仲人の舘です。
お見合いは就職や進学の面接ではありませんから、あくまでも顔繋ぎの場であるという事を心得ておきましょう。
確かに、会社や学校は、一度入社や入学を決めた以上、やっぱり辞めてくださいという事は容易には言えませんよね。
ですから、念入りに書類審査し、さらに面接でも、あれこれこちらの心情など考えずに聞いて来ます。
そして、合否をはっきりさせる訳ですが、お見合いにおいては、たった一度の面接で、交際や結婚を決める必要など全くありません。
むしろ、互いが少しでも興味を持った段階で止めておく方が、次に繋がる可能性は高いと捕らえるべきでしょう。
そこで、一つの話題について深く掘り下げるのではなく、軽く興味を示したフリをしてから、ある程度で切り上げる。
このテクニックを是非とも身に付け、それを巧みに生かして、話を次々と違う話題で展開して行くように心がけていただきたいのです。
これは非常に難しい事のように思われるかも知れませんが、実は今現在の事にのみ強い関心を示し、過去や未来については深くこだわらない。
このスタイルを基本にしていただければ、案外簡単に感じていただける事でしょう。
確かに人間というのは、多少なりとも興味本位の部分を持ち合わせていますから、相手のプライバシーというのは何となく気になるものです。
また、自分自身のプライバシーはもっと気になりますから、ついつい今までのお見合いや交際についてポロリと話したり、聞かれるのではないかと怯えてしまうものです。
しかし、過去の彼女や彼と付き合う訳ではないですし、未来はこれから2人で築き上げて行くものです。
となると、お見合いの席で大事になるのは今現在だけであって、それを自分自身が徹底する事が何より大事なのだという事を是非心得ておいていただければと思います。
仲人の舘です。
せっかくお見合いまで漕ぎ着けたのに、お見合いでお断りされる、というパターンはよくあります。
それまで面識のなかった者同士という事を踏まえれば、わからなくもない話です。
どういった体裁のお見合いにしろ、ほとんどの方は初対面で臨まれることでしょう。
まぁ、それ以前にお見合いでは緊張してポカも結構目につくので、可能な限りミスをしないようにしたいものですね。
特に会話の内容は重要な査定ポイントにもなるので、うかつなネタ振りで場を凍りつかせないようにしましょう。
自己紹介は、どれだけお互いにプロフィールを見ていたとしても行うのが普通です。
ついつい自慢話に手を伸ばしたくなるのですが、経験上、これはどうもNGのようです。
初対面の相手の自慢話など聞きたくありませんし、真偽も確かめようがありません。
そう言って今度は卑屈になる方がいるのですが、これもNGです。
いきなり自分を下げて評価する人と、果たして結婚したいと相手が思うでしょうか。
会話の内容については、初対面だからと張り切っても仕方がないのでありきたりなものでも構わないでしょう。
いくつかテーマを設けてみると、会話を楽しみつつお相手に関する情報のより深い部分を引き出せます。
仕事とプライベートが大きなテーマとなり、最低限抑えておきたい部分ですね。
ただ、仕事の話と言っても、仕事のグチと給料の事には触れないでおきましょう。
お見合いの時点でそこまでの仲ではありませんし、年収はプロフィールから得ている情報です。
当然、結婚を意識した会話なので転勤の可能性や休日について聞いておくのは良いでしょう。
仲人の舘です。
「お見合い」と言う言葉自体は、最近あまり聞かなくなったかもしれませんが、習慣自体は今も残ります。
結婚相談所などを通さないお見合いは、家柄が良いと目にする機会も増えてくるようです。
しかし、こう言った場合のお見合いは基本的に結婚相手を決める事のみに注目した行為であり、そこに例え当事者だろうと感情の入り込む余地はありません。
お見合いをして良いと判断すれば、数日でのプロポーズも有り得ます。
もちろん時間をかける猶予はありますが、あまり長くは待ってくれないので、一定期間で決断をしなければなりません。
お見合いにおいては、仲立人が全てを取り仕切るので、たとえお見合いの当事者同士の話、つまり交際するか否かの意思も間接的に伝える形になります。
というのは、古来より伝わる形式的なお見合いの形です。
実を言うと、結婚相談所の扱う領野にもお見合いは存在するのですが、こちらは当事者の意志が尊重されます。
仲立人は結婚相談所の仲人が務める事になり、家対家の関係図はかなり薄れているでしょう。
とは言え、お見合いの名は伊達ではなく、所々に旧来のしきたりを感じるものがあります。
そもそも結婚相談所が主体となって進めていく話なので、状況を把握しておかなければならないのです。
交際を続けるのかやめるのか、プロポーズはどうかという話も通す事になるでしょう。
ただ、お礼やら挨拶やらが省略されていると考えるだけでもかなり気楽に感じませんか。
一応、データ上の希望に沿った形でのお見合いをセッティングされるので、理想のお相手と出会える可能性が低いとは断定できません。
仲人の舘です。
結婚相談所に登録されている男性というのは、定職があって、ある程度の安定した収入があるのが当たり前です。
これは、これから結婚して家族を支えようという人である事や年齢的に考えても、当然と言うべきでしょう。
しかし、今の日本では、そういう男性と確実に出会える事自体が減少しているように思えます。
例えば、街で偶然出会って、胸がときめいても、彼はフリーターで定職がないとか、派遣や契約で働いていて、収入が保証されていないという事もしばしばですよね。
そういう意味では、結婚相談所などを介したお見合い結婚というのは、現代社会で安心安全な結婚が出来る最良のルートなのだと私は思います。
しかし、最近はちょっと面白い傾向がある事に気が付きました。
それは、無理に高収入高学歴でなくとも、家事や育児が得意そうな男性は女性に受け入れられるという事です。
何故なら、男女平等がすっかり定着した昨今、男性並に働いて、家計を支えていけるだけの収入のある女性は大勢いいます。
むしろ、長年仕事を生きがいにして来たがために恋愛や婚活が疎かになってしまっていたという女性の数が多いのです。
そうなると、せっかく築き上げて来たキャリアを結婚や出産で終わりにはしたくない。
妻となり、母となってからもずっと今までと同様に仕事を続けたいと考えられる訳です。
そして、そんな彼女たちが求めるのが、仕事よりも家庭を優先してくれるアットホームな男性となる事が多く、お金の事は心配しないで、という感じなのです。
ですから、年収が十分じゃないから結婚相談所に入会して婚活するのを躊躇しておられる男性は、決めつけないで欲しいのです。
楽しい未来の家庭生活を思い浮かべながら、新たな出会いを求め積極的な気持ちで前に進んでいただきたいですね。
こんにちは、仲人の舘です。
本日より配布が始まった情報誌「ぱど」2014年4月11日号に全国仲人連合会・日暮里駅前支部の広告が掲載されています。
今回は、ぱど京成葛飾エリア、ぱど町屋・日暮里エリア、ぱど西新井エリアへの掲載です。
配布エリアの方は、当・結婚相談所を探してみてください。