仲人の舘です。
結婚7周年を祝いのが「銅婚式」という事で、さらにもう1年頑張れば、格上げされて「青銅婚式」になるというのは、遙か古の時代の話です。
その後、ここまで来れば、ちょっとやそっとの事があっても、柔軟に対応し、乗り切れるというところから、「ゴム婚式」と呼ばれるようになりました。
確かに、弾力性のある家庭生活というのが、一番長持ちしそうですから、鉄や銅よりゴム、これに限るでしょう。
ところが、現代社会においては、結婚8年目は、「青銅婚式」でもなければ、「ゴム婚式」でもありません。
何と、今時の結婚8周年は、「電気器具婚式」と呼ばれているのであります。
なぜなら、高機能になったが故に、短命になったのが今の家電製品です。
一昔前までの冷蔵庫や洗濯機、それにテレビなんかでも、楽勝で10年以上使えたものですが、近頃の電化製品は、中々そうは行きません。
大体7年持てばいい方とされていて、新婚時代に買ったものが、そろそろダウンする時期というところから、いつしかこんな奇妙な記念日が出来てしまったのです。
何だか、バレンタインのお菓子屋さんや節分のお寿司屋さんと同様、家電メーカーに踊らされているような気もしないでもありませんが…(笑)
まあとにかく、そういう現実があるという事だけは知っておいた方が良さそうです。
という事で、この辺で、古くなって、調子の悪くなった電化製品を買い換え、それでまた、ここから結婚15周年を目指して頑張りましょうという意味にはなるでしょうか。
ただ、いくら自分の言う事を聞かなくなったからとか、思うように動かなくなったからと言って、夫や妻を換えようなんて思わないようにしていただきたいものです。
仲人の舘です。
私ども結婚相談所の側は、一応ここまでが仕事として関わるラインがあります。
ご相談者が異性と出会い、何かを感じて結婚を意識するまでの姿を陰ながら応援すると言うと聞こえが良すぎるでしょうか。
ご相談者の側にも成婚という一つの区切りがあるものの、人生がそこで終わる訳ではありません。
第二ラウンドから先は、家族という同伴者と共に歩んでいくのです。
おいおい馬鹿みたいに成婚料が高いじゃないかと、初めてご相談にいらっしゃる方は思われるようです。
結婚相談所の料金システムは大きくわけると二種類あり、最初に高いか最後に高いかです。
最初は入会費としての場合で、高いお金を払ったのだから気合を入れて頑張ろうという気にさせてくれることでしょう。
最後というのはつまり成婚、その時に払ってもらうため私どもは頑張って導かなければなりません。
もちろん私どもは全力でサポートしますが、ご本人の頑張りがない事には成婚も何もありません。
お相手探しの部分はともかく、お見合いから先は私達にサポートできる部分は限られます。
情報をベースに決めたお相手とお見合いするのだから大丈夫だろう、という考えで安心し切らず、努力を続けることで幸せな結婚生活が成り立つのです。
実際に会ってみて印象が悪ければ成婚など見えてきませんし、そもそも人と人とが結ばれる結婚を目指している筈です。
データだけでカップリングが決まるなら、誰も苦労しません。
仲人の舘です。
近頃では用意しないケースも見られるようですが、人生の節目として女性は憧れ、男性は覚悟を決めるものとして婚約指輪が用意されます。
ちなみに相場はあってないようなものなので、身の丈に合った値段でも大丈夫です。
一昔前まで言われていたような、給料三ヶ月分というのは決意の表れをわかりやすく表現したものです。
婚約指輪を出すタイミングは、プロポーズの時が一般的でした。
しかし、最近ではご成婚後にお二人で一緒に選ばれるケースが多くなってきました。
一連の流れを見ると結婚相談所へ行くと散財しそう、と思われるかも知れません。
確かに全てを込み込みで考えれば結構な出費ですが、結婚はそれだけ大きな労力を要するものです。
結婚相談所は結婚相手を探す場所なので、合理的な考え方をすれば事前に婚約指輪を用意しておいても良さそうです。
今のお見合いに失敗しても次がありますから、流用できそうです。
しかし合理的な話で済むものではありませんし、事前に用意された婚約指輪なんて貰っても嬉しくないです。
急いで婚約指輪だけを先に用意しておかなければならない理由もありませんから、慌てずに状況から判断しましょう。
仲人の舘です。
平成27年3月1日発行の「ほっとタウン」(No.315)に、私どもの結婚相談所(全国仲人連合会・東京地区本部[日暮里駅前&荒川南千住])の広告が掲載されています。
2行広告「日暮里と南千住の結婚相談所 全国仲人連合会 0120-70-800」です。
「ほっとタウン」は、荒川区全域に新聞折込をされている他、駅広報スタンド、荒川区内施設窓口に設置、合計76,500部発行されています。
仲人の舘です。
昔は結婚と言えば家同士の繋がりが強く、それは大掛かりなものでした。
もちろん現代でも家同士の繋がりは存在しますが、たとえば家柄を気にされる事は少なくとも庶民レベルでは滅多にありません。
いわゆるお見合いのシステムも機能しており、世話焼きのおばさんがいたものです。
最近は、私どもが世話焼きのおばさんの代わりとなっているだけでシステムに大きな違いはありません。
お見合いは、出会ってから結婚までの期間が身近いのが特徴ですね。
交際期間が短くて大丈夫かという疑問に関しては、うまくお見合いのシステムが機能すれば問題ありません。
普通は交際期間でお相手の細かい性格や人物について見ていきますが、お見合いはこれを最初に済ませてしまいます。
言ってみれば、会った時点でスペック上は希望通りの人間なのです。
とは言え、恋人同士の期間がほとんどないのは少し寂しいかもしれませんね。
お相手が考えている事について悩んだり不安に思ったり、これは恋愛の醍醐味とも言えます。
しかし、交際期間が短いからお見合い結婚に恋愛がないと判断するのは早計です。
結婚してからお相手の事を深く知っていくため、普通のカップルよりも遥かに新鮮味のある新婚生活が過ごせるのです。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








