仲人の舘です。
東京タラレバ娘は、多くの結婚できない女性から話題になっていて、共感を呼んでいることから人気が高いようです。
視聴率も好評でしたし、アラサー女性のリアルな姿を描いたドラマは、ネット上でもたくさんの反響を呼んでいます。
東京タラレバ娘と言えば、女性たちが共感や衝撃を受けるドラマとして注目されていますが、実はアラサー男性にもダメージを与えているのです。
このドラマに衝撃を受けるのが女性だけでないのは、タラレバ男が登場するからで、男性にもグサグサ来る部分があります。
男性の未婚率は女性の未婚率よりも高く、特にアラサーやアラフォーでは男性の方が女性よりも未婚率が高いデータがあります。
そのため、独身アラサーを描いた東京タラレバ娘を見てショックを受けた男性も多く、ドラマにはタラレバ女性を揶揄するタラレバ男性がいるのですが、彼も結局は同じなのです。
タラレバは女性だけの問題ではなく、実際、タラレバ男は世の中にはたくさんいます。
東京タラレバ娘は、女性が衝撃を受けるだけでなく、独身男性にも精神的ダメージを与える心に突き刺さるドラマになっていました。
結婚については、男性も女性も共に晩婚化が進んでいて、アラサーやアラフォー世代では男性の方が未婚率は高いので、タラレバ男は気を引き締めないといけませんね。
仲人の舘です。
東京タラレバ娘の2巻を見ると、倫子とKEYがしてしまうところから始まるのですが、朝起きるとKEYの姿はなく、倫子は不安になります。
その後、香と小雪に相談するのですが、連絡先も本名も知らないKEYに対して、これまで女子会ばっかりしていた倫子はどのように動けばいいのか答えが見つかりません。
仕事も下り坂の倫子をKEYが抱いたのは、単に魔が差しただけと香と小雪は突っ込むのですが、そんな時にお店でたままた倫子と遭遇したKEYは謝ります。
しかし、KEYはすぐにしたことを喋るんじゃないと倫子をたしなめ、何も言い返せない倫子は呆然としてしまうのです。
一方、香はかつての恋人であるバンドマンの涼と再会して心躍らせるのですが彼女を紹介されてがっかりし、小雪は偶然出会った男性に胸キュンするという展開です。
小雪はその男性から結婚していることを打ち明けられて困惑しますが、アラサーなので若い子のように取り乱すこともできず、結局はその男性としてしまいます。
2巻は、3人がそれぞれ抜けられない関係にはまりながらも出口がみつからないまま、女でいることをやめられない状況になるのですが、タラレバ言ってきた代償と言えるでしょう。
タラレバ娘3人がもう少し、これまで結婚について真剣に考え、女子会ばかりするのではなく、結婚相談所にでも行っていれば、展開はもう少し変わったかもしれませんね。
仲人の舘です。
東京タラレバ娘の4巻は、倫子のイケメン彼氏である奥田が色々と注文をつけてくるようになり、不安になるという展開です。
髪型を強要してくる倫子の彼氏に対して、香と小雪は彼に合わせない倫子の方がワガママだとたしなめるのですが、倫子はどうしても違和感を感じます。
結局、彼のゴリ押しに耐えられなくなった倫子は別れを告げることになり、逃げに走った恋愛は成果なしという結果に終わってしまうのです。
その後、途方に暮れていた倫子ですが、KEYが倫子に仕事を与える橋渡し役をすることで、仕事へのやる気を取り戻します。
KEYが倫子につきまとうのは、倫子のことが好きなのではないかと香と小雪は言うのですが、倫子からは結論が出ません。
それから、倫子はKEYと一緒にご飯に行くのですが、KEYはいつも3人で女子会をしている倫子を揶揄し、俺はあんたと恋愛できないとまで言われてしまいます。
年齢的にアラサー女子となると、出会いや結婚を意識する傾向にあり、4巻を見ると別れるまでの苦悩ぶりが伺えます。
我慢しても自分が結局苦労するだけの恋愛は成就しにくいので、倫子の判断は正しかったと言えますが、恋愛がダメだから仕事に逃げるというのもいただけませんね。
恋愛がダメでも仕事が復活すれば良いとする考えは、結局は逃げにつながり、こうした行動では結婚は遠のいていくばかりです。
仲人の舘です。
東京タラレバ娘の6巻は、結局、香は妊娠していなかったことが発覚するのですが、驚くことに実はバンドマンの彼氏には他にもう1人の彼女がいることがわかります。
小雪は年下既婚者の彼氏の家にお泊りすることになるのですが、彼の家族がお泊りしていた寝室にやってきて波乱の展開に。
倫子は早坂に再び惹かれはじめ、倫子と早坂はデートすることになりますが、デート場所にはKEYが待ち構えていたのです。
東京タラレバ娘も6巻まで来ると、一時の高揚感で恋愛して自分を満たそうとしてもその先に未来はないのでは、ということを示唆しているように感じます。
まさに、現代の男女の付き合いに警鐘を鳴らしていると言え、特にタラレバを繰り返しているタラレバ娘たちは自ら婚期を逃すきっかけを作っています。
タラレバ娘に登場するKEYは、上から目線でかなり口調はキツいのですが、彼の言っていることは理に適っていて、結局、彼女たちは納得せざるを得なくなるのです。
KEYの存在は、まさしく読者目線で、タラレバ娘たちにメスを入れる役割を担っていて、覚醒作用があって爽快です。
結婚したいならタラレバ言っているのではなく、もっと前向きに行動して積極的になれと言っているように聞こえます。
タラレバ言っている暇があるなら、結婚相談所にでも行って婚活する方がよほど合理的で賢明です。
仲人の舘です。
平成29年4月1日発行の「ほっとタウン」(No.340)に、私どもの結婚相談所、全国仲人連合会・東京地区本部(南千住&千駄木)の広告が掲載されています。
「ほっとタウン」は、荒川区の芸術文化情報の発信を通じて、笑顔あふれる地域社会づくりに貢献しているタウン誌です。
荒川区全域に新聞折込をされている他、駅広報スタンド、荒川区内施設窓口に設置されています。
私どもの結婚相談所は毎月掲載していただいています。