
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚する予定が当面なさそうな人でも、結婚の手続には婚姻届の提出が必要だということは大人になれば何となく知るでしょう。
では、他に何の手続きが必要かというと、とくにありません。
法律上では、婚姻届を提出することこそが結婚を指します。
結納やら披露宴やらは結婚を構成する上で必要不可欠なものではなく、あくまで儀礼的なものとして行われるものです。
今回は、その儀礼的なものについて少し掘り下げてみましょう。
結婚を意識して最初に行われるものと言えば、場合によって前後することもあるでしょうがプロポーズですね。
そこから両親に挨拶したり結婚式を挙げたり、新しい生活を始めるまでの期間は長くて一年といったところでしょうか。
短いと手続きやら準備が追い付きませんし、長すぎても気分が盛り下がってしまいます。
さて、婚姻届さえ出せば結婚したことになるとは言っても、それだけしか手続きがないわけではありません。
実際には戸籍謄本を取り寄せたり印鑑を作ったり、いろいろしなければならないことがあるのです。
とくに戸籍謄本は本籍地のある役所で発行されるため、郵送により取り寄せるにしてもタイムラグを考えなければなりません。
これに加え、女性は運転免許証や健康保険証の氏名を変更することになる点を留意しておきましょう。
手続き自体は簡単でも量が膨大になると予想されるので、前もってリストを作っておくと良いかもしれませんね。

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結婚のお祝い返しとは、結婚式や結婚でいただいたお祝いへのお返しのことです。
招待できなかった人や出席できなかった人、ご祝儀や結婚祝いを贈ってくれた人たちに対してお祝いのお返しをします。
披露宴をしなかった場合でも、お祝いをもらった人には早めにお返しをするのがマナーで、遅くとも1ヶ月以内には贈るようにしましょう。
結婚のお祝い返しで気になるのは額ですが、贈り物を会社の同僚や複数の友人などでいただいたいたときは、贈り物の半額から3分の1程度の価格帯が目安になります。
式を挙げる予定はないけどお祝いをもらった場合も、いただいた贈り物の半額から3分の1程度の額でお返しすることです。
上司や親族などから高額の贈り物をいただいたときは、失礼のないようお礼を夫婦で直接伝えるか、手紙や電話で感謝を述べましょう。
結婚のお祝い返しの額の相場は半分から3分の1程度ですが、これはあくまで目安なので、お相手の好みが明確にわかっている場合は贈りたい品物で選ぶと良いです。
一般的に喜ばれるのはカタログギフトやお菓子、冷蔵品の詰め合わせなどで、日用品のタオルセットや食器グラス、コーヒーセットなども人気があります。
カタログギフトが人気なのは、好きなものをお相手が選べるからです。
日用品は世代を問わず誰もが使うものなので、上質な清潔感あふれるタオルセットなどを選ぶとよいでしょう。

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人類がまだ豊かではなかった時代、結婚は人生における最大目標として存在していたでしょう。
何よりも子を残すことが重要視され、そうして家は代々受け継がれていきました。
しかし現代において、豊かさを手にした現代人にとって結婚は、一つの選択肢に過ぎなくなったのです。
もちろん、それとは別に結婚を目指すという人もいるでしょう。
結婚を人生における重要事項と位置付けるなら、そこへ向かう行程は簡単に考えたくないです。
単純化していくと、好きなお相手と結婚したいということになるでしょうか。
それが悪いわけではないのですが、それだけだと少し心もとないです。
一年や二年、または週に何度かという話ではありません。
離婚しない限りは生涯、死ぬまで人生を共にするお相手を決めるのが結婚です。
相性についても多少なり、あるいは多分に考慮しても良いでしょう。
結婚の相性とは何なのか、それについては人それぞれと言わざるを得ないため一つの正解を明示することができません。
よく言われるものとしては性格、とくに価値観でしょうか。
難しく考える必要はなく、わかりやすく言えばこれからの人生をどう生きていくかという方向性の話です。
当然、すべての条件を満たすお相手に出会うことは非常に困難なので、条件に優先順序を付けて選択する必要があるでしょう。
自分との釣り合いも考え、落としどころを見つけることが重要です。

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近頃は3組に1組が離婚しているとも言われ、決して他人事ではありません。
熟年離婚などという言葉もありますし、どの年代においても離婚率というのは気になる話です。
離婚が増えた背景には恋愛結婚があるとも言われますが、それ自体は古くから一定数存在しています。
そこで近頃注目されているのが、結婚相談所の存在です。
離婚率が低いという話もあるだけに、これは無視できません。
なぜ結婚相談所経由だと離婚率が低いのかという話ですが、もちろんこれにはちゃんとした理由が存在します。
恋愛結婚と決定的に異なる点として、結婚する前からお相手のことを大好きではありません。
もちろん少なからず好意は持つでしょうが、恋愛カップルのそれに比べると控えめなものでしょう。
大好きではないということは自分達の関係を客観的に、冷静に観察することができるということです。
結婚相談所のシステムは、要するに昔あったお見合いのようなものです。
親戚の人が世話をしていたものを業務として請け負い、知らない人同士を結び付けていくのです。
当然、出会った二人は最初から結婚について積極的に話をし、合わないと判断すれば二人の関係はそこで終了します。
要するに、合理的に結婚について考えられる場所というわけですね。
結婚観の擦り合わせができた二人ですから、関係を続けていけば親密になれるのです。

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今や当たり前に使われている婚活という言葉ですが、まだ誕生してから十年ほどしか経っていません。
もちろん、それ以前からそういう活動は広く行われていましたが、ようやく形容するに相応しい言葉が誕生したという感じです。
歴史の浅い言葉となると、提唱者についても気になるところです。
山田昌弘氏と白川桃子氏により、書籍内で用いられたのが初出とされています。
学者の先生が考えた言葉としては、なかなかにわかりやすく語感も良いですね。
提唱されて十余年、現在婚活という言葉は実に幅広く用いられています。
女性だけでなく男性も用いるようになり、年齢も下は20代から上は上限なしに多くの人が注目しているのです。
とは言え、言葉として存在する婚活ですが、具体的に何かを指してはいません。
考え方は人によりけりで、何が正解で何が間違いかも人それぞれです。
誰かが成功した方法を別の人が実践して、同様に成功するという保証もありません。
婚活が提唱された頃は晩婚化が注目され始めた時期でもありますが、今もゆっくりとそれは進行しています。
結婚適齢期と呼ばれるものも緩やかに上昇し、遂に男性は30歳を超えるに至りました。
女性も社会進出が促進されたことに伴い上昇を続け、その結果として婚活なる言葉が誕生したと考えると皮肉かもしれません。
その婚活に関することなら専門家の仲人の舘にご相談ください。