
仲人の舘です。
現在の日本では、異性を対象としたものであれば結婚に対する公的な障害と言えば年齢くらいの者でしょう。
男子は18歳、女子なら16歳以上と定めたもので、それ以外に結婚を阻むものは存在しない事になっています。
しかし現実には、結婚をするとなると差し支えのある事で溢れているでしょう。
たとえ本人には直接的な問題がなかったとしても、結婚する二人だけで解決できる問題ではありません。
たとえば有名なものとしては、警察官との結婚において身内に犯罪者がいると差し支えるというものがあります。
この場合、当人ならともかく、身内にいるというだけで大きな問題となる事はあまりないようです。
しかし、不穏なイメージばかりが先行して、お相手にも打ち明けられないまま悩んでいる方も少なくないようですね。
家族の問題はやはり多く、当人に解決できるか否かに関わらず結婚に差し支える事柄も少なくありません。
しかし、本当に結婚へ差し支えのある家族間トラブルなど数えるほどしかないでしょう。
さて、ここでの対応として最もまずいのが一人で延々思い悩んでしまう事です。
お相手がいてこその結婚なのに、一人で悩んでいて答えが出せるはずもありません。
家族の問題に限らず結婚に差し支えのありそうだと思った事はどんどん相談していくべきでしょう。
一つ一つ問題を乗り越えていく事で、二人の絆はより強固なものへとなっていくのです。

仲人の舘です。
最近では、4組のうち1組は再婚のカップルと言われているので、再婚は特に珍しくはなくなりました。
実際、式場での結婚式も約4割が再婚カップルということで、再婚だからといって蔑視されるようなことはありません。
ただ、再婚は初婚と特別に変わるわけではないとはいうものの、結婚式を挙げるとなると、考えることが色々あります。
再婚とウェディングは、1つの課題であり、再婚の結婚式を挙げる場合、それなりに注意点があります。
一般的に再婚だから結婚式はしなくてもいいと考える人は多いのですが、再婚でも派手な結婚式が挙げたい人はいます。
それは人それぞれで全く問題はないのですが、結婚式は自分たちだけの問題ではなく、双方の親のことも考えないといけません。
再婚だからウェディングは関係ないというのではなく、再婚だからこそ、自分たちと周囲の考え方を吟味して話を進める必要があります。
再婚だからといって、ウェディングは初婚と同じような形式はしない方がいいということはないのですが、控えめにしたい場合は、身近な親族のみで行うとよいでしょう。
再婚のウェディングは、ウェディングプランナーに相談するとよく、挙式だけのプランやレストランを借り切ってのこぢんまりとした素敵な式を紹介してくれます。

仲人の舘です。
結婚相談所選びのポイントは、できればある程度は名前の知れた結婚相談所の方が良いでしょう。
ある程度の規模の結婚相談所なら安心感があり、会員数もそれなりの人数がいるのでお勧めです。
名前の知れた結婚相談所が良いのは、サービスが充実しているからで、結婚相談所は結構な数で潰れていってることを考えると、ある程度は名前が知れている結婚相談所というのは外せないポイントになります。
料金が明朗に記載されているのも結婚相談所を選ぶ上でのポイントで、結婚相談所の料金表記がしっかり記載されているかは大事です。
結婚相談所選びのポイントで大事なのは、初期費用、月額費、紹介料、成婚料のバランスです。
料金の平均は総額でも30万円以上はかかりますが、しっかりとしたサービスを受けるにはその程度は必要です。
良い結婚相談所は結婚させる自信があるので、料金体制として成婚料を高くする傾向にあります。
また、結婚させる自信があるところは、月額費や紹介料などが安くなっています。
初期費用が5万円以下で、紹介料は1回五千円程度のところが妥当です。
仲人をサイトで紹介しているかどうかも大事なポイントで、良い結婚相談所なら、仲人を自信をもって写真付きで案内しているはずです。
仲人やアドバイザー、コンシュルジュを写真付きで詳しく紹介している結婚相談所を選びましょう。

仲人の舘です。
バツイチというのは、離婚経験があることで付けられる名称ですが、バツイチという名前は戸籍の用紙にバツがつくというところからきています。
結婚は籍に入ることが証明になり、それが証としての証拠になります。
しかし、結婚生活の中でお互いの気持ちが離れたり性格が合わなかったりすると、籍を解消して離婚することになります。
離婚する上で書類上の手続きがあるのは仕方のないことで、それは法律で決められています。
バツイチというのは離婚した人につけられるものですが、最近ではマルイチという言葉が登場しています。
マルイチの意味するところは、離婚することによってお互いの苦痛がなくなるところから来ています。
つまり心という所に焦点を当てると、離婚はバツイチではなく、マルイチということが言えるのです。
結婚生活が苦痛だと精神的なストレスは身体までをも蝕んでしまいますが、離婚することでその病から抜け出すことが出来ます。
新たな一歩を歩み出すという意味では離婚は決して悪いものではなく、むしろ良いこととも考えられます。
離婚を経験すると自身もたくさんの学びと成長があり、人間としても大きくなれることもあるので、離婚はバツイチではなくマルイチなのです。
離婚して良かったと思えるなら、それはバツイチをマルイチに変えたことになります。

仲人の舘です。
バツイチ30代男性…この条件に該当する方が、自分の事をどう評価しているのかについては私も興味があります。
世代的に言えば、まさに結婚適齢期となる頃で、それでいて結婚を経験しているのですから貴重と言えば貴重です。
離婚するなんて性格に問題があるのでは、と勘繰りをされたのも今は昔でしょう。
今は、どちらかと言えば結婚していた経験をプラスに評価する声が目立ちます。
30代でも前半と後半では少々印象が違ってきますが、再婚を諦めるには早いです。
30代前半で目指す再婚は、これは大した障害も感じないのではないでしょうか。
子供がいると少々事情は違ってきますが、それでも可能性は十分に感じます。
一方、後半でバツイチとなると前半ほどの余裕はなくなってくるでしょう。
男性の場合は概ね40歳がボーダーラインと言われており、バツイチだろうと未婚だろうと結婚への可能性が大きく違ってくる境界です。
ただ、どうしても前妻の影がチラついてしまうようですね。
たとえ無意識によるものであったとしても、どこかで比較されてしまう事があるかもしれません。
そこに悪意があると捉えるのは早計で、単なる取り越し苦労である可能性を考慮すると少し先が拓けてくるでしょう。
また、必要以上にお相手を大きく見てしまう必要もないのでバツイチという部分にばかりとらわれず一人の人間として意識する事が大切です。