
仲人の舘です。
一昔前ならロケ地巡りと言って、ドラマの撮影が行われた場所を観光する行為がありましたが、最近はもっぱら聖地巡りと呼ばれているでしょうか。
行くのは熱心なファンでしょうが、そうでなくともドラマのロケ地は気になるところですね。
アラサー女性の悲哀に満ちたイタい話が注目の東京タラレバ娘は、絶賛ドラマ化されている人気漫画です。
色々ぶっちゃけていて、見ている方が心配になる東京タラレバ娘のロケ地は、タイトルに東京の名を冠するだけあって東京に集中しています。
例えば、主人公の一人である倫子とKEYがぶつかったのは明治神宮駅前で、三人が初詣した神社は赤坂にある氷川神社です。
また、数多くのロケ地としてお馴染み横浜みなとみらいのグランドセントラルタワーも登場してきます。
まだ放送中という事もあり明らかにされていないロケ地もありますが、あれこれ思いを馳せるのはドラマの醍醐味ですね。
昔だと、ロケ地を探し出すのに苦労したかもしれませんが、今はネットがあるので簡単に情報を共有できます。
台詞だけ書き出すと気が滅入ってしまいそうなものも多いのですが、基本適に東京タラレバ娘はコメディ調で展開するので嫌な気分にはならないでしょう。
自分の状況と3人の境遇を重ねて、落ち込む事はあるかもしれませんが。

仲人の舘です。
最近は、漫画原作のドラマが少なくありませんね。
脚本を一から練る手間が省け、更に原作ファンを視聴者として取り込む事が見越せるためだそうです。
東京タラレバ娘も元は漫画作品で、一部でじわじわ人気を集めてきました。
婚活をしている、または意識しているアラサー女性にとっては、耳が痛い言葉が次々出てくる異色とも言える作品です。
漫画作品のドラマ化に際して避ける事のできない問題が、熱心なファンからの反発でしょう。
設定が忠実でない、役者の雰囲気が違うなど数えればキリがありません。
東京タラレバ娘でも原作からの変更があったようで、その事が話題になりました。
原作では33歳の主人公達3人が、ドラマでは30歳に変更されていました。
どうという事はなさそうに見えるかもしれませんが、結婚というテーマを前提に考えてみましょう。
東京タラレバ娘は独身アラサー女、33歳の世知辛い与太話を中心に展開される物語です。
33歳というと、そこから運命的な出会いをしたとして結婚まで行くと35歳に足が掛かるでしょう。
最速でこれですから、それこそ40歳つまりアラフォーが見えてくる年齢です。
ドラマの30歳という設定だと、その切迫感を出すのが難しかったかもしれませんね。
役者にしても、アラサーではありますが全員20代という事もあり悲壮感は弱いかもしれません。

仲人の舘です。
面白い漫画には名言が付き物で、そこから人生観を揺さぶられた方も多いのではないでしょうか。
努力する事の大切さを説いたスポーツ漫画や、困難や逆境に立ち向かう強さを示すファンタジー漫画など、いろいろです。
それらは強烈に読者へとメッセージを送ってきますが、東京タラレバ娘は別のものを読者に送り付けてきます。
例えば、行き遅れ女の井戸端会議というフレーズは、多くの読者の心を震えさせたことでしょう。
名言といえば誰かの人生に良い影響を与えるようなものをイメージしますが、東京タラレバ娘のそれは全くの逆位置にあると言えます。
とにかくシビアで、現実的で、漫画を読んで元気をもらえる事はないかもしれません。
それでも独身アラサー女子が読んでしまうのは、なにも自傷行為が目的ではないでしょう。
東京タラレバ娘に出てくる名言とは、つまり自分が目を逸らしてきた部分です。
現状を正しく認識する事は、婚活においても重要です。
婚活市場においても、アラサーというのは大きな意味を持っています。
アラサーと言っても幅は広いですが、タラレバ娘のようにオーバー30の場合は、時間との戦いとなるでしょう。
そんな、状況にある3人から語られる言葉だからこそ、シビアであり、リアルであり、心に突き刺さります。
それら名言をただ笑って見ていられなくなった頃に焦り始めても、それは彼女達の二の舞かもしれません。

仲人の舘です。
私は仕事がら、純粋な恋愛ドラマではなく、結婚を意識したいわゆる婚活ドラマを見るようになって久しいです。
もっとも、東京タラレバ娘は婚活がテーマな訳ではなく、主軸をアラサー女子のたられば話に置いています。
20代女性が見ても特にどうという事もないでしょうが、これが30歳前後ともなれば心に刺さってくるようです。
さて、絶賛放送中の東京タラレバ娘は漫画原作で既にコアなファンが付いています。
気の利いた事が言えれば良いのですが、まあ東京タラレバ娘を読んだからといって、婚活でプラスになるような事はないでしょう。
独身アラサー女性が主人公と聞けば、そこに何か結婚へのヒントがありそうと考えてしまいますが、東京タラレバ娘はそういう作品ではありません。
気分転換にサクサク読む漫画ではありませんし、何とも扱いにくい印象を受けますが、同年代の女性、特に独身の方は怖いもの見たさで手に取ってしまうようですね。
ある意味自虐的であり、自己啓発の意味を持っているのでしょうか。
漫画の人気ぶりを反映するように、今季のドラマとして上々の視聴率を叩き出しています。
生産性のない、焦りの色が見えるアラサー女子の会話から繰り広げられるドラマは確かに斬新で革新的と言えるでしょう。
ただ、ドラマは漫画から若干の設定変更があったようで気になる方も多いようです。
婚活市場全体で見れば30歳と33歳に劇的な違いはありませんが、当事者からすると決定的とのことです。

仲人の舘です。
結婚するに当たっては婚活が必要な時代となりましたが、最近は昔ながらのお見合いも見直されていて、お見合いで一生のパートナーを決めるというのも悪くないです。
お見合い結婚というと、何となく堅苦しい感じがするかもしれませんが、古き良き日本の文化として受け入れてみるのもいいかもしれません。
お見合いと言っても、堅苦しくないパーティー形式のものや、結婚相談所を通すお見合いもあります。
ただ昔ながらのお見合いをするとなると一定の流れがあるので、その際の作法やマナーは頭に入れておきたいものです。
昔ながらのお見合いの流れは、まず仲介人からのお見合いのはじまりを告げる挨拶からスタートします。
その後、仲介人からお互いを紹介してもらい、仲介人が夫婦の場合は男性が男性側を紹介してから女性が女性側の紹介をします。
そして本人同士の挨拶へと移るのですが、その際、基本的に男性側から口火を切るのがマナーです。
本人同士の挨拶が終わると付添い人が挨拶をし、その時に仲介人への感謝の言葉とお見合いする本人への印象を紹介します。
本人同士がお見合いの席でうちとけるまでは、仲介人が少しリードして話を進め、ある程度場がなごんだら、本人同士だけで1時間程度会話をするというのが一般的な流れになります。
お見合いに要する時間は、開始の挨拶からお開きまでを含めて2から3時間程度が一般的なようです。
やはり今の主流は結婚相談所を通した、二人だけでホテルのラウンジやカフェでの親近感あふれるお見合いです。