
仲人の舘です。
私はこの道かれこれ長くやっていますが、「結婚相談所のアドバイザーだか、カウンセラーだか知らないけど、そんな事は、大の男がやる事じゃない」、「暇とお節介を持て余しているおばちゃんたちにやらせておけばいいんだ」と、開業当初はよく言われたものです。
確かに、今も昔も、男性よりは女性の方が得意とするジャンルでしょう。
けれど、この仕事に疑問や不満を持った事は、ただの一度もありません。
むしろ、誇りより何より、楽しいという思いをいつも持つ事が出来ています。
仕事というのは、とかく苦しいものなのが当たり前だと言う人もいますが、それは違うと思います。
私に言わせれば、それは仕事を上手に楽しめない人の言い訳でしょうか。
もちろん、日々吉と出る事ばかりではありませんし、むしろこの仕事は、どうも思うように行かない時の方が多いと言っても過言ではないでしょう。
けれど、それはそれで、じゃあ、どうやったらうまく行くのかをあれこれ考える事自体が私には楽しいんです。
「楽」というのはよく書いたもので、正に「楽しい」という人文字ですからね、楽しければ、どんなに辛い事も楽に感じるものなのです。
自分自身、これまでいろいろな仕事をやって来ましたが、どれも軌道に乗ると飽きてしまうのは多分、その事に気付かなかったからなのでしょう。
そして、それに気付けた事が、私が今、結婚相談所をはじめてよかったと思える事のナンバーワンです。

仲人の舘です。
条件的には合っていたけど性格や価値観が合わなくて、という理由でお見合いが流れてしまう事は珍しくありません。
元々お見合いの成功率はそう高いものではなく、更に人の性格を一言で現す事は難しいですからね。
せっかく相性が良さそうだったのに失敗してしまった、という時は思っていた事が実行できていない可能性があります。
それはなぜか、と言われると断定は難しいですが緊張のせいかもしれません。
緊張せず普段通りに振る舞えていればと…と言い訳する前に、解決法を探っていきましょう。
変に見栄を張って緊張を隠そうとすると、ますます焦りが出てきます。
はじめに、思い切ってお相手に打ち明けてみてはいかがでしょう。
お相手にだって少なからず緊張する部分はあるため、秘密を共有する事で落ち着いた空間が形成されます。
また、お相手に緊張を与えないようにする事が自分の緊張を解く事にも繋がってきます。
緊張した時は一見してわかりやすいため、こちらから話しかけるなどしてみましょう。
手に人という文字を書いて、というおまじないは昔から知られていますね。
実は手のひらの中心に緊張を和らげるツボがあり、何とか緊張を取りたい時はここを刺激してみましょう。
ツボを刺激して得られる効果の他に、一旦意識を別に向ける目的もあります。
落ち着いて考える時間が得られると、案外大丈夫だったりします。

仲人の舘です。
日本には、全国各地に縁結びのスポットが存在します。
近頃話題を集めている有名スポットと言えば、やはり出雲大社でしょうか。
遠すぎて行けないという方は、身近な縁結びスポットを探してみましょう。
神社と言えば、今では世界遺産でもある厳島神社の人気は凄く高いですね。
ここにも縁結びにまつわる話があるのですが、これに違和感を覚える方がいるかもしれません。
厳島神社の祭神様は宗像三女神と言われ、カップルで詣でると女神様が嫉妬して別れさせるという逸話がありました。
ところが現在では状況が変わり、男神を呼んで祀ったため縁結びの地となったとして話が広まっています。
かつて縁切りの地と聞いて参拝を躊躇った方は、改めて訪れてみるのも良いでしょう。
もちろんジンクスの類なので行って必ず別れるというものではありませんが、知って詣でる場合は偽薬効果が働いたのかもしれません。
厳島神社のような縁結びの由来を知ってから詣でると、より高い効果が得られると思いませんか。
知らずに詣でた場合だと、人から聞いた部分でしか意味を把握できません。
家から近ければともかく、せっかく遠出をして厳島神社へ行って縁結びの意味を知らないのではもったいないです。
メンタルが強く関係してくる部分だからこそ、効果を高めるものは積極的に利用したいですね。

仲人の舘です。
遺産の事で問題を抱えていても介護の事を考えると…という事でシニア世代の再婚が注目されています。
連れ子の親子関係に関する問題は解消されていても、次に出てくる問題は遺産相続でしょう。
ただ、それとは別に老後を一人で生きる事に不安を覚える方がほとんどではないでしょうか。
そういった目的から婚活をするシニアが出てきていますが、必ずしも結婚を最終目標とはしていないようです。
感覚的には、シニアの婚活はものすごく難しいことのように思われるかもしれません。
しかしニーズは確実にあり、また条件も若者の婚活に比べて緩い事が多いです。
それぞれ既に人生の大半を過ごしており、人生観が確立されています。
目的も、新たな生活を始めるというより終わりに向かってどう過ごしていくかという事なので気負いする部分が少ないのです。
シニアの婚活の目的は、パートナー探しとしている事が多いです。
籍を入れなくても、毎日を気の合う相手と過ごしたいという希望です。
歳を取って配偶者を亡くす事が現実的になってきた時、その後の人生を一人で過ごすのか、婚活をして相手を探すのかで選択肢が出てきたと言えるでしょう。
もっともニーズ自体はずっと昔から存在しており、今それが実行しやすい環境になってきています。
諦める前に、一度シニアの婚活を検討してみてはいかがでしょう。

仲人の舘です。
これから結婚をしようという方が、意味もなく妥協をしては仕方がありません。
ただし希望が、アイドル顔負けのルックスに、大会社の跡取りで、年収ウン千万というのでは、何様?的かもしれませんね。
結婚するにあたり、これだけは外せないという条件を挙げてみましょう。
もちろん高い理想を持つ事は悪い事ではありませんが、相応の要求をご自身にも求められます。
結婚相手に出会える確率を上げる意味以外にも、その結婚相談所へ登録するにあたって、候補となり得るお相手がどのくらいいるかを見る必要もあります。
良いと紹介されて訪ねた結婚相談所でも、理想のお相手像と合致する人が登録していなければ意味がありません。
せっかくですが、別の結婚相談所を検討する事を推奨します。
理想のお相手像を伝える意味としてもう一つ、自分の目的をはっきりさせます。
結婚に向けた活動をしていると、当初何を目標にしていたかを見失う事があります。
そこで、理想のお相手像を伝える事で自分に言い聞かせましょう。
理想のお相手像を伝えた後は、その情報をもとに対象者が出てくるのを待ちます。
そして、写真やプロフィールを見て、お見合いへ移行するかどうかを決めていきます。
結婚相談所での婚活は、このお見合いがスタート地点といっても過言ではありません。
このお見合いに繋がる道が理想のお相手像なので、下手に嘘をついたり、謙虚さを出しすぎたりしては意味がないのです。