
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
初めての結婚ではなく二度目もしくはそれ以上の結婚をすることを再婚と言いますが、入籍の手続きで再婚の違いはなんなのでしょう。
初婚と再婚の手続きの違いは、どちらかもしくは両方が再婚者である場合、再婚者を筆頭者にするか、新婚者を筆頭者にするのかの違いがあります。
ただ再婚する場合でも、婚姻届を提出する手続きや流れは、基本的に初婚と同じです。
再婚の場合、役所で提出する書類の記入欄で再婚を選択し、死別もしくは離別の区別と年月日を記すくらいです。
初婚での入籍と再婚のいずれも必要な提出書類は同じで、本籍地以外の役所に提出する際は戸籍謄本が必要になります。
戸籍謄本は本籍地の役所のみで発行されるものなので、遠方で取りにいけないときは、郵送で取り寄せましょう。
入籍と再婚の手続きは同じですが、新居に引っ越す場合や名字が変わる場合は、できるだけ速やかに手続きすることです。
日本では再婚の自由が認められていますが、女性が再婚をする場合に限り、再婚禁止期間が民法で定められています。
これは子供を妊娠していた場合の父子推定重複を避けるためで、再婚禁止期間は前の婚姻の解消もしくは取り消しから100日間です。
これまでは6か月間と定められていたのですが、平成28年の法改正で短縮されています。

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お見合い旅行は人気があり、ほかの婚活手段にはないメリットがたくさんあるからです。
定番になっているのがお見合いバスツアーで、婚活パーティーやお見合いなどと比べると、緊張感なく参加することができます。
お見合いバスツアーなら旅行も楽しめるので、リラックスしながら婚活に取り組むことができます。
会話の内容に困りにくいメリットがあり、一緒に巡った観光地の話をすれば、コミュニケーションが苦手な人でも自然と会話が盛り上がれるでしょう。
お見合い旅行の目的は婚活ですが、旅を楽しむことも目的の一つなので、行きたかった観光地や美味しいものを食べたいなど、楽しめる要素がほかにもたくさんあります。
また通常の婚活パーティーは長くても2時間程度ですが、お見合い旅行はほぼ1日一緒に過ごすので、お互いをじっくり知ることができます。
いろいろな参加者とじっくりと会話できるのがお見合い旅行の良いところで、一泊二日などの泊りがけなら、日をまたいで異性とコミュニケーションを図ることができます。
気になる相手とゆっくり親交を深めることができ、多くの時間を確保できるので、相手の人柄を判断するのにとても役立ちます。
旅行をすれば相手のいろいろな一面や言動をチェックできるので、結婚後の雰囲気や関係性もイメージしやすいです。
会話だけではわからない意外な一面が見えてくることもあり、一緒に過ごせる時間が長いので、自分に合った相手を見つけやすいでしょう。

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再婚といっても、基本的には初婚のときと何かが大きく変わるようなことはありません。
条件さえ満たせば、いつでもどこでも実行可能です。
その条件に関しても年々緩和されており、女性が被っていた不利も完全になくなる日が来るかもしれません。
初婚と比べたときに違いが出てくる点としては、子供がいるときの場合でしょうか。
必要な手続きがあるので、しっかりチェックしておきたいです。
再婚に際した連れ子関係での手続きというと、やはり養子縁組でしょう。
婚姻により新たな戸籍が作られ夫婦はそこに入り、子が誕生すればメンバーとして追加されます。
離婚したときに、子供は夫婦で作った戸籍に取り残される状態になるのです。
多くの場合は元夫と同じ戸籍に居続けるということになり、これにより相続権が発生しています。
しかし、戸籍が元夫のところにある状態だと、新たな養親との間に扶養義務が発生しません。
養育費という点から見れば良し悪しのようにも感じますが、大きな問題は相続権でしょう。
養子縁組には普通養子縁組と特別養子縁組とがあり、それぞれ特徴が異なるため状況に応じた最適な方を選択する必要があります。
子連れ再婚の場合は普通養子縁組を選ぶことが多く、手続きもそれほど煩雑ではありません。
最大の特徴は養子縁組届ですが、これも順に書いていくだけです。
証人2名を用意して、署名してもらうことだけは忘れないようにしましょう。

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親の再婚は子供にとっては複雑なので、本当の気持ちがわかるなら知った上で再婚したいものですよね。
再婚を考えたときに一番にひっかかるのは子供の気持ちで、その考えなしに再婚してしまうのは容易ではありません。
親にとって、子供が再婚を喜んでくれるのが願いであり、嬉しいと思って欲しいからです。
再婚に対して子供が抱きやすい気持ちで大きいのは、まずお母さんには幸せになって欲しいという想いでしょう。
基本的に子供は、疲れた顔をしていて、いつも大変そうな顔をしている母親をしっかり観察しています。
あえて言わなくても察知しているもので、子供はそういったお母さんに対するアンテナが鋭い生き物です。
お母さんにはもちろん幸せでいて欲しいし、何よりお母さんがニコニコしていることが、子供にとって大きな安心材料です。
子供が女の子の場合、知らない男の人は怖く、急に馴れ馴れしく近づいてくると戸惑ってしまいます。
再婚したい男性が見るからに優しさがにじみ出ているような人なら良いのですが、中には顔は怖いけど中身はすごく優しいという人もいます。
徐々に関わっていく中で子供の気持ちが変化することがあるので、決して焦らず、少しずつ知っていくことが大切です。
すぐにはもちろん慣れませんが、少なくとも子供が気を遣わないで素でいられる再婚相手を見つけたいものですね。
大切なのは、再婚しても何より子供のことが最優先だよ、と伝えていくことです。

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日本の離婚率は全体の30%にもおよんでいて、3〜4組に1組が離婚している現状にあります。
その内訳は、恋愛結婚の離婚率が40%、お見合い結婚の離婚率が10%などとも言われていて、最近ではお見合い結婚が見直されつつあります。
なぜ、そのような結果になっているのかというと、お見合い結婚は理性的に相手を観察できる特質があるからです。
恋愛結婚の場合、気持ちが燃え上がりすぎて、そのまま勢いで結婚するケースがよくあります。
その点、お見合い結婚は、まずは条件から入るので、理性的に相手を観察できるメリットがあります。
お見合い結婚は、最初から結婚が目的になっているので、結婚についての価値観など相手とじっくり話し合うことができます。
恋愛結婚のように、結婚した後でお互いの考え方の違いに気づくことが少ないのです。
また、お見合い結婚のカップルは平均年齢が高めで、大人同士のカップルは慎重に結婚を決める傾向があります。
第三者の意見も取り入れられやすく、お見合いでは仲人など第三者の意見を聞く機会が多く、そのことで冷静さを保つことができます。
お見合い結婚は、相手のすべてを知らないうちに結婚するのが特徴で、相手のことを深く知らずに結婚するので過剰な期待がありません。
冷静、慎重、理性的に遂行できるのが、お見合い結婚の良いところで、それらが離婚率を低くしている要因と言えるでしょう。