仲人の舘です。
結婚相談所では、多くの場合、交際期間を3ヶ月と定めています。
それを短いとか、邪魔な制約だとおっしゃる方も多いのですが、ここで一つ、勘違いしないでおいていただきたい事があるのです。
それは、結婚相談所は単なる恋愛を楽しむための相手を見つける場ではなく、結婚相手を見つける場であるという事です。
恋愛は全てが自由、その多くが0からのスタートですから、お互いの顔を初めて見るところから始まり、知り、理解し、納得しと、それなりの時間を必要とする事でしょう。
そして、その期間中にどこかで必ずお互いが結婚したいという意識を持たなければ話にならないのです。
けれど、お見合いという形で、ましてや結婚相談所に入会してお相手を探そうと言う方は、その結婚の意思がすでに固まっている事だけは確かです。
加えて、写真で相手の顔を見、プロフィールで相手の事をある程度知ってから初対面となるのですから、その時点でかなりの時短が実現している訳ですね。
ですので、私たち関係者に言わせれば、いいと思った相手の嫌な部分を見つけ出すために交際期間があるのだと考えていただきたい位なのです。
ならば、人間というのは、長所より短所の方が自ずと目に付きやすいものですから、3ヶ月もあれば、そこそこ結婚してもいいか悪いかは判断出来るはず。
それで迷うような相手には、やはり自分を引き留めるものが乏しいという事で、諦められた方がいい可能性は低くありません。
実際、長期間お付き合いしてゴールインというカップルは、この業界では少ないのが事実です。
仲人の舘です。
東海三県と言うと、静岡県・愛知県・岐阜県となってしまいますが、実は、その愛知県や岐阜県から太平洋側へ張り出している三重県も、立派な東海地方です。
という事で、今年神殿が新築され、神様がお引っ越しになった事で、益々御利益が高まったと言われている伊勢神宮。
地元ではお伊勢さんの相性で親しまれ、神様の総元締めとも言える天照大御神を奉った日本の神社の総本山とも言える存在ですね。
という事で、良縁を求めて伊勢神宮を参拝される方も多い事でしょう。
実際、今や伊勢神宮は東海地方随一のパワースポットとして、若い女性たちに大人気。
それこそ、男性は参拝されるだけで新たな出会いが芽生えるかも知れませんよ(笑)
ですが、皆さん、せっかく縁結びを期待して伊勢神宮を訪ねたのにも関わらず、立派な本殿だけを参拝し、後はお守りを買うだけで帰ってしまうという方が少なくありません。
確かに、伊勢神宮は大抵の願い事を叶えてくれますから、恋愛祈願も出来る事は出来るでしょう。
けれど、伊勢神宮で縁結びを願うなら、境内の片隅にある子安神社を参拝しなければ、その意味と効果が半減してしまうという事を知っておいていただきたいのです。
こちらの神社の由来を関連のブログやサイトから調べていただければ、その理由はきっと納得していただけるでしょう。
せっかくお出掛けになるのなら、ご利益をたくさん得てよいご縁に恵まれていただきたいものです。
仲人の舘です。
お見合い結婚は恋愛結婚に比べ、離婚率が低いと言われています。
実際、今や結婚も離婚も経験のうちという感じで、別れてしまうご夫婦が出ていますが、それでも、お見合い結婚の離婚率は10パーセント台でとどまっています。
恋愛結婚の離婚率は、もはや50パーセント近く、半分が別れているという事から比較しても、有終の美だと言わざるを得ないでしょう。
けれど、お見合い結婚の離婚率の低さには、それ故の柵みたいなものがあって、離婚したくても出来ないというのがあるのも、まぎれもない事実です。
やはり、第三者を介して知り合ったため、その人たちに悪いとか、離婚すると職場や地域で生きにくくなるというのもあるんですね。
そして、それを批判される方も多いのですが、私は逆に、だからこそお見合い結婚は素晴らしいのだと思います。
どんなに大恋愛をし、心の底から愛し合って結婚したとしても、相手の全てを知り尽くして結婚した訳ではありません。
となると、当然相手の全てを好きになって結婚した訳でもなく、どんな夫婦にも、長い年月をともにするためには、必ず不満が出て来ます。
それを時には個人の忍耐で、時には夫婦の協力で乗り切って行かなければ、一生連れ添う事など出来ないでしょう。
そして、もしそれが、容易に離婚出来る状況にあれば、辛く苦しい忍耐や協力などする事なく、楽な離婚を選択する事だって可能な訳ですよ。
でも、容易に離婚が出来なければ、自分たちで頑張る事を考えますから、それが肥やしになって、お互いの本当の愛が育っていくものだと思っています。
仲人の舘です。
婚活パーティーなどでは、やはり饒舌な男女がモテるのだろうと思いきや、これが案外そうでもないのです。
むしろ、あまりにも饒舌な方は、周囲が引いてしまい、誰からもお申し込みが入らないということもしばしばです。
特に、とにかく積極的にガンガン自己PRをするのは、少し考えられた方がいいでしょう。
厚かましいという印象を与えてしまったり、毎日一緒に生活するにはちょっと…と思われてしまうこともあります。
一方的に自己PRをするのではなく、きちんと相手に返球してもらえるだけの余裕を残したしゃべり方をする事がポイントなんです。
やはり、後々まで繋がる出会いというのは、最初にある程度興味が湧き、且つ、会話が成立する事がとても大事です。
ただし、インパクトが強すぎても人は関心を持ってくれませんが、インパクトが弱すぎても興味が高まりません。
ですから、ここだけは絶対アピールしたいという部分を決め、それをメインにした自己PRをされるといいでしょう。
婚活における上手な自己PRのコツは、関連のブログやサイトにもいろいろ紹介されています。
好かれるしゃべり方や嫌われるしゃべり方についても掲載されていますから、それらも一緒に研究されるといいのではないでしょうか。
仲人の舘です。
結婚相談所は成婚率も高いが、離婚率も高いのではないかと思われている方もいらっしゃいますよね。
確かに、私がキューピットとならせていただいたご夫婦の中にも、残念ながら、お互い別々の生活を選んだ方もいらっしゃいます。
けれど、一つ言い訳をさせていただくと、今は空前の婚活ブームです。
そのお陰で、結婚相談所に入会し、ご結婚される方も大勢いらっしゃいます。
ですが、国内はその経歴を問わず、空前の離婚ブームであるのも間違い事実です。
そのため、結婚するカップルも増えているが、離婚するカップルも増えているのは全体的な傾向であって、決して結婚相談所を介したからとは限っていません。
昔は私の元を訪ねて来られる方は、本当に切羽詰まった方が圧倒的多数でした。
年齢層も非常に高く、とにかく結婚して、すぐに子作りをしてというのが義務づけられていらっしゃったような方も少なくなかったのです。
ですから、中々離婚するのが難しいという事で、ある意味、お互い忍耐と協力の下、いつしか本当のご夫婦になって行かれました。
これはお見合い結婚においても言える事であって、だから離婚率が低かった事は否めないでしょう。
けれど、今は結婚を意識しながらも、昔の恋愛のように、自由奔放さを大切にされる方が目立ちます。
特に結婚相談所経由の場合、取り敢えずブームに乗って婚活し、いい人みたいだから結婚したけど、やっぱり駄目かなぁみたいな感じで離婚に至ってしまわれる方も若干ですがいらっしゃいます。
ですので、関連のブログやサイトを読んでいただいても分かっていただけるかとは思いますが、離婚するのは、決して結婚相談所経由だからだと思い込まないでいただきたいのです。
むしろ、恋愛結婚より離婚率が低いという統計も出ていますので。