仲人の舘です。
婚活から結婚へというルートがすっかり定着した昨今、何社もの結婚相談所やお見合いサイトなどに登録しておられる方も多い事でしょう。
しかし、それには入会金だけではなく、月々の会費やパーティー参加費など、何かとお金が掛かります。
しかも、同時に複数の人と交際するというのは、非常にリスクの高い事だという事を知っておいていただきたいのです。
当然、行動範囲はある程度限定されてくる訳ですから、偶然、別の人とデートしているところを交際中のお相手に目撃されてしまう可能性もあります。
また、スケジュール管理が複雑になり、時に厄介な事もあるでしょう。
そして何より、複数のお相手と付き合うという事は、どうしても常に比較してしまいますからね。
結局は、自分の理想だけを確立した条件が知らず知らずの間に出来上がってしまい、どなたともご縁がなかったという結果を招くケースもしばしばなのです。
婚活というのは、元々結婚を前提にした出会いですから、相手に将来の生活感というものを抱きます。
つまり、恋愛であれば、取りあえず長所をメインに見る訳ですが、婚活の場合は、短所もしっかりと重要視する必要が否めません。
そうなって来ると、不思議と、まあ自分が好んで交際を希望したお相手ですから、無理もないと言えば無理もないのですが、Aさんの持っている長所はBさんも持っている。
また、Bさんの持っている短所はAさんも持っているという事が思いのほか多いものなのです。
ですので、やはり婚活から結婚へと歩まれる場合には、一人のお相手と、ある程度一定期間、お付き合いしてみる事が大切でしょう。
そして、そのままゴールイン出来れば最高ですし、残念ながらご縁がなければ、お互い今度は別々に、一から再スタートを切られる事がベターなのではないかと私は思います。
仲人の舘です。
結婚相談所を選ばれる際、多くの方が目安の一つとされるのが会員数と成婚率でしょう。
確かに、大手の結婚相談所は、会員数が多い事は否めません。
当然、それだけ理想の人がいる確率は高い訳です。
正直言って私もそれが大手結婚相談所の最大のメリットと言っても過言ではないと思います。
ですが、例え5万人を超す異性の会員がいても、一人の方が1年の間に出会える数というのは限られていますよね。
実際、私の経験から考えても、年間100人を超すお相手と出会われた方というのはいらっしゃいません。
しかも、仮に年間100人の異性と出会われたとしても、その大半がお見合いパーティーなど、一度に多くの男女が集われるお席で会われるという形です。
お見合いの席で1対1にお会いになる数となると3分の1以下になってしまうと考えてもらっていいと思います。
また、会員数が多ければ、それだけライバルも多く、交際を希望されるお相手がいらっしゃっても、たまたま目下別の方と交際中というケースもしばしばなのです。
そういう意味では、会員数がけっして多くない結婚相談所の方が、より多くの方と出会える可能性は高いのかも知れません。
誰だって、大量の異性のプロフィールを見せられれば、最初はワクワクして一生懸命見られますが、そのうち段々疲れて来て、最後の方には適当に見られているような気がします。
その点、リストが手頃な数だと、しっかりチェックし、より自分にフィットしそうな人との交際を申し込めるとおっしゃる方も多いのです。
ですので、それは会員数がけっして多くないからこそのメリットであって、たった一人の人との良縁に恵まれればいいという婚活においては、非常に大きいのではないかと思いますね。
仲人の舘です。
縁結び祈願というと、どうしても若い女性は神社を訪ねられがちです。
有名なところでは、伊勢神宮や出雲大社、京都の地主神社や野々宮神社、東京なら明治神宮や神田大明神と言ったところでしょうか。
逆に、お寺というと、何となく暗い雰囲気があって、敬遠されがちになってしまうようですね。
ですが、最近は良縁祈願に応えてくれると評判の観音様がいらっしゃるお寺も全国に点在していて、知る人ぞ知るパワースポットになっています。
地道に長い山の参道を登り、丁寧に参拝する事で幸せを捕まれる方も増えているそうです。
有名なところですと、山形県の天童市にある若松観音、こちらは、ご住職との良縁握手が人気と話題になっていて、すでにご存じの方も多い事でしょう。
ですが、東北まで行くには、それなりの時間とお金が掛かります。
もっと身近なところに縁結び観音様はいらっしゃらないものなのかというご相談を受けましたので、今回は東京都日野市の如意山宝泉寺をご紹介したいと思います。
こちらのお寺には、高さ50センチほどの非常に可愛らしい石造りの観音像があり、誰でも抱き上げる事が出来ます。
そのため、通称「持ち上げ観音」と呼ばれているのですが、実はこの観音様、いつも同じ体重とは限っていないのです。
持ち上げる人と言うより、持ち上げる度に主さが変わり、楽々持ち上げられる時もあれば、必死にならないと持ち上がらない時もあるというから不思議です。
そして、その重さこそが、自らの恋愛運と心意気を占うもので、強い思いで縁結び祈願をすると、それなりに容易に持ち上げられるそうです。
JR中央線の日野駅からすぐのところにあるお寺ですから、是非一度、運試しを兼ねて訪ねてみられてはいかがでしょうか。
仲人の舘です。
女性は皆さん、多少なりとも男性のルックスにはこだわりを持たれているものですが、男性でもそれは同じです。
実際、お見合いで結婚された多くの方は、最初に写真を見た時から何かインスピレーションのようなものを感じたと仰います。
だからこそ、お見合いし、ご成婚に至った訳ですが、これは、女性に多い回答かと思いきや、男性にも大変多く見受けられる答えなのです。
ただし、それは相手の容姿にこだわるという事ではなく、雰囲気に何かを感じられた事なんです。
ですから、お見合い写真を撮られる際の雰囲気には気を遣っていただきたいものです。
お見合い写真は自分の一生を決めかねないワンショットであるため、皆さん、綺麗にメイクをし、髪をセットし、それこそ一張羅を着て撮影に臨まれる方も少なくないと思います。
ただですらも緊張し、見た目が堅くなってしまいがちなのがお見合い写真というものです。
そうなると、あまりにもきちんと何もかもを整えすぎると、ガチガチで非常に冷たい雰囲気を持つ写真になりかねません。
特に女性のヘアスタイルやメイクについてはそうで、そこは是非、もう少しゆるめに考えていただきたい部分なのです。
取り分け、目の周りにしっかりとお化粧を施されてしまうと、意思の強さが強調され、就活などではいいのかも知れませんが、婚活においてはあまり相応しくないこともあります。
確かに美しくて、しっかりしていて、結婚するには悪くはないのですが、一生一緒にいると思うと、少し疲れるような気がする印象だと言う男性も多いのです。
ですので、自分でメイクやヘアスタイルを整えられるのではなく、撮影前に美容院などで、出来る限り自然な雰囲気の出る髪型やお化粧を施してもらわれる事をお勧めします。
仲人の舘です。
婚活はとにかく、めぼしい異性と出会って、結婚を前提に交際を進めるまでに至る事だと思っておられる方が大変多いようにお見受けします。
実際、私らところに訪ねて来られる方の中には、とにかくいい人がいたら紹介して欲しいと必死に仰る方も少なくありません。
ですが、本当の意味での婚活というのは、結婚して家庭を持った時の段取りをする事です。
皆さん、大学で様々な勉強をされるのは、それを活かして将来、社会で活躍したいと思われるからですよね。
そのため、出来る限り、自分の学んだ知識や身に付けた能力を生かせる仕事を探されると思います。
それが就職活動であって、それは大学に入った時からすでに始まっているのです。
婚活もそれと全く同じで、恋愛相手を探すだけのものではありません。
もちろん、お相手がいなければ結婚して家庭を持つ事は出来ませんから、出会いを求める事も重要ではあるのですが。
それはあくまでも必須科目の一つであって、他にも自分自身がパワーアップしなければそう容易にうまくは行かないという事を知っておいていただきたいのです。
ですので、婚活中は、ただひたすらお相手探しに没頭するのではなく、いろいろな経験をし、いろいろなノウハウを身に付ける事が大切です。
そうした多様性に溢れた活動を巧みに展開する事こそが真の婚活だと言えるでしょう。
そうすれば、その努力の過程の中で素晴らしい人との出会いがある可能性もあります。
また、例えそこまでうまくいかなくても、それら一つ一つが着実にアピールポイントに加えられ、出会いのチャンスを大幅に拡大してくれるのです。