伝導率が高いのも大きな特徴で、冷たいビールやワインを注ぐと、その温度をグラス側も共有して、時間がたっても殆ど変化しません。
つまり、中身とグラスがそれぞれにバランスよく調和しあい、実に口当たりのいいまろやかさと温度を提供してくれるという訳です。
これは、10年頑張って来た夫婦だからこそ出来る裏技とも言えます。
お相手の言動を100パーセント真に受けて、ヒートアップしたり、逆に冷めたりする事なく、問題点を適度に吸収し、手頃なところで物事を受け止める。
そう、これが出来るように生った2人は、もう立派に成長していて、後はそれこそ、ダイヤモンド婚式まで、お互い元気で長生きを目指すのみと言ったところでしょう。
仲人の舘です。
足立よみうり(2015年3月67日号)に、「お見合い結婚しませんか 取材多数『仲人の舘』検索 創業45年・全国仲人連合会 0120-70-8000」の広告が掲載されています。
足立よみうりは、足立区全域と葛飾区の一部(発行部数:88,000部)の読売新聞に折り込みされている他、各種団体を通じて配布、直接購読者に送付されています。
仲人の舘です。
結婚1周年の記念に食事に行こうとか、旅行に行こうというご夫婦は多い事と思います。
また、家で2人だけでのんびり甘い一夜を過ごすというのも悪くはないでしょう。
何しろ、この時期はまだ、まぁあくまでも基本的にではありますが、新婚気分も抜けず非常に仲睦まじいはずです。
そこで、記念日を大切にしようという事になるのでしょう。
けれど、なぜか紙婚式を祝おうというご夫婦は、日本にはほとんどいらっしゃいません。
自分たちはもちろん、親や親戚、あるいは友人知人などから、そういう声を掛けられる事もめったにないのではないかと思われます。
そのくせ、結婚1周年を重要視するのは、私に言わせれば、実に不思議なのです。
だって、紙婚式と言うのは、結婚1周年の記念日の事なのです。
もっと大々的に取り上げたって、罰は当たらないというものでしょう。
紙婚式は、初めて迎える結婚記念日という事で、紙のように真っ白です。
これから2人で自由自在にいろいろな記録を書き込んで行こうという意味があると言われています。
そして、そのための手帳や日記帳、あるいはアルバムなどの紙製品をお互いがプレゼントし合う日でもあるのです。
ただ、この頃の若い夫婦というのは、まだまだ経験が浅く、夫としても、妻としても、ぎこちなさは否めないもの。
それを考えると、紙のように薄くて、破れやすいところから、この名が付けられたのではという気もしないでもありません。
けれど、これは英国で生まれた記念日であって、日本には、古くから伝わる和紙という素晴らしい紙があります。
実はこの和紙、普通の紙に比べて、驚くほど繊維が長いため、一見、薄くて弱そうに見えますが、本当はとっても丈夫なのです。
だから、寿命が長いという事で、これから10年、20年、そして50年と、幸せな夫婦でいられますようにという願掛けをするには最適な日ではないかとも思います。
という事で、世界遺産にもなった和紙の便せんに“破れるまでよろしく!”と書いたラブレターを出すのも素敵でしょうねって、破れるなんて言っちゃいけないですね(笑)
仲人の舘です。
エキテンから地域の人気店とのご評価をいただき、私が全国仲人連合会・日暮里駅前ラウンジで取材を受けました。
Facebookに私のインタビュー記事が掲載されています。
エキテンは、店舗の口コミ・ランキングサイトです。
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